Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

お買い初め 2017

2017年01月07日 | レコード/CD
今年のお買い初めは4日に100円市に行ってきました。買いも買ったりCD22枚、LP6枚、シングル2枚で計30枚の成果。
暮れに思い切ってごそっと処分しているのに売って買ってのこれじゃまるで自転車操業(?)、先が思いやられます(笑)


Emarcy

で 今回一番嬉しかったのが上掲ジョッシュ・ホワイトの米Emarcyオリジナル7”EP。黒人ブルースマンとしては飛びぬけて垢ぬけたソフィスティケイトな歌声とギターを持つ人で60年代にはブルースというよりフォークソングで白人層に大いに受けた人で、その録音も膨大な量が。今回入手の4曲入りEPは1950年にEmarcyの親会社Mercuryよりリリースされた同名の10インチLPからカットされたもの。この人、元々日本ではまったく人気が無くElectra盤が投げ売りされているのはたまに見かけますが、Emarcyのピンピンの綺麗な状態盤がこんな値で見つかるとは!



LPの中ではガロの2枚組ベスト盤「Prism」が嬉しいもの。
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CDはイントルーダーズ、ジョー・ヴァレンタイン、ジョー・テックスⅡ、デルズ、ジミー・スミス、チャールズ・ブラックマンなどソウルのインディものが収穫。いずれちゃんと取り上げたいと思います。キャリー・ベルの3枚も嬉しいもの。
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ビートルズ、Yellow Dogの「Day by Day」がついに100円でお目見え、最近投げ売りが目立つとはいえ落ちたものですね、入手盤はVol.2。シングル盤もう1枚はボ・ドナルドソン&ヘイウッズの「悲しみのヒーロー」、3枚目くらの購入ですが、これは私にとって永遠のエヴァーグリーン・ソング。実はB面も名曲。
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BILLY DON'T BE A HERO- by Bo Donaldson & the Heywoods (HD Audio/set to 720P)



Bo Donaldson & the Heywoods - Don't Ever Look Back

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5 コメント

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myお買い初め (しみへん)
2017-01-07 08:12:36
rare groove,mods系のコンピレーションは中身ではなく、そのコンセプトが合わなくて、好きになれないものが多い。gang stage系のこれもその一つ
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B0000567MA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1483743188&sr=8-1&keywords=gang+stage

ただ、STUDIO VOICEのノーザンソウル特集で鈴木啓志氏がディスクガイドで紹介されてたので、気になって先日購入。500円だから、まあいいかと思っていたら、アマゾンで1円!!!!しかも、お目当てのvernon garettのif i could turn~はKENTからCDでていたとは!!とほほです。日ごろからプライスや情報のチェックを怠っている報いです。
Re:myお買い初め (Jahking@管理人)
2017-01-07 09:25:54
>しみへんさん
この手の90年代に出たコンピCDってやたら投げ売りされていますね、しかし、1円とは! ポチっとしようかしらん(笑)
尾崎紀世彦アルバム (Gravenites)
2017-01-09 02:37:21
このアルバムにはドラム・ブレーク関係で人気の高いドラマーの猪俣猛率いるSound Limitedがバックをやっているはずですが、もともとバンドの専属シンガーとしてGS(エドワーズ)にいた尾崎紀世彦を雇ったところ、「また会う日まで」で大ブレークしたので、歌手とバンドの位置が逆転してしまい、この一枚で彼等の関係は終わったと言われていますね。徹底したジャズ・ロックを目指していた猪俣さんとしても、人気歌手の単なるバック・バンドに成り下がりたくなかったのでしょう。

よってこのアルバムにもリーダーのドラムを強調したところが数多くあるのでは推定しています。
ワンコイン買いの裏にあるもの (Gravenites)
2017-01-09 02:48:09
年初めからなかなか大量の入荷があったようですが、私自身も1ドルや25セントから自分にしかわからない価値のあるアルバムを見つけ出す秘かな楽しみがあり、一人ほくそ笑んでおります。

あくまでの自分自身の興味や、価値基準を中心にした場合、稀少盤とか高プレミアの付いたものを購入するのとは違う世界かと思います。

こうしてみるといかに世間では救出を必要とする打ち捨てられたアルバムが多いかがわかります。ドラム・ブレーク勃発以前の和ジャズのドラム中心(猪股猛、石川晶など)のアルバムなんて100円コーナーの常連じゃなかったではないでしょうか。
Re:尾崎紀世彦&ワンコイン買い (Jahking@管理人)
2017-01-09 09:18:42
Graさん
尾崎さんのファースト・アルバム、曲によって前田憲男、渋谷毅、筒美京平、青木望、葵まさひこ、の5人が編曲指揮でクレジットされているだけでバックプレイヤーのクレジットはありません。"男の世界" "ビーナス" "明日にかける橋" "レット・イット・ビー" "太陽は燃えている"等々全曲当時の洋楽のヒット曲のカバーで、はてこのドラムが猪俣猛かどうか?私には判りかねました。曲によって派手目なドラムが聴こえるのでこれがそうかもしれません、が、ドラムのミックスは薄目です。

ワンコインもの、これはもうほんとに仰る通り自分だけの「密かな愉しみ」ですね。今回の入手ブツを見て80年代くらいまでのソウル、ブルース、和物に興味が無い方にとっては当たり前の話しながら「なんじゃそれ」でしょう。
云われてみれば、購入するという観点からすると衆目一致の価値基準を持ったレコードには年々あまり興味をもてなくなってきているのかもしれません。

>ドラム・ブレーク勃発以前の和ジャズのドラム中心(猪股猛、石川晶など)
イージーリスニングに分類され大量に出されていた「ドラム・ドラム・ドラム」とかいったアレですね。一時期はそれでもそれなりの値をつけていましたね、一応ブレイクネタではあったようで。ただ、今は100円とはいかないまでも結構安いようです。

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