清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

縄文時代からの贈り物。大切にし、伝承したい。
奥深き山郷から自然豊かなリポートをお送りします。

清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

2017-06-05 05:26:02 | 自然とともに
 山椒の良き収穫方法を  
 先日のUの字のようなのは例外として、普通の方が普通に収穫すると
なると、ご自分の爪で採取する方と収穫爪を用いるのが一般的です。

 中には特殊な方法で収穫する「遊び半分」の方もいます。
これには人並みの賃金をお支払するには少しためらいます。
 一日中ぺちゃくちゃと話ばかりする方には閉口します

 喬木ゆえにどうしても、脚立を用いることになりますが、これを
嫌う方がいます。しかし、山椒は自分の「みぞおちから腰の高さに」
山椒の房がくるのが一番収穫しやすいようです。

 そのために脚立を用いるのですが、これが思うようにゆきません。
何度も掛け直しをするとそれだけで一日が終わるかも知れないので、
脚立利用も大きなロスが生じます。

 かといって高い位置の山椒を収穫するにはどうしても避けられない
手段でもあります。
 ベテランは、一回で的確に脚立を立てますが。

 山椒の木に沿うようにして収穫するのが理想で、無理やり引き
寄せたり引き下げると「デリケートな木」に負担がかかります。

 あくまでも山椒の木に負担を掛けない状態で収穫すると来季も
良い実が実ります。山椒の木を可愛がってやって下さい。

 葉っぱの取り込みについては諸説ありますが、出来るなら葉っぱを
取り込まないことです。なぜなら秋までの時期に炭酸同化作用が
どれだけできるかが来季の収量に影響するからです。

 この光合成の何たるかを知らないで農業を営む方もいないでしょうが
これは大変重要で、問題は簡単に片づけられません。