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※尚、回答につきましては本年8月31日までに、FAXにて頂けますようお願いいたします。

2017-10-16 22:04:57 | tweet




 また、本年6月17日、都知事は築地市場においでになり、豊洲新市場の土壌汚染問題について「無害化(東京ガス操業由来の汚染物質は全て環境基準以下にする)」が未達成である事について謝罪をされました。しかし、今回発表された『基本方針』や「市場のあり方戦略本部」「関係局長会議」では、専門家会議の提言を実施した上で「豊洲市場への早期移転に全力で取り組むこと」となっています。
 あらためて申し上げるまでもなく、「東京ガス操業由来の汚染物質は全て除去」は都議会の付帯決議であるだけでなく、私たち築地市場の関係者・消費者との「約束」でもあるのです。もちろん「約束」の内容が永久に変更できないということではありませんが、「約束」の内容を変更する場合、「約束」した相互の合意がその前提となります。
 今回、都知事は謝罪はされたのですが、「約束」の内容について変更の申し出はなく、また合意の手順も踏まれておりません。とうぜん、今の時点では前の「約束」が生きているものと私たちは考えますがいかがでしょうか。

 そしてもう一つは「責任」の問題です。小池都知事の就任以来、市場問題プロジェクトチームや、再開された専門家会議などの検証で、これまで隠されてきた多くの問題が明らかにされました。これについては「延期」の決断とともに深く感謝をしております。しかし、それら問題の責任の所在についてはどうでしょうか。必ずしも明らかになったとは言えないのではないでしょうか。
 例えば長年に渡って東京都は「4.5メートルの盛り土があるから安全」と私たちに説明してきました。しかし皆さんご承知のように、約束の盛り土はされておらず、それ故に豊洲新市場の環境は専門家会議で「将来のリスク」については“ある”という評価になっています。この責任は誰にあるのでしょうか。少なくとも私たち築地市場の関係者の責任ではありません。しかし、今回都知事が発表された『基本方針』では一定の追加対策は行うとされているものの(市場会計から支出される)、結局は市場関係者に我慢をさせる事で解決を図ろうとしておられます。そして将来のリスク、コストについても、このままでは市場関係者が負うという事になるのではないでしょうか。
 土壌汚染の問題だけではありません。物流や施設・設計、交通アクセス、環状2号線など問題は山積し、そのために市場会計は既に大きく毀損されておりますが、そうなった原因・責任の所在は不明確なままです。私たちはこれらの問題について責任関係を明確にして、その責任に応じた負担によって解決するべきだと思います。

 以上、私たちの勝手を申し述べましたが、築地市場の水産物取扱数量は全国の中央卸売市場全体の4分の1を超えるという巨大なものです。そして先人が残してくれた、この築地市場のおかげで全国の生産者、東京中の小売店・消費者が守られてきたのだと思います。都知事は「築地は守る」と仰いました。私たちはこの言葉を信じております。何卒、この問題の解決におかれましては、『基本方針』については立ち止まり、オリンビック計画とは切り離して十分な時間をかけ、幅広い合意形成の下に決定がされるようお願い致します。
尚、不躾では御座いますが、上記「『基本方針』について」「約束について」「責任の所在について」の三点、及び下記の事項について都知事より文書にてご回答を頂きたく存じます。お忙しい中とは思いますが、宜しくお願い致します。

http://tsukiji-okami.jp/news/archives/153




小池新党は別名「絶望の党」と呼ばれているけれど、都知事は
他人の応援演説してる場合ではないんでは?

本人が絶望してたりして・・・




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