Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

英国フォーク

2010年05月15日 | 60's,70's Rock
1,Flyaway/Nutshell (Hugo-Montes Production) 1CD 1,050円
1977年作、美しいハイトーンが魅力の女性Vo2人と男性Voの3人組英フォーク・ポップ/ロック・バンドのセカンド・アルバムに6曲のボートラを付けたもの。このHMP盤にはクレジットは無いのですがジョン・G・ペリー、マイケル・ジャイルズがバックを付けている模様。
何も知らずHMPからの再発だからというだけで買ったものでしたが、透明感溢れる3人のコーラスが美しく適度にポップな楽曲も好み、めっけモノでした。




2,I Looked Up/The Incredible String Band (Electra) 1CD 630円
アルバム毎にメンバーが入れ替わるISBですが、本盤はロビン・ウイリアムソン、マイク・ヘロンの二人のオリジナル・メンバーに二人の女性メンバーを加えた4人組による1970年の通算6枚目のアルバム。録音にはドラムスのディヴ・マタックが参加しています。

まるでマウンテン・ミュージックのバイオリン主導曲でスタートして、2曲目はフォーク・ロックで、おっ、これは聴き易いアルバムかと思いきや3曲目の10分を超える曲からあの摩訶不思議なISBが本領発揮、突拍子もない奇抜な曲展開。ただこれがISBなわけで不思議な魅力が潜んでいるのですね。このわけの判らない不思議なイラストのジャケットがISBの音楽を上手く視覚化してあるような気も。

次作があの代表作として名高い2枚組の「U」。更に奇々怪々なアシッド・フォーク・バンドになっていくのはファンならご存知の通り。


ISB

ISB




3,Who Knows? 1975:The Woodwerm Archives Vol.1/Fairport Convention (Talking Elephant) 1CD 630円
1975年10月31日にブルネル大学で行なわれたライヴ録音の蔵出しCD化。まるでオーディエンス録音のような音質ではありますが、76分間たっぷりサンディー・デニーが復帰した時期のライヴが楽しめます。

メンバーはサンディ・デニー、ジェリー・ドナヒュー、トレヴァー・ルーカス、デイヴ・スウォーブリック、デイヴ・ペグ、といういつものメンバーにドラムスのブルース・ローランドを加えた編成。
私的な目玉曲、「Full House」に入っていたライヴ定番曲にして名曲の"Sloth"が目くるめくインプロの嵐でここでは18分もの長尺演奏となっています。


Fairport

Fairport Convention - "Sloth" [part 1 of 2]


Fairport Convention - "Sloth" [part 2 of 2]



コメント    この記事についてブログを書く
« Jimi Hendrix | トップ | 7\" シングル盤を »

コメントを投稿