JabBee's note

キクチシゲルの日々の泡・・・

深夜のジョグ

2011-12-05 23:54:44 | 日々のこと
あんまり籠ってばかりでも何なんで、真夜中にたまに走ります。

しかし、ココ10日ほどさぼってたから今夜は身体重かったなあ。
まあ、15分もすると調子出てくるんだがね。
久しぶりと言うのもあって、今夜は下北経由の6kmコースを35分かけてゆったりと。のんびりと。
でも、頭の中は歌詞の事でぐるぐるぐるしてた。

深夜は静かで走っていると自分の足音と息をする音がくっきりきこえて、気持ちいい。
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日々の事

2011-12-03 20:44:18 | 日々のこと
お久しぶりです。

ずっと準備をしています。毎日コツコツやっている。新しいアルバムの録音の準備。

来年、一月下旬にいよいよ録音を始める事が決まった。リハーサルと録音の日程も決まった。年内には開始したいと思っていた録音ですが、ちょっとずれてしまいました。

10曲のフルアルバムにする予定ですすめています。
そのために、毎日独りでギターの弾き語り状態の仮歌を録り、ドラムパターンを考え、打ち込み、ベースラインを考え、ギターをかぶせ、歌を歌い一度そのまま放置し、翌日、翌々日に聞き返し、徹底的に俯瞰し歌詞を直したり曲を直したり、ぶっ壊しては作り、ぶっ壊しては作りの繰り返し。
今までライヴで演奏してきた曲が、全く違う曲に生まれ変わったり、俺の中は久々のもの凄いカオスですわ(笑)。

そして、全くの新曲もあり、まだ歌詞が一行も書けていないって物もある。

こうして、いちどその曲のイメージを形にして、これを生のバンドで再現する。
もちろん、そのまま再現されるはずは無いでしょう。というか、そこで産まれるものに期待しているのです。

来年のリハーサルまでには、俺は全ての曲をきちんと形にしなくてはならない。

もう、出来ないとか、出てこないとか、言わない。

やるだけ。何があっても作るのだよ。やる。

またしばらく、カオスの中へ戻ります。

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D'ANGELO / VOO DOO

2011-11-24 23:24:09 | 日々のこと

ディアンジェロのヴードゥー。

今、毎日こればかり聴いている。本当にここんところ、こればかりだ。毎日。3〜4日ほど。

このアルバムを聴いていると、これがもう10年ほども前に作られたアルバムだと言う事など、何の意味も無いくらい、聴けば聴くほど新たな発見や、自分が作品をこれから作り上げようと言う意欲をあたまから叩きつぶされるくらいの圧倒的な「完璧さ」を突きつけられる。

すげえのだ。本当にすげえ。

ナンセンスで稚拙な疑問だとわかっていながら、かつてのブラックジャイアンツ、マーヴィンがカーティスがダニーが・・・もし生きていたらこの作品に対してなんて言うのだろう?と思わずにはいられない。

かつての偉大なるソウルミュージックを、完全に自分のやり方で、全く新しく、ヒップホップの土俵に引きずり出した最初で最後のアルバムじゃないか?

最後と言うのは、今のところこれを超えるこんなアプローチの音楽に出会った事が無いから。

そのほとんどの曲がミディアム〜スロウナンバーばかり。そして、伝統的なフックやキャッチーなサビといった構成はほとんど無視。そこにあるのは催眠的に反復されるグルーヴのみ。怪しげで、ドロリとした感触の真っ黒なリフの反復だ。前作のブラウンシュガーからは一転して全てが生楽器によるものばかり。

意図的に、リスナーにとっつきやすい要素を排除し、時間をかけて向き合わないと本当のこのアルバムの意図するところや、じっくりどっぷりハマってみてこそ初めてわかってくるその深さをこれほどまでにあからさまにアルバム一枚に詰め込んでみせたのは、ディアンジェロの現代のシーンに対する挑戦であるとしか思えない。さらりと聞流していては、ここにある世界は理解できないと思う。

俺も、ヘッドフォンでじっくり何度も何度も聴いて、離れられなくなった(笑)。

ほとんどがスタジオでのライヴ録音と言う形での、6分越えのジャム。
クエストラヴ(The Roots)の抑制されたリムとハットはどこまでも淡々とグルーヴを紡ぎ、時にはストップアンドゴーでグルーヴをぶった切り、ピノパラディーノのベースはドロドロのリフを弾く。そしてテンポとリズムを微妙に変化させながら、どんどんグルーヴの渦を作り上げる。チャーリーハンターのギターはワウや、逆回転のソロ、スクラッチなどで走り回る。
切り込むように、すこしこもりがちでざらついたトランペットを聴かせるのはロイハーグローヴ。
まさにヴードゥーの呪文みたいだ。

そして、ディアンジェロ自身のヴォーカル。

どもるように、つぶやくように、意図的にもたったり、まるでフォークブルーズの歌みたいなのだ。これが黒人音楽だ。
幾重にも重ねられたファルセットの分厚いコーラスの上を、うめくように、漏らすように、呪文のように歌う。
とてもゴスペル、ドゥーワップ的だ。

全てにおいて、最小限の動きで最大限の興奮を産む。

サウンドのスペースの使い方は完全にヒップホップでありながら、そのテンポやリズムの微妙な変化で引きずるようなグルーヴをのたうち回らせる様はまるでソウルミュージックどころかフォークブルーズ的であるとさえ思う。

今、ディアンジェロなにやってるんだろ。気になる。

このアルバムは、俺にとってはかつてのジャイアンツ達のアルバムと肩を並べる数少ない現代のアルバムだ。

12曲目のUNTITLED(HOW DOES IT FEEL)は何度聴いても鳥肌。もう何回聴いたかな。

本当の誘惑や興奮は抑制の中にあるのだと言う事を、アルバム全部が物語ってる。

やっぱすげえ。

2000年。アメリカ。
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TAJ MAHAL / MUSIC FUH YA'

2011-11-17 19:45:36 | 日々のこと
その昔、この前書いたサンハウスと、ブッカホワイトのカップリングのVHFを初めて手に入れたときだった。

もちろん当時はまだDVDなんてものは無くて、ヴィデオが普通だった。今も家にあるがYazooというブルーズの専門レーベルからでていたヴィデオだった。
そのヴィデオを再生してすぐだった。
ドアップの黒い手が映り、デルタスタイルのブルーズをアコギでベラベラっと奏で、
「Hello! My name is Taj Mahal!」と自己紹介してベラベラッと解説を始めた。

そう、サンハウス、ブッカホワイトのヴィデオのオープニングの解説をしていたのだ。
本編の映像にはもちろんノックアウトされたのだが(当時は結構貴重だったんだよ。ヴィデオ化)、まずこのオープニングのタジマハールにやられてしまった。すごくフランクな雰囲気でアコギを弾いていて、それが全くもってかっこいい!しかもデルタスタイルといっても、何となく自分のスタイルを感じさせるメチャクチャセンスのいいギターだったのだ。

すぐにタジマハールのCDを探しにいったよ。
一気に3枚くらい買って、聴いた。
弾き語り、バンドスタイルといろいろあってどれもかっこ良くてさ。よくクレジットを見ると当時ばっちりハマっていたジェシエドデイヴィスがギターを弾いていて狂喜したなあ。

そして、最後に聴いたのが見るからにジャケットからして雰囲気の違っていたこのアルバム、ミュージック・ファ・ヤだった。
当時の俺には、「なんだろ?これは?」って感じだったな。(笑)
全然ブルーズじゃない。
よくわかんなかったねえ。でも嫌いじゃなかったんだ。

何年か経つうちにだんだん好きになっていったアルバムだ。今じゃ大好き。もしかしたらタジのアルバムで一番を争うくらい好きかも。