なお色の手紙

行ったり来たりのありふれた毎日が、
キラッと光る宝探し、
本能と煩悩のおもむくまま、
語り合えたらうれしいなあ。

表紙に

2016-10-10 13:41:01 | Weblog


先日、買い置きの文庫本が切れたので、仕事帰りに本屋へ行きました。
(出来れば古本で済ませたいが、目先を変えたかったので定価販売)
そこで、高校生と思われる男子と、その母が揉めていた。

彼は、一冊の文庫本を見つけ、これが欲しいと手に取る、さらにその本の次回作もあるはずだが、見つけられない。
店員さんに声をかけ、この次のも欲しいと聞くと、どうやらそちらは未だ文庫化されておらず、単行本に成るらしい。

母は、単行本を見て、「高い」別の店に行って探そうと言う。

何を言ってるんだろう?と疑問に思う私。

他の店に行ったら、文庫化した本があるのではないかと、母・・・云々。

その本は、過去に私も読んでいて、シリーズ化されていることを知っていた。
店員さんの言う事が果たして正しいのか、私にも判断がつかなかったが、やはり単行本のしっかりとした表紙に、
魅せられてしまったのでは無いだろうか。

彼は、これが良い、これにすると、キッパリと言い放った。
本当に?高いよ、これで良いの?

後で、ちゃんと払うから。
ふ〜ん、良いなら良いけどっ、母はちょっと怒っていた。

いいぞ、そこまで気に入ったら買いたまえ、少年よ、しかし、それはかなりシリーズ本が出ているんだよ。
シリーズで確か9冊ほど、さらに追記されたシリーズが、4冊と3冊、知らぬが仏である。
私は、一冊しか読んでないけどねっ。


そうして、私は、過去に読んだことのない作家さんの文庫を、散々迷って2冊購入。
そして、音楽雑誌のコーナーに引き寄せられ、やはり一冊に絞り込めず、ROCKIN'ON JAPANと、音楽と人の11月号を買ってしまった。

ああ、マズイ、予定よりも散財してしまった、敗北感






ロッキンは、札幌の最終公演のレポが載っていたので、つい、当日何を言ってたのか聞き取れなかった言葉があって、
ほうほう、そう言ってたのか、と納得であった。

そして、この手のインタビューは、同時期に、同じような質問が続くので、ああそうね、そうねと思うことも多いが、
音楽と人の記事は、それぞれの言葉がとても面白かった。

ロビンの、天国は天にはなくて、この世にある・・・この辺の話がちょっと染みました。
空の上にあると思っていたけど・・・地球上にある。

私としても、あの世の天国なる場所に、自分が行ける確信は持てないし、死は恐怖だからその先は素敵なところだと
思わせてくれたら、いいっちゃいいんだけどね、あくまで想像だからね。
この世にも、見ようによったらあるのかも、どっちにしても、見ようとしないと見えない気がする。
地獄っぽいものは、見たくなくても、見えちゃうから。

そんな精神論をぶっ飛ばす、菊池兄弟、ライヴ中のロビンとエマの絡みの最中、アニーとヒーセが直視出来ずに下向いてたと、エマが言う。
アニーが、「ちょっと俺の兄貴を!」と、見ないようにしてた過去を暴露。

抱かれる兄貴の姿を見せつけられながら、同じリズムをずっと叩いてなきゃいけない人の身にもなってよ!
って、読んでて爆笑しました。ここだけ読んだら、なんじゃその話ですよ。
あの瞬間は俺の兄貴じゃないです。吉井の彼氏です。って、27分は長いよね。

ヒーセの言葉で、最初は再集結した先のことは解らなかったけど、
ツアーから始めて良かった、アルバムから作り始めてたらこうはなってないんじゃないか、と言ってますが、
本当にそうだろうと、えっ新曲一曲、それもリリース無しでっ、って少し疑問だったけど、
いきなりスタジオでアルバムとか作ってたら、「もう解散しません」に到達できたかどうかね。

初めてTHE YELLOW MONKEYのライヴを見て感じたのは、吉井さんがメインというイメージが違ったなと、
曲も作るし、ヴォーカルだし、フロントマンであるのは確かだけれど、この四人、一人一人の個性が絶対的に
必要で、揃った時の輝き方が、4倍じゃない、果てしなく倍増されているなってことです。


もう、いいですね、語りきれませんね、で、音楽と人では、鶴谷崇さんのインタビューもあってそこも嬉しい。
吉井さんのソロの時から、三国さんの後継者が彼だったらいいな〜と思っていたので。


それにしても、そろそろ浮き足立った気分も、落ち着かせないとな〜
あっとゆう間に年末が来ちゃうよ。

札幌は最低気温が一桁に突入。
今日は、我慢出来ずに30分ほどストーブをつけてしまった。

イカンイカン、モンキーに散財した分、どこかで節約せにゃいかん。






コメント (2)
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