JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

INTO THE MILD 8

2009年02月16日 | INTO THE MILD
 京都に移って 思いがけず挑んだ 自分の作家活動 最初と呼べる作品は嬉しい仕事だったんだ。
 千葉の染め物屋アーティストの「HOMAREYA」アトリエの窓用パネルの依頼。東京の撤収作業で毎日トラックを運転していた為、連絡が取れなかったんだ。例のプロジェクトの かつての相棒 R氏とも共通の友達で、現在ステンドグラスをメインの活動にしているR氏に依頼する可能性もあった訳。ギリギリのタイミングで連絡がついて「やっぱりステンドグラスはプチ君で知り合ったから、プチ君に頼みたかったんだ」と言ってくれた。おれは 感動して涙が出たんだ。
 ステンドグラスを独占したい訳じゃ無いよ。明らかに活動がカブり過ぎて まぎらわしい事が辛いんだ。この連載ブログにもR氏から批判があった。事実だけど角度によって痛い側は暴露に感じるのは当然。完璧主義の彼にしてみれば、おれは消してしまいたい過去なんだろう!ブランドとはそういう物って事は理解しているけれど、自分独りだけでブランドを思いついて おれでは無く 只の技術に出会って こんな活動しました!一人で!と発表。抹消では奪われた様な寂しさを感じてしまう~ そんな おれって駄目なのかな?おセンチ?マイルド?おれは、おれの歴史を公開して生きるよ!辛くても あの歴史あっての今なんだから。ステンド以外を やりたがっていた彼だから「ステンドを絡める時はおれとコラボ」って話で ブランド名の存続を許したのに グラフィティーのライターの様にスタイルを競い合う感覚に例えるのは話として認めるけれど 例えなだけで 当人には 感じる規模や重みが違うし、抹消を許したつもりは無かった。抹消するならば、独りになってからの作品だけ発表するとか?甘えられてる。許され過ぎるスーパーポジティブの裏の弊害!つけこまれがちな弱いおれ 許容量 フトコロには自信があるけど、スジが通らない事は頑固に飲み込まないんだ。おれ、それだけ自分が打ち込んだ作品への想いや執着が強いんだな~!だって作品は子供!愛娘本人を「おれの子で~す」って!徹夜で産み育てたのに~って。まあ完璧なブランドイメージの為なんだろうけれど、犠牲や協力を顧みない強攻戦車に後ろから砂を投げる情けない奴がいても バックして轢くこたぁねぇでしょ!OVER KILLだよ。15年も育てて来た世界なんだから、もう少し配慮してくれてもいいのにな~ってね。人間の歴史は こうして塗り隠されて進むんだな~と壮大な想像までしてしまったよ。このブログ、これまた怒られちゃうのかな~?
 そんな情のチューニングの合う「HOMAREYA」誉っちゃんへのラブレターのつもりでデザインした渾身のステンドグラスパネル『なきむし誉ドラゴン』は、おれにとっては忘れられない大事な大事な作品なんです。
ありがとう!

 誉っちゃんブログ KEISON が歌う後ろの窓が作品です!
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