中学校国語教師のだらだらブログ

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名づけられた葉 指導案

2017-02-23 09:00:05 | 国語授業
中学一年
詩、名付けられた葉の授業、指導案



『名づけられた葉』  新川 和江

ポプラの木には ポプラの葉
何千何万芽をふいて
緑の小さな手をひろげ
いっしんにひらひらさせても
ひとつひとつのてのひらに
載せられる名はみな同じ <ポプラの葉>

わたしも
いちまいの葉にすぎないけれど
あつい血の樹液をもつ
にんげんの歴史の幹から分かれた小枝に
不安げにしがみついた
おさない葉っぱにすぎないけれど
わたしは呼ばれる
わたしだけの名で 朝に夕に

だからわたし 考えなければならない
誰のまねでもない
葉脈の走らせ方を 刻み(きざみ)のいれ方を
せいいっぱい緑をかがやかせて
うつくしく散る法を
名づけられた葉なのだから 考えなければならない
どんなに風がつよくとも




詩は少し苦手(◞‸◟)

しっかり考えてから臨まないと、解釈の押し付けになってしまう。

頑張ろう!




今回は空欄設定法の原文比較型というものを使ってみよう!

岡山県のセンターの先生が書かれた論文参考に。

この前の日曜日に岡山県のセンターへ行ったばかりなので、何となく親近感。

人力車にも初めて乗った。

この場合は教科書を見せずに授業を進めなければならない。

生徒に事前に告知しておこうと思う。




空欄設定法

教材に空欄を作り、生徒に考えながら埋めさせていくやり方。




原文比較型

詩や物語の一部を隠し、何と書かれているか想像しながら記述させる。

作者の立場に立って学習を進められる。

記述後、原文と比較することで、

なぜ作者はこのような表現をしたのか。

自分との違いは何か

といった深い読解につながる。




原文発展型

原文自体に空欄を作るのではなく、書かれていない部分を空欄ととらえて想像させる。

物語なら前編や後編、詩なら続きを書かせる活動に当たる。

原文の表現を手がかりに創作していくことになる。

書き手の表現意図をとらえながら進めることができる。




めあて
「表現技法に着目して読解したり、詩を創作したりする活動を通して、詩に込められた作者の思いを理解することができる」

単元を貫く言語活動
「詩に表れた作者の思いや考え方を受け取り、第三連を作ってみよう」



授業の流れ

①プリントの配布(空欄を設定したもの)
デジタルテレビの準備(テレビには第三連を抜いた詩を提示しておく



②音読
追いかけ読み
全体読み
全体を半分に分けての交代読み
ペアで交代読み
全体読み



③学習課題の提示

「表現技法に着目して詩を読解することで、作者の思いや考え方を受け取ろう。」



④表現技法に着目しながら一連、二連を読解する。(なぜ発問を中心に)

擬人法「なんで人間に例えるんだろう。緑の葉っぱが揺れていて、ではだめなの?」
→人間も葉っぱも似た者同士だということを伝えたい
比喩「なぜ自分のことを葉っぱに例えているの?」
→葉っぱに例えることで、一連の内容と繋げている
対比「言いたいことは第二連のわたしのことだよね。第一連はいらないんじゃない?」
「なぜ作者は葉っぱの話を持ち出したんだろう。」
→葉っぱと似ているんだけど、人間は個性を認めてもらえる
倒置法「わたしは呼ばれる わたしだけの名で 朝に夕に と、なぜ入れ替えているの?」
→名前を呼んでもらえるのだということを強調。
自分が掛け替えのない存在だということを伝えたい。



⑤作者の思いや考え、私達に伝えたいことを考える

個人→ペア→全体→個人
※個人で考える時は記述させる
ペアや全体で話し合うときは赤ペンを持ち、参考になった意見を書き込ませる



⑥作者が伝えたかったことをもとに、第三連を創作する

個人→ペア→全体→個人



⑦完全版の詩を配布し、自分の作品と比較する



⑧気づきや新たに感じた、深まった作者の思いについての考えをまとめる。
(終わり)
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