自由自律(日本国&仙台&東京)・千葉 潤(無所属、jchiba)のきょうのひとこと

「他人事」のようにコメントしていた元総理大臣やマスコミとは別の視点で政治関連の動きをコメント。

「『妄想』」(2017/5/16)

2017-05-16 15:13:44 | 政治・時事

きょうは2017/5/16(火)です。

「『妄想』」(2017/5/16)

『妄想』に お付き合いする お人好し 核戦争の 責任取れる?」-

相変わらず国際社会では北朝鮮の核兵器とミサイル開発の問題で波紋が広がっています。率直に言わせてもらうのならば、北朝鮮の指導者がいったいどんな「妄想」をして核兵器とミサイルを保有することによって自らの安全や体制が保障されるという「結論」を出したのかということが私には全く想像することができないのです。客観的に見れば、北朝鮮が核兵器とミサイルを保有することによって北朝鮮の安全や「体制」が保障されるようになる可能性は事実上ゼロではないかと私は考えています。それにもかかわらず、北朝鮮の指導者はなぜ「妄想」を繰り返すのか…。そしてなぜ北朝鮮の指導者の「妄想」をまともに取り合ってお付き合いしようとする「お人好し」が出てくるのか…。私にはとても理解できないことばかりが増えています。

繰り返しになりますが、確かに北朝鮮が核兵器を保有すれば、核兵器を持たない国に対しては軍事的に優位に立つことになるのだろうと思います。しかし、北朝鮮がひとたび核兵器を保有すれば、強大な核戦力を保有している超大国に対しては圧倒的に不利な立場に立たされることになるのです。もしも北朝鮮が核戦力の量と質で米国とほぼ対等の状態になることができる可能性があるのならば、核兵器とミサイルの保有によって北朝鮮の安全や「体制」を保障することができる可能性もゼロではないのだろうと思います。あくまでも念のために言っておきますが、たとえ北朝鮮がどれだけ多くの時間と労力をかけたとしても核戦力の量と質で米国とほぼ対等の状態になることは現実的にはあり得ない話なのです。そして核戦力の量と質で対等になることができなければ、核兵器とミサイルの保有は北朝鮮の安全と「体制」を脅かす最大の脅威になってしまうということに気づかなければならないのです。

以前も何度か書きましたが(→参考:2017/4/25付、2016/2/8付、2014/2/13付、2012/2/13付etc.)、かつての冷戦時代に米国と旧ソ連の間で核戦争が起こらなかったのは、一方が核攻撃に踏み切った場合には確実に核による反撃を受けて双方が破滅する「相互確証破壊(MAD)」「恐怖による均衡」などと呼ばれる状態が成り立っていたからであると考えられていたはずです。もしも北朝鮮が旧ソ連のような広大な国土と強大な核戦力を持っているのならば、核兵器やミサイルは北朝鮮の「体制」を保障することができるのだろうと思います。しかし、たとえ北朝鮮がどれだけ無理を重ねたとしても米国による核攻撃を完全に封じ込めることができるだけの十分な核戦力を整備することは不可能なのです。北朝鮮は旧ソ連のような国になることができる現実的な可能性はほぼゼロなのです。人類が滅亡の危機を何度も乗り越えてきた冷戦時代の実体験を持たない愚かな指導者に歴史の教訓を学ばせる必要があると心から思います。

北朝鮮の指導者に「妄想」を繰り返させれば繰り返させるほど核戦争の危険性は確実に高まっていくということをあえて指摘しておく必要があります。核兵器とミサイルの保有とそれらを使用する意思を放棄しようとしない北朝鮮が核兵器とミサイルを保有しているということは、核戦争が現実のものになる危険性が極めて高いという状況を意味しているのです。そして北朝鮮の核兵器とミサイルの数が増えたり性能が向上したりするということは核戦争の危険性がさらに高まるということを意味しているのです。北朝鮮が核兵器やミサイルを保有し続ける限り国際社会が安定するということはあり得ないのです。米国が北朝鮮を「先制攻撃」して脅威を完全に取り除こうとする可能性だけではなく、自らの安全を守るために核兵器とミサイルの保有を目指す国が続出する危険性も高まっていくのです。北朝鮮の指導者の「妄想」にお付き合いする「お人好し」は核戦争が発生した場合の責任が取れるとでも言うのでしょうか? きょうのところはこれ以上の深入りは避けてこの問題についてはまた取り上げることにします。

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