ズッコケひかるの元気が出るブログ

ズッコケ テレビ少年、超過疎南端小島、ランプで育つ。事もあろうに、TV界を目指し、見事大活躍する、珍騒動記。

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2016-07-29 | 社会
1150 悔しい思い 神様がいるなら助けて欲しい・・・ 妹のマヒした足を見るたび、動作を見るたび、涙が止まりませんでした。 ひかるより妹のほうが、悔しい思いを数千、数万倍した事でしょう。 不自由な体での行動範囲はわずが、車を自由に乗り回し、本当の足代わり、見聞きする喜びは、人生最大の喜びだった事でしょう。 免許取得から数年後、妹の友人から連絡があり、電話は通じるけど、部屋には来ないで欲しい。 来て . . . 本文を読む
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149

2016-07-29 | 社会
1149 神さま・・・ 片方の足でペダルをこぐ乗り方を必死に練習。 遊び盛りの姿を見、何んでこんな目に会うのか。 完全にマヒした足、妹は、いつも男の子のように、ズボンを履くしかありません。 他の女の子同様、スカートを履かせてやりたい・・ 何んで、スカートが履けない体になったんだ! 何んで3歳の女の子が、杖をついて歩かなければならないんだ! 何んの罪も犯していないのに・・・ 何んで幼い女の子に、過酷 . . . 本文を読む
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148

2016-07-29 | 社会
1148 杖つく少女 やっと走り回れる3歳時、「兄ちゃん、遊んでくれ」と、追いかけていた姿が、思い出されます。 突然、引き付けを起こす程の高熱にうなされ発病。 妹は自分の2本の足で、元気に歩いた記憶は無いでしょう。 小さな島には松葉杖とてなく、竹すらありません。 まっすぐな木を与えると、船の櫂を漕ぐようについて、「兄ちゃん、遊んでくれ」と、追いかけて来るようになりました。 負けず嫌いで意地っ張りな . . . 本文を読む
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147

2016-07-29 | 社会
1147 行動範囲 無口で必要な事以外はしゃべらない、兄にすら一度も笑顔を見せなかった妹が、車庫入れで失敗した事や、S字カーブで踏み外した事など、笑顔でしゃべりまくっており、30年以上も背負って来た何かが吹っ切れた様子。 このきっかけが自信となり、妹の人生は大きく展開していきました。 車を購入、地方出身の同僚達と、お盆やお正月に友人の田舎へ同行。 色々な土地や人との出会いや、見聞あり。 車が本当の . . . 本文を読む
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146

2016-07-29 | 社会
1146 免許 会社の方には、兄からお願いしよう。長年働き、休暇の目的もはっきりしている事だし、理解してもらえるはずだと。 妹は最後に、全ての段取りは、自分一人でやってみる、と言って納得しました。 数ヶ月後、「取れた! 免許が取れた!」と、弾んだ声で連絡があり、祝ってやりました。 よほど嬉しかったのでしょう。 . . . 本文を読む
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145

2016-07-29 | 社会
1145 奨励制度 夢見る少女心のショックは大きく、お互い気まずい無言の一時があり、「帰る!」と一言残し、トコトコ出て行きました。 その後、数年間の音信不通があり、ひかるの方から連絡、「運転免許を取ったらどうだ」と持ちかけると、どうせ「障害者なのでしょ」と、蚊の泣くような小さな声での返事。 やはり数年もの間、その一言が、忘れられなかったのでしょう。 「障害者が免許を取得する場合、東京都には奨励制度 . . . 本文を読む
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2016-07-29 | 社会
1144 誘い 数年後、同業他社へ転職した同僚から、「今までより条件が良いので来ないか、との誘いに乗りたい」との件で、相談。 無計画で、衝動的な行動に、思いっ切り叱ってやりました。 元気な友達は、あっちこっち転職するかも知れない。お前は障害者なのだから、他人の真似事はするな! じっと我慢しろ! と。 妹は寂しそうな、そして芯から怒っている、射抜く眼差しで睨みつけているだけ。 まさか兄から身体障害者 . . . 本文を読む
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2016-07-29 | 社会
1143 乙女心 ひかる24歳。妹が上京するとの事。 友人、及び親戚がなく、優しい言葉をかけてくれる人も居ない、厳しい東京で生きて行けるのだろうか。 片方の足は完全に麻痺しており、パスポート持参。15歳の少女である。 しかし、妹は余り干渉されない東京で、ひっそり生活したかったのでしょう。 小さな島、偏見の中で育ち、生きる全て、唯一の頼りは、兄だったのでしょう。 幸いにも東京都の身体障害者職業訓練校 . . . 本文を読む
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2016-07-29 | 社会
1142 火風 台風通過後、しぶきで覆われた島全体が焼け野原の如く枯れてしまい、家畜はおろか、人間さえも生存が危ぶまれる状況。 もし、本土を雨を伴わない台風が襲った場合、しぶきは風に乗り、海岸線より数キロ内陸部まで運ばれ、枯れ野原化、膨大な塩害が出る事でしょう。 台風の雨は、しぶきを洗い流してくれる、人間や自然にとっては、大事な恵みの雨なのです。 この地方では、島全体を焦土と化す、からっ風台風は、 . . . 本文を読む
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141

2016-07-29 | 社会
1141 極限状態 台風に嫌という程痛めつけられようとも、島を出たくとも出れない。 引っ越しをする事など、とても考えられず、前にも行けず、後へも引けない、極限の状態にあり、ただ只、じっと時を過ごすしかない。 これしかない! 幼い頃抱いた失望感が無くなり、以後、立派な父に見えるようになりました。 また台風は、殆んど雨を伴いますが、子供の頃、雨のない、からっ風台風が襲いました。 . . . 本文を読む
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