恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

5/13(土)池袋演芸場昼席

2017年05月14日 | 噺とか
雨の一日になりました。
夜の部のトリはたい平師匠の代バネで天どん師匠なのですが、
所用があるため昼の部だけ。
んー、タイミングが悪い。

寿 伴「初天神」
志ん松「近日息子」
志ん陽「熊の皮」
ホームラン
菊 生「お菊の皿」
白 鳥「最後のフライト」
美智・美登
左 橋「紙屑屋」
はん治「妻の旅行」
小 菊
権太楼「短命」
─仲入り─
文 菊「あくび指南」
圓 丈「落語アンケート」
正 楽「紙切り」(あくび指南・鯉のぼり・花菖蒲・ドラム)
志ん輔「唐茄子屋政談」

・寿伴さん、だいぶうまいなーと思います。
 初天神の細かい演出は歌奴師匠のそれと似ているような。

・白鳥師匠の「最後のフライト」は初めて聞きました。
 安倍晋三と森友学園あたりをうまく交えているのはさすが。
 
・小菊師匠、三味線の三の糸が切れて糸の交換を実演。
 これは2回目だなー。

・権太楼師匠は枕短めで「短命」でした。
 先日の「代書屋」もそうなんですが、職人風の男の演じ方と、
 それに微笑ましく対応するあたりのやり取りが好き。

・志ん輔師匠は「唐茄子屋政談」でした。
 大きな声で「待ってました!」の声がかかり、
 嬉し恥ずかしといった感じで噺へ。
 枕のあたりでいろいろと探りを入れつつ、みたいな感じだったのかな。
 紙切りの正楽師匠とのエピソードとか、なかなかレアかな。
 大きな声での「待ってました!」をくすぐりに入れつつ、
 40分ほどの熱演でした。
 ぜひともこの流れで「下」も聞きたいもんだなぁ。

昼席は立ち見がかなり出るほどの盛況でした。連休も終わってるのに。
後ろ髪をひかれつつ昼の部でおさらばしました。

恐懼謹言。
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