「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

真夏向きの「オーディオ スタイル」

2017年07月18日 | 独り言

月に一度来る電気料金支払明細書を見ながら家内がつぶやいた。

「アラッ、どうしたのかしら。今月は電気代が安くなってるみたいよ。」

もし「電気代が高過ぎる」なんて言われると、どうせ最後はオーディオのせいだと決めつけられるのがオチなのでその場を逃げ出すしかないが、「安い」となると話は別だ。

「ど~れ、チョット見せてみろ」というわけで、明細書を見てみるとたしかに毎月17000円程度だったのが14000円くらいになっている。

「さあ、どうしてかなあ。心当たりがないけどなあ。」と、すっ呆(とぼ)けておいた。

実は思い当たる節が大ありなのだ(笑)。

二つの理由があって一つは5月初旬に買い換えした液晶テレビのおかげだ。12年前のテレビと最新型のテレビとでは省エネ技術の進歩で大きな違いがある。「毎日が日曜日」の人間はテレビのスイッチを入れる時間がかなり長いので効果が大ありなのだ。

もう一つの理由だが、おそらくこれが本命だろう。

2か月ほど前からワディア(アメリカ)のDAコンバーターをお蔵入りさせて「dCS」(イギリス)のDAコンバーター1本に絞り込んだ効果が出たようだ。

このワディアは電源スイッチが付いておらず、1日24時間ず~っと電源を入れっ放しという代物である。

             

電源を切ったり入れたりすると内部のコンデンサーなどが傷むし、それに冷え切った状態からスイッチオンすると本来の性能を取り戻すのに半日以上かかるという触れ込みだったので、いかにもアメリカ風のおおらかな大量消費の産物だと思いつつ、指示通りに使ってきた。

音質には満足していたが、後発の「dCS」にはさすがに及ばなかったのでこの程お蔵入りとなったものだが、常時通電状態ともなると電気代もバカにならなかったようだ。

チョットみみっちくなるが試算をしてみると、およそ20年間使ってきたので1か月の電気代が低めに見積もって1500円として年間では18,000円、それが20年だと360,000円にもなる。ちょっとした真空管アンプが買えるほどだ。

こんなことが家内にバレると絶対にプラス材料にはならないので内密にしておいたというワケ(笑)。

ところで、このたびこのワディアを知人に頼んでオークションに出品してもらったところ落札価格が31万円だった。購入価格に及ばなかったのはもちろんだが、電気代の36万円さえも回収できなかったことになる。

20年間の楽しみ賃と思えば、ま、いっか・・・(笑)。

そもそもオーディオ愛好家に電気代を意識しろといってもまったく無理な相談だが、やはり積もり積もればバカにならないので、大きな消費電力を要するオーディオ機器ともなるとどんなにいい性能であろうとチョットためらいの気持ちが生まれる。まあ、自分だけかもしれないが。

たとえば、その昔あこがれの的だったパイオニアのA級アンプ「M5」(モノ×2台)だが、現在でもオークションにときどき顔を見せる。とても旧い製品だし当時と違って結構手が届く範囲の価格帯なのでヤル気になれば落札してもいいのだが、このA級アンプの消費電力が半端ではないのだ。

2台合わせると10A程度の大飯喰らいなので、真夏なんかに家じゅうの2~3台のエアコンと併用すると大元のブレーカーがガタンと落ちる危険性がある。

そんな心配までして音楽を聴く気にはなれないのでやむなく見送っているのが実状だ。

ほかにもマークレヴィンソンなどの大型パワーアンプなどは大出力で鳴らすと部屋の照明が暗くなるといった武勇伝を聞かされると、もう音楽鑑賞どころではない。こういうケースでは「専用の電柱」の出番といったところだろう。

さて、いよいよタイトルにある本題に入ろう。

九州地方は集中豪雨が去った後はメチャ暑くなって連日30℃越えの猛暑へ。

こう暑いと「真夏向きのオーディオ スタイル」へと、様変わりになる。

何しろ朝っぱらからエアコンの世話になるのは不健康だし、その一方、窓をすべて開放するとなると、隣近所や見ず知らずの通行人に配慮して大きな音は出せない。

これまで「音が大き過ぎる」と文句を言われたことは一度もないが、ご好意に甘えるわけにもいかない。

したがって、日中は比較的小さ目の音量で済む「AXIOM80」を活用している。「WE300B」(1951年製オールド)シングルアンプが奏でる音楽はまことに素晴らしい。

音の彫琢の見事さ、音色の美しさに陶然として「もうこれで十分だ。何も要らない。」と、「うわ言」のように繰り返す。

これが17時以降となると話はコロッと変わってくる。

運動ジムで一汗流して帰ってきてから、冷えたビールをグイッと一杯。エアコンを入れて完全に窓を閉め切ってから、いよいよ大型システムの出番だ。

今度は日中とは打って変わって大音量で聴くのだが、相手のスピーカーシステムは「JBLのD130+裸のAXIOM80」(2ウェイ)で、低音用に使うアンプはこの程新装なった「2A3シングル」、高音用には「171」(トリタン仕様)シングルという「黄金の組み合わせ」だ。

              

豊かな情報量と雄大なスケール感を堪能しながら「やっぱりオーディオのとどのつまりは低音域の再生にかかっているなあ。この音はAXIOM80単独では絶対に無理なんだよねえ。」と、これまた「うわ言」のように繰り返す。

まるで時計の振り子のようにこういう「大きな振幅」が日中と夜とで交互に繰り返されている。

これではまるで「ジキル博士とハイド氏」のような二重人格者だと云われても仕方がない!

ちなみに「ハイド」の訳語は周知のとおり「覆い隠す」という意味なので、表向きの顔は「ジキル博士」であり、隠された裏側の顔が「ハイド」氏とされている。

我が家の場合、ジキル博士はいったいどちらのシステムに該当するんだろう?

当の本人にも判定のしようがないのだからまことに困ったことだ(笑)。

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