日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース 2014年10月17日

2014-10-17 09:53:35 | 日記
日本ユーラシア協会広島支部ニュース 2014年10月17日
【第64回ロシア語能力検定公開試験が実施されました。】
検定は10月11日午前2級、11日午後4級、12日午前1級、12日午後3級の日程で行われました。
次回65回より受験料が改定(値下げ)される予定です。

【 「戦争をさせないヒロシマ集会」が開催されました。】
10月4日(土)広島文化学園HBGホールで<主催>戦争をさせないヒロシマ1000人委員会、<協カ>広島県9条の会ネットワークで開催されました。
《プログラム》
オープニングステージ広島朝鮮初中高級学校舞踊部・コーラス部、開会(14:OO)司会竹原陽子さん、開会あいさつ山田延廣さん(弁護士)、スピーチ大江健三郎さん(作家)、集会アピール角田大河さん(大学生)、閉会あいさつ宿口俊一さん(弁護士)
[写真は大江健三郎さん]
[以下に集会アピール。]戦争をさせない、生命(いのち)をおろそかにさせない
 安倍晋三首相は、7月1日、憲法を破壊するに等しい行為に踏み込みました。自衛隊が海外でアメリカ軍とともに武カ行使できるようにするため、集団的自衛権の行使を認める閣議決定を行いました。
この閣議決定は、内閣だけの判断で、憲法の解釈を勝手に変更するもので、憲法第99条に定める尊重義務に違反するだけでなく、総選挙など国民の意思を問う手続を取ることもなく、国民主権を無視し、権カに縛りをかける「立憲主義」を否定するものです。これに対し、全国各地から、閣議決定に対して抗議と撤回を求める声が上がり、「安倍政権はノー」の声へと広がっていきました。
 また、安倍政権は、福島原発大事故がいまだに収東せず、放射能汚染のコントロールもできないまま、自然や人間の健康に悪影響を与え続けているにもかかわらず、鹿児島・川内原発を手始めに次々と原発を再稼働させようとしています。この施策は、私たちだけでなく、子どもや孫、これからの世代の命と健康を守ることと全く相容れないものです。さらに、昨年末に多くの反対の声を無視して強行採決をした秘密保護法を、来る12月10日に施行するべく、この10月10日にも運用基準、施行令、政令の閣議決定をしようというのです。この秘密保護法は、公務員だけでなく多くの国民の目と耳をふさぎ、マスコミを通じての知る権利を制約することで、戦争へと向かう国の施策への批判を封じ込めようとしていま
す。この秘密保護法を強行する動きは、NHKを内部から操縦し、朝日新聞を外部から攻撃して、国家権カによるマスコミヘの直接介入によって、政府への批判的な報道を押さえ込むことと繋がっています。
 今、沖縄では、在日米軍新基地建設のため辺野古の埋立てをしゃにむに強行しようとしています。武器輸出の禁止を撤廃して軍需産業の育成を図り、自衛隊へのオスプレイの配備などの軍備体制の整備が進められています。労働法制の改悪、社会保障制度の切り下げ、消費税の増税、農業や医療などの切り捨てとなるTPPなど、市民生活を破壊する問題だらけできりがありません。
これら全体の問題に対して、「戦争をさせない」、「生命(いのち)をおろそかにさせない」という思いを持つ人々の抵抗の輪を作るために、被爆地ヒロシマに大江健三郎さんを迎えることができました。「戦後の精神」とは、沖縄、広島、長崎で戦争に対して反対の声をあげ、抵抗してきた人々の生きざまにこそ体現されてきたのではないでしょうか。
 福島県の知事選挙、沖縄県の知事選挙という重大な選択の場があります。これからも私たちが輪を繋げて行動する場がいくらでもあります。今日のこの集い成功のカを、明日から幅広い草の根のカにつなげましょう。憲法9条を高く掲げ、飢餓と貧困、差別と暴力、そして戦争のない世界をめざし、自然ととともに生きる社会をつくりましょう。
 日本国憲法の保障する、集会・デモ・言論・表現の自由を使い、みんなの知恵とカを集めてこの危機を乗り越えるためにカをあわせましょう。
                  2014年10月4日「戦争をさせないヒロシマ集会」参加者一同

