長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

野田佳彦総理誕生

2011-08-30 12:18:18 | 民主党
一回目、決選投票、共に野田候補に投票した。

激動の数日間だった。樽床伸二率いる青山会において、本人の不出馬を受け、土曜日の早朝に青山会若手数名で、野田大臣にお目にかかり、下足番で選挙のお手伝いをさせて頂きたい旨を伝え、選対で花斉会の皆さんと汗をかかせて頂いた。

何故、「増税路線イメージ」の野田候補陣営に入ったのか?地元から沢山のご連絡を頂いた。土曜日朝一番にご本人とこの辺りいろいろな意見交換をさせて頂いた。財務大臣等立場にあり財務省組織内議員と揶揄されることは仕方がないだろう。行革を成さずして増税は有り得ないこと、経済成長が前提の財政再建であるということ、デフレ脱却が前提であることは確認できた。問題は時期である。これは、私がグループから見ればよそ者ではあるにせよ、選対の末席を汚させて頂いていることは事実で、今後党内からグリップできると判断した。同じ思いを持っているメンバーも半数以上いたからだ。加えて、野田候補は保守勢力からも保守主義者であると認識されている。靖国のA級戦犯合祀については、私と同じ認識をお持ちの方である。※参考・所謂A級戦犯について。当然、人事の中では、保守主義者ばかりを選ぶことは出来ないだろう。場合によっては、全く違う根っこの方を選任する可能性は大いにある。だからといって、似非保守呼ばわりをするならば、それは乱暴な議論であると思う。世の中、一本には纏まらない。

確かに消極的な選択だったかもしれない。東日本大震災から復旧復興の為に一刻の猶予もならぬ。ねじれの中で法案を審議し、成立させなければならない。国会の円滑な運営が全てである。ならば、ご本人、ならびにその支援者には大変失礼ながら、「政治とカネ」で攻撃されるような材料を野党に与えてはならぬっ、と考えると、野田候補しかなかった。野田候補もその心配はないかと云われれば、それはわからない。

「どじょう演説」は純粋に心に響いた。私も「凡人魂」を訴え、今もその気持ちは変わらない。加えて、心に響いた「思わせではなく思いで、論破ではなく説得で、下心ではなく真心で」という言葉を信じていきたい。

本日1時からの本会議で野田佳彦総理が誕生する。国会も明日で閉会。頭を地元に切り替えていく。


コメント (113)
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