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古〜いアメ車のブレーキキャリパー

2017-07-06 20:51:57 | 自動車

よく見る作業項目に「ブレーキフルード交換」なんて言う内容が有るが、実際どのように交換されたか疑問に思うことは無いだろうか?

本来、フルードを総入れ替えするのであれば「キャリパーやホイールシリンダー各部のブリーディングニップルから」エア抜きを兼ねて一連の作業を行う事が理想であろうと考える。

しかし、横着するなら上の作業をパスしてリザーバタンクのフルードをスポイトで抜いて新しいものを継ぎ足す人もいるかも知れない、この場合、各シリンダー内に水分を含んだ古いフルードが残留し、キャリパーやホイールシリンダーを腐食させ、「ブレーキの固着」や漏れという危険な状況に発展する。

特にホイールシリンダーに関しては容積が小さいため、水分結露のダメージが顕著に現れ、最低限2年に一度はO/Hしなくてはその性能を維持できない。

 

今回の車は今年の4月にブレーキフルードを交換されたと言うが、6月末で既にフルードは真っ黒。

比較に新しいフルードを入れてみた。

今回の車両のキャリパーニップル、一体何年間触らないでいたらニップルの穴が塞がるのであろうか?8年?10年?

経験上5年程度じゃこんなにならん。

察するに、キャリパーからのブリーディングが実行されるはずもないと判断、キャリパーをバラす事となる。

案の定、キャリパー内部はサビサビのドロドロ。

これはシリンダー内部のホーニングを行いリビルドとなる。

この状況が悪化するとブレーキが効かないどころかブレーキが効いたままになり、まともな走行は絶対不可能。

(過去にK-5ブレイザーで高速道路を走行中、この片効き状態に陥り60キロ走行でサービスエリアに転がり込んだ経験有り)

 

ピストンもマズイ状況なので綺麗に磨き、シールキットを入れ替え再組み付けとなる。

 

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