【国際交流・協力の日2014に参加します。】
2014年11月16日(日曜日)10時~16時 
広島国際会議場と付近の平和大通り
・国際協力バザー ・ひろしま国際村~世界の屋台に参加します。
「日本ユーラシア協会広島支部」の看板が目印です。

【講演会の案内】
10・26反「原子力の日」広島集会
島根・伊方原発は廃炉に、上関原発は建設するな STOP!川内原発の再稼働
《講演》藤田祐幸さん(物理学者・元慶応大学助教授)が語る「再稼働を止めて、原子力の終焉へ」
10月26日(日)13時30分~16時00分
資料代 500円
広島市青少年センター(広島市中区基町5番61号 082-228-0447)
13:00 開場
13:30 開会あいさつ
      藤田祐幸さん講演会
14:50 休憩 
15:00 報告
 ◎川内原発再稼働の現地報告
 ◎福島の避難者から
 ◎広島周辺の原発状況
16:00 アピール採択、閉会あいさつ 
16:30 パレード出発
 まるで福島第1原発事故がなかったように、政府は川内原発の再稼働を容認し、急速に原発に回帰しようとしています。しかし、原発事故の真相も明らかにしないまま、フクシマを忘れることはできません。
再び原発を運転すれば、その保管管理に10万年も費すといわれている使用済み核燃料はさらに溜まり続けることになり、地震列島日本で巨大地震が起きれば原発震災は免れず、我々は放射能にまみれることになります。東日本大震災で誰しもが目にしたことです。
 加えて川内原発は火山に囲まれ噴火が心配されます。川内原発の再稼働を許せば、島根原発・伊方原発の再稼働、上関原発建設計画の推進へと、舵が逆戻りしかねません。
 今、原発稼働ゼロで困っていません。「、核の恐怖」に怯えるのなら黙っていることはありません。「原発NO!」「STOP!川内原発の再稼働」の声を挙げましょう。
 今必要なのは、原発を止める勇気、ノーモア・フクシマの10・26反「原子力の日」の行動です。最初となる川内原発の再稼働を止めましょう。
呼びかけ団体
●さよなら原発ヒロシマの会 連絡先:難波健治(090-4650-1208)
●上関原発止めよう!広島ネットワーク連絡先:木原省治(082-922-4850) 賛同団体(省略) 

【講演会案内
】~福島原発事故と私たちの健康を考える~中地重晴教授講演会
 福島原発事故が起きて3年以上が週ぎましたが、手どもたちの甲状腺癌の増加のニュースなどが伝えられ私たちはまだまだ不安の中にいます,
 そこで、重金属、放射能、ダイオキシン等の環境汚染を広く調査、研究していらっしゃる、中地重晴教授の講演会を行うことにしました。
マスコミだけでは知りえないお話しをたくさんうかがうことができると思います。
 講演後、福島県・周辺の避難者の「今の思い」等、お話をうかがい、自由な話し合いの時間を持ちます。私たちが環境汚染にどう立ち向かうか、今後の活動に活かすヒントがたくさん頂けると思います。また福島の方が撮った写真やメッセージも展示します。資料代:500円
◆日時=2014年10月19日(日)2時~4時半
◆場所:広島市まちづくり市民交流プラザ6階マルチメディアスタジオ(広島市中区袋町6-36)
◆講演:中地重晴 熊本学園大学教授 
◆主催:ボイス・オブ・ヒロシマ082-892-3386(ますだ)

【呉支部より】
第2回ロシア民謡を歌う会
と き:10月19日(日)午後4時~午後5時30分
ところ:ガレンホール(呉市中通 2-1-24 ガレンビル3階)
会 費:500円(飲み物は各自)
歌う歌:ロシア愛唱歌集「黒い瞳から百万本のバラまで」山之内重美著(企画・編集=ユーラシア研究所・ブックレット編集委員会、600円+税)の中の曲を、ロシア語または日本語で歌います。それ以外の曲をリクエストされる場合は予めご連絡ください。連絡先/日本ユーラシア協会呉支部
藤井(Tel 080-5610-9751)
〒 737-0045 呉市本通 6-3-12-203 桝井芳郎方 (Tel/Fax 0823-22-6572)

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ~福島原発事故と私たちの健... | トップ | イベント情報 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事