清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

縄文時代からの贈り物。大切にし、伝承したい。
奥深き山郷から自然豊かなリポートをお送りします。

清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

2016-11-24 08:09:15 | 自然とともに
   「命をかけている」 
 ご自分の仕事に命をかけているという御仁がいる。

日頃拝見していると、農作業には熱心だが、世間との交わりが少なく
ボランティア活動はゼロに近く、ひたすら俯いて働く感じである。

 少しお気の毒に思うがご本人は至って平気で、暇あれば地域内を走り
まわり、いろんな噂話(いい加減なもの)をばらまいて、ご自身の創作話と
金の話で一日を潰しているという。

 家庭は時間的にゆとりもあるようで、テレビのみが唯一の娯楽と情報源
であるのでかなり偏った世界観を持っている。

 公共性の作業やボランティア活動は出来るだけ避けるが、自身の農作業
には狂ったように精をだす。

 ま、自己中心的ではある。
 残念ながら交わりを避けるので一度や二度お誘いしても、あまり面白く
ないということで可哀想にお誘いする人もいないようである。

都会人の言う「百姓」そのもので、人と交わらなければ得るものもなく、
「世間知らず」が、ますますもの知らずになってしまわないかとご心配
申し上げる。

 ひところ
「パソコンをやりたい」「写真をやりたい」というので、カメラやパソコンの
「基本とメールとブログくらいならいつでも教えてあげる」と申し上げたが、
ハードに掛けるお金が惜しそうであった。
 「通販なら3万円で買える」と教えたが、それもダメなのは何だったのか。

 投稿者も多くの先輩方に少しずつ教えていただいたので感謝をしているが、
知り得た知識を次世代に伝えてゆくのも私達の課題であると思っている。
 そのようなことに「命を懸けられれば」いいなとも。
 

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