Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Leon Redbone - James & Good Brothers

2016年04月19日 | 60's,70's Rock
一刻も早く地震が沈静化することを祈って、一人でも多くの人が救出されることを祈って。



1,On the Track/Leon Redbone (WB) 1LP 100円
3年ほど前にこのレオン・レッドボーンの80年代のアルバムを2枚取り上げた際にも書いたのですが、この人を聴くなら75年の秋にジョエル・ドーンのプロデュースで制作/リリースされたこのデビュー作が先ずは外せないものですね。

今回入手盤は78年にワナパイから出た日本盤。78年1月のクレジットのある北中正和さんのライナーを見てちょっと驚き。このレオンの日本盤はセカンドの「過去・現在・未来~Double Time」が本邦デビューで、この「On the Track」は米発売から3年も経って2枚目に出されたのだそう。日本でもこの本来のファースト・アルバムがリアルタイムに出て話題になったとばかり思っていたのですが....。当初は好き者の間だけで話題になっていたのですね。

と、まぁ、そんなことはどーでも良くて、このノスタルジックでオールドタイミーなアルバムが当時の若者の音楽的視野をどれだけ開かせてくれたかと思い起こすと、やっぱ足を向けては寝れないアルバムかなと、あらためて。

1. Sweet Mama Hurry Home Or I'll Be Gone
2. Aint Misbehavin' (I'm Savin' My Love For You)
3. My Walking Stick
4. Lazybones
5. Marie
6. Desert Blues (Big Chief Buffalo Nickel)
7. Lulu's Back In Town
8. Some Of These Days
9. Big Time Woman
10. Haunted House
11. Polly Wolly Doodle

on the track

Leon Redbone- Lazy Bones


Leon Redbone- Polly Wolly Doodle



Leon Redbone- Lulu's Back In Town







2,same/James & Good Brothers (Columbia) 1LP 100円
ブライアンとラリーのグッド兄弟にジェイムズ・エイクロイドが加わったカナダ出身のバンドの1972年デビュー作。カナダから流れ着いたサンフランシスコでデッド・ファミリーの力を借りて制作されたもので「らしいリラックスさ」がとても印象に残っているアルバム。
70年代の「SSW幻の名盤ブーム」の頃には結構な高値を付けていたものですね。私は当時幸運にもフツーの中古価格で入手出来たのですが、4千円とか平気で付いていたのを記憶しています。
今回入手盤はそんなブームを受けて1980年にCBSソニーが発売した「It's A Beautiful Rock Day」シリーズの一枚として出たもの。

スティールギターを入れたホンワカ・カントリー・ロックがあったりもするのですが、不思議と泥臭さは感じない出来でデッド一派の演ったカントリーと共通したものを感じます。一番耳に残ったのはブラインドフェイスのレパートリーでスティーヴィ・ウィンウッド作の"Can’t Find My Way Home"。ウィンウッドもお気に入りの曲のようで後にライヴでも取り上げていますが、このグッド・ブラザースのヴァージョンはこの曲のもつホンノリ南部風味も上手く出ていて実に秀逸。しかし、まぁ、(あの頃の)アコースティック・ギターの音が気持ちの良いアルバムだこと!

因みにグッド・ブラザース、今も元気にカナダ活動しているようです。

Side A
1 Ecks
2 Talk About The Good Time
3 So Goodbye
4 Serving Time
5 Pappa Took The Bottle From The Shelf
6 Can’t Find My Way Home
Side B
1 Can’t Help Yourself
2 Never A Loser
3 Oh How She Rides
4 At Dawn
5 The Light
6 The Rainmaker

James & Good Brothers


james and the good brothers - can't find my way home



Oh How She Rides.mov



James And The Good Brothers - Serving Time (1971)

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4 コメント

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,On the Track/Leon Redbone (しみへん)
2016-04-19 19:30:36
ピーターバラカン氏の本の「芽瑠璃堂の店員に薦められて買った」というエピソードを見て買いました。
昔、とある会で夏に海水浴場に海の家を出してた頃に「sleepwalk」と共にBGMの定番でした。夏の昼間のビールに良く似合いました。

震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
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Re:On the Track/Leon Redbone (Jahking@管理人)
2016-04-19 21:39:08
確かに芽瑠璃堂の壁に貼ってあったような記憶があります、私が買ったのは同じ吉祥寺のジョージアだったと思いますが。
確かに夏ビーチのBGMにはホンワカしていて合うのかもしれませんね。しかしSleepwalkはともかくも、レオン・レッドボーンが大音量でビーチに流れる様を想像すると痛快ですね。
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Unknown (しみへん)
2016-04-20 07:28:02
穴場な感じの静かな海水浴場です。海の色は沖縄と同じぐらい青いです。以前、イギリスの女性の方ががヨーロッパの海岸のようだと言ってました。音も薄~く流す感じなので、Sleepwalkも意外と合いますよ。もちろんサーフィン、ホットロッドもかけましたし、土曜日は夜も開けてましたので、アメリカングラフィティあたりのモノもかけてました。
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Re:Unknown (jahking)
2016-04-20 08:47:58
あーっ、そんな綺麗な海水浴場にいってみたいものです!今はそんなことないでしょうが、かつてはアメグラ曲は定番でしたね、なにか懐かしいです。
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