怒涛の取材&ライヴ週間となっている。月曜日は19時から作・編曲家の中島ノブユキに「YMO体験と新作について」拝聴し、火曜日は15時からピアニストの大石学と再会して新作『TOSCA』の制作舞台裏を聴き、昨日はやはり15時から「デビュー盤秘話」を南 博自身に語ってもらい、本日は13時から藤原大輔と「quartz-headの3部作について」歓談したあと、一時帰宅してこれを書いているのだが、じき日が暮れたら西麻布のスーパー・デラックスに向かうといふ流れは昨日と同じ。そう、昨晩から(11月まで3ヵ月連続で敢行される)『JazzToday2007』が同空間で初日を迎え、スタートしたのである!
初日の昨晩はプリペアードピアノの生演奏に触れるといふ(おそらく/かなり)希少な眼と耳の体験を堪能した。連日の出演ミュージシャンと本日以降の内容の詳細については、JazzTodayのサイト(www.jazztoday.jp/)を参照してほしいのだけれども、昨晩のような音楽的“未知との遭遇”をしてしまふとやはり「観ないと損よ!」といふ我田引水な常套推薦句をつい記したくなってしまうもの。今年の、といふか今年も、と表現すべきか、JazzToday2007の演目はかなりヘン…だって5日間に渡る初っ端の9月編、通称「ピアノ・ナイト」の初日(昨晩)と最終日(9日)は「ジョン・ケージ作品の演奏」と「ケージのプリペアードピアノセッティングによる」コレクティブ・インプロヴィゼーションですからね…ナンじゃ、そりゃ!? と、反応する方のほうが大勢だろう。
じぶんもこれまで高橋悠治のCDで触れた程度で、そのような「生演奏」を鑑賞するのは初体験の一夜だったわけで。演奏開始当初の率直な感想は「なんだか秋竜山描くところのチャカポコチャカポコのような響きであるなぁ…」といふユーモラスにしてシュールでキュートな耳障りであった。中川賢一が紡ぎだすケージ作品の触感はどこか遠近が曖昧で、氷上を滑走しこれから離陸する鶴の脚元をオペラグラス越しに凝視しているかのような、といふか、それでいて「この世の森羅万象には喩え難い」ような響きにも聴こえ、とても面白いひとときを過ごした次第。上手く言えないが正直、「東京で音楽を聴く」特権のような満足感をひさしぶりに覚えた。同じ中川賢一は今夜、バッハ、ラヴェル、ドビュッシー、リストを弾く。これからでも間に合う、読んで心騒いだ方はヒルズ横の地下空間へ急げ!
初日の昨晩はプリペアードピアノの生演奏に触れるといふ(おそらく/かなり)希少な眼と耳の体験を堪能した。連日の出演ミュージシャンと本日以降の内容の詳細については、JazzTodayのサイト(www.jazztoday.jp/)を参照してほしいのだけれども、昨晩のような音楽的“未知との遭遇”をしてしまふとやはり「観ないと損よ!」といふ我田引水な常套推薦句をつい記したくなってしまうもの。今年の、といふか今年も、と表現すべきか、JazzToday2007の演目はかなりヘン…だって5日間に渡る初っ端の9月編、通称「ピアノ・ナイト」の初日(昨晩)と最終日(9日)は「ジョン・ケージ作品の演奏」と「ケージのプリペアードピアノセッティングによる」コレクティブ・インプロヴィゼーションですからね…ナンじゃ、そりゃ!? と、反応する方のほうが大勢だろう。
じぶんもこれまで高橋悠治のCDで触れた程度で、そのような「生演奏」を鑑賞するのは初体験の一夜だったわけで。演奏開始当初の率直な感想は「なんだか秋竜山描くところのチャカポコチャカポコのような響きであるなぁ…」といふユーモラスにしてシュールでキュートな耳障りであった。中川賢一が紡ぎだすケージ作品の触感はどこか遠近が曖昧で、氷上を滑走しこれから離陸する鶴の脚元をオペラグラス越しに凝視しているかのような、といふか、それでいて「この世の森羅万象には喩え難い」ような響きにも聴こえ、とても面白いひとときを過ごした次第。上手く言えないが正直、「東京で音楽を聴く」特権のような満足感をひさしぶりに覚えた。同じ中川賢一は今夜、バッハ、ラヴェル、ドビュッシー、リストを弾く。これからでも間に合う、読んで心騒いだ方はヒルズ横の地下空間へ急げ!
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