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【尖閣国有化】中国、対抗措置を示唆 背景に制御不能の愛国主義

2012-09-06 00:43:20 | 領土
【尖閣国有化】中国、対抗措置を示唆 背景に制御不能の愛国主義

2012.9.5 21:19


【北京】中国外務省の洪磊報道官は5日の定例記者会見で、日本政府が沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の地権者と売買契約を締結することについて、「中国は現在、事態を注視しており、国家の領土主権を守るために必要な措置を取る」と対抗措置を示唆し、対日強硬姿勢を印象付けた。

洪報道官は「日本は甲午戦争(日清戦争)のさなかに主権を要求し、違法な手段で盗み取った」などと独自の歴史認識を展開。
国営新華社通信も「強盗」と表現した。

洪報道官はさらに、「国有化を進めることで中国の民族感情を害した。日本は両国関係をどこに向かわせようとしているのか?」と全ての責任を日本に押し付けた。

丹羽宇一郎駐中国大使の公用車襲撃事件で、中国当局は日本国旗を奪った男2人を5日間の行政拘留処分にして早期終結させた。

軽い処分は、男らを英雄視する国内世論にも配慮したとみられる一方、日中関係のさらなる悪化を避けるため、事態の沈静化をはかったともされている。

しかし、日本政府による売買契約の話が流れると、インターネット上では、「中国政府よ、本州、四国、九州、北海道、沖縄を競売にかけよ」「釣魚島を血に染めろ」といった意見が殺到。
「戦争しないことは弱気を意味しない」と冷静な対応を求める意見が批判を浴びるなど、ゆがんだ愛国主義は制御が効かなくなりつつある。

共産党指導部の交代を間近に控え、当局は国内の安定を最優先させている。
そのためには、これまで以上に対日強硬姿勢を装う必要が出てきた。
「行動」を求める声が高まってくることも予想される。

尖閣問題の長期化により、中国の対日政策は負の連鎖に陥っている。


2012.9.5 21:19

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120905/chn12090521200007-n1.htm
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