Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Chris Hillman 2017

2023年07月22日 | 60's,70's Rock

Bidin' My Time / Chris Hillman (Rounder) 1CD

長い長いキャリアを持つクリス・ヒルマン、ソロ作としてはこれが最新作でしょうか。2017年にリリースされた時に購入したのですが何処かに紛れて出てこない.......先日中古で安く見つけ再購入、当時何故かこのブログには載せなかったので今頃になって....ではありますが取り上げおきます。

リリース当時話題になったのは、プロデュースをバーズフリークとしても知られるあのトム・ペティがプロデュースをしていたこと、そしてそのトムさん、このアルバムが制作された直後の2017年10月に急逝しまったこと。
 
ということで、本盤。エグゼクティヴ・プロデューサーにはクリスの盟友ハーブ・ペダーセン。バーズからはロジャー・マッギンとデヴィッド・クロスビーが1曲づつ参加、クリスのデザート・ローズ・バンド、トムのハートブレイカーズのメンバーもこぞって参加。
 
1曲目がバーズのデビューアルバムで取り上げていた"Bells of Rhymney"からして何やら。以下ロジャーとの共作で「名うてのバード兄弟」で演っていた"New Old John Robertson"、同じくロジャーとの"Here She Comes Again"、ジーン・クラークの名曲"She Don't Care About Time"さらにはバーズ時代初期に演っていたエヴァリーズのカバー"Walk Right Back"。最後の締めはトム・ペティのカバー"Wildflowers"。
 
本作はトム・ペティが考えるクリス・ヒルマンのキャリア総括ではあるまいか?
淡々としていながらも暖かさのあるクリスの歌声、未だ若々しく瑞々しい。
80年代のSugarhillでのソロ作以降のデザートローズ等のコテコテカントリーが苦手な私には本作が間違いなくクリス・ヒルマンの最高作。今更ながら素晴らしいアルバムを作ってくれたトム・ペティに感謝。
 
1.Bells Of Rhymney
2.Bidin’ My Time
3.Given All I Can See
4.Different Rivers
5.Here She Comes Again
6.Walk Right Back
7.Such Is The World That We Live In
8.When I Get A Little Money
9.She Don’t Care About Time
10.New Old John Robertson
11.Restless
12.Wildflowers
 






Bells Of Rhymney by Chris Hillman from Bidin' My Time
 
 
Bidin’ My Time by Chris Hillman from Bidin' My Time
 
 
Chris Hillman | She Don't Care About Time (Official Audio)
 
 
"Wildflowers" Live at The Troubadour | Chris Hillman

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