入院8日目:術後6日目
今朝、洗面所で隣の病室のHさんと初めて立ち話をした。
彼女は隣の病室なのだけれど、卵巣血腫か卵巣のう腫かわからない状態で、
とにかくお腹に激痛が走るのだという。
そういえば、昨日の内診のとき、車椅子にうずくまって運ばれていたな…。
あのときは痛みがピークだったのだとか。
そんな痛みを抱えた人がいたとは…
うちの病室は手術してしまえばスッキリ!
あとは元気になるのみ!
という人たちが集まるオペ待ち部屋みたいな感じだったから、
ずっと痛みを抱えている大変さとかはあまり意識していなかった。
ちょっと考えさせられてしまった…。
そのあと、「リラックス」の精油を持ってHさんの病室へ。
香りはとても気に入ってもらえたようでよかった。
Hさんのベッドの斜め前のおばあちゃんも「それ、すごくいい香りね」と
言ってくれてちょっと安心した。
香りがあることで、少しでもHさんの痛みが和らげぐといいな
それではここいらで、
今回同じ病室で頑張った仲間の紹介をば。
昨日退院したTちゃんは私より1つ年上だけれど、
どこか甘えんぼで、少女っぽいところが残っている人。
クレジットカード会社の事務というカタイお仕事ながら、
Tちゃん自身はすごく明るくて、ムードメーカー的存在。
それでも彼女は13:30からの手術予定が、救急の患者さんが相次いで、
なんと17:00からのスタートに。
3時間半も、緊張した状態で待たされていたから、
いざ手術室に向かう段階で緊張の糸がプツッと切れて、
思わず泣き出してしまったという
そりゃ、そうだよね。
それだけ緊張して待たされていたんだから…。
彼女とは同じ日に入院&手術という妙に親近感ある間柄だったので、
ああだ、こうだとお互いの状況を報告しあって、
ほんと一緒に病気を治してきたという感じがする
Tちゃんと同じく、昨日退院したKさん。
彼女は婦人科系の病気ではなく、救急で運ばれてきた方だったのだけれど、
病室内では最年長というだけあって、みんなのお世話をいろいろしてくださった。
年配の方だったけれど、すごく透明感のある、チャーミングな人。
娘さん2人がいつもお見舞いに来てくれていて、
さらにそのお孫さんがすごく可愛らしかった。
退院しても、いくつか治療を続けたり、検査を受けたりしないといけないことがあるとのことだったけれど、
早くよくなりますように
Mさんは初期の子宮ガンだったけれど、無事に手術を終えた。
大学生のお兄ちゃんを筆頭に3人のお子さんがいるお母さん。
それでも50歳にはとてもとても見えない、若々しくて、可愛らしい方。
銀行で働きながら、福祉の資格を取るために大学に通って資格を取得したというバイタリティの持ち主でもある。
とにかくこの方、明るい、明るい。そして前向き。
彼女と話していると、なんでもできそうな気持ちになる。
そして、お子さん全員に
「みんなのこと大好きだよ。いつも見守っているよ。
でも、あなたの人生はあなたが決めることだからね。
それでも、もしなにかあったら一緒に考えようね」
と言って育ててきたという話には感銘を受けた。
この言葉は私がずっと親にかけてほしいと思ってきた言葉だったし、
もし子供ができたら、そういう気持ちで接したいと思っているから
Jちゃんは私と同じ子宮筋腫で、同じく無事に手術を終えた。
私の4つ下で、ディズニーが好き♪という乙女な部分を持った人。
将来は雑貨屋さんを開きたいという夢も。
いつか雑貨屋さんを開いたら、
その片隅で先述のMさんがおいしいコーヒーを出すお店を開いて、
さらに私がアロマセラピーコーナーを持って…なんて、
話しているうちにそんな素敵な夢(妄想?)がどんどん湧いてきた。
いつかこの話、実現したら面白いよね。
そして、彼がお見舞いに来る日は朝から洗髪して、
ダーリンが来るのをずーっと楽しみに待っている…。
そんな乙女なJちゃんが、ちょっとうらやましかったりもして。
12月には彼とディズニーシーで楽しいクリスマスデートができるといいね
そして、Iさん。彼女は子宮の異形成というガンの初期の初期という段階での手術を受けた方。
ご主人と自営業を営み、高校生のお兄ちゃんを筆頭に2人の男の子のお母さんでもある。
やはりこの方も40歳にしては若く見える。
サバサバしていて、それでいて、あったかい心があって。
なんとなく、親戚のお姉ちゃん、という感じ。
ちょうど反抗期に入りかけのお兄ちゃんがお見舞いに来ると、
その様子がなんとも可愛くて。
Iさんに話しかけられると、反抗期の子にありがちな「知らない」とか言うくせに、
態度にはしっかりお母さんの関心をひきたいというのがにじみ出ている。
なんだかんだ言いつつ、お母さんのこと心配で来てくれているんだよね。
高校生のお兄ちゃんが、なんだか可愛く見えてしまった。
ということは、私もかなりおばさん度が進んでいるということか…
みなさんのおかげで、すごく楽しかった入院生活。
それももう、あと少しでおしまいです。
今朝、洗面所で隣の病室のHさんと初めて立ち話をした。
彼女は隣の病室なのだけれど、卵巣血腫か卵巣のう腫かわからない状態で、
とにかくお腹に激痛が走るのだという。
そういえば、昨日の内診のとき、車椅子にうずくまって運ばれていたな…。
あのときは痛みがピークだったのだとか。
そんな痛みを抱えた人がいたとは…
うちの病室は手術してしまえばスッキリ!
あとは元気になるのみ!
という人たちが集まるオペ待ち部屋みたいな感じだったから、
ずっと痛みを抱えている大変さとかはあまり意識していなかった。
ちょっと考えさせられてしまった…。
そのあと、「リラックス」の精油を持ってHさんの病室へ。
香りはとても気に入ってもらえたようでよかった。
Hさんのベッドの斜め前のおばあちゃんも「それ、すごくいい香りね」と
言ってくれてちょっと安心した。
香りがあることで、少しでもHさんの痛みが和らげぐといいな
それではここいらで、
今回同じ病室で頑張った仲間の紹介をば。
昨日退院したTちゃんは私より1つ年上だけれど、
どこか甘えんぼで、少女っぽいところが残っている人。
クレジットカード会社の事務というカタイお仕事ながら、
Tちゃん自身はすごく明るくて、ムードメーカー的存在。
それでも彼女は13:30からの手術予定が、救急の患者さんが相次いで、
なんと17:00からのスタートに。
3時間半も、緊張した状態で待たされていたから、
いざ手術室に向かう段階で緊張の糸がプツッと切れて、
思わず泣き出してしまったという
そりゃ、そうだよね。
それだけ緊張して待たされていたんだから…。
彼女とは同じ日に入院&手術という妙に親近感ある間柄だったので、
ああだ、こうだとお互いの状況を報告しあって、
ほんと一緒に病気を治してきたという感じがする
Tちゃんと同じく、昨日退院したKさん。
彼女は婦人科系の病気ではなく、救急で運ばれてきた方だったのだけれど、
病室内では最年長というだけあって、みんなのお世話をいろいろしてくださった。
年配の方だったけれど、すごく透明感のある、チャーミングな人。
娘さん2人がいつもお見舞いに来てくれていて、
さらにそのお孫さんがすごく可愛らしかった。
退院しても、いくつか治療を続けたり、検査を受けたりしないといけないことがあるとのことだったけれど、
早くよくなりますように
Mさんは初期の子宮ガンだったけれど、無事に手術を終えた。
大学生のお兄ちゃんを筆頭に3人のお子さんがいるお母さん。
それでも50歳にはとてもとても見えない、若々しくて、可愛らしい方。
銀行で働きながら、福祉の資格を取るために大学に通って資格を取得したというバイタリティの持ち主でもある。
とにかくこの方、明るい、明るい。そして前向き。
彼女と話していると、なんでもできそうな気持ちになる。
そして、お子さん全員に
「みんなのこと大好きだよ。いつも見守っているよ。
でも、あなたの人生はあなたが決めることだからね。
それでも、もしなにかあったら一緒に考えようね」
と言って育ててきたという話には感銘を受けた。
この言葉は私がずっと親にかけてほしいと思ってきた言葉だったし、
もし子供ができたら、そういう気持ちで接したいと思っているから
Jちゃんは私と同じ子宮筋腫で、同じく無事に手術を終えた。
私の4つ下で、ディズニーが好き♪という乙女な部分を持った人。
将来は雑貨屋さんを開きたいという夢も。
いつか雑貨屋さんを開いたら、
その片隅で先述のMさんがおいしいコーヒーを出すお店を開いて、
さらに私がアロマセラピーコーナーを持って…なんて、
話しているうちにそんな素敵な夢(妄想?)がどんどん湧いてきた。
いつかこの話、実現したら面白いよね。
そして、彼がお見舞いに来る日は朝から洗髪して、
ダーリンが来るのをずーっと楽しみに待っている…。
そんな乙女なJちゃんが、ちょっとうらやましかったりもして。
12月には彼とディズニーシーで楽しいクリスマスデートができるといいね
そして、Iさん。彼女は子宮の異形成というガンの初期の初期という段階での手術を受けた方。
ご主人と自営業を営み、高校生のお兄ちゃんを筆頭に2人の男の子のお母さんでもある。
やはりこの方も40歳にしては若く見える。
サバサバしていて、それでいて、あったかい心があって。
なんとなく、親戚のお姉ちゃん、という感じ。
ちょうど反抗期に入りかけのお兄ちゃんがお見舞いに来ると、
その様子がなんとも可愛くて。
Iさんに話しかけられると、反抗期の子にありがちな「知らない」とか言うくせに、
態度にはしっかりお母さんの関心をひきたいというのがにじみ出ている。
なんだかんだ言いつつ、お母さんのこと心配で来てくれているんだよね。
高校生のお兄ちゃんが、なんだか可愛く見えてしまった。
ということは、私もかなりおばさん度が進んでいるということか…
みなさんのおかげで、すごく楽しかった入院生活。
それももう、あと少しでおしまいです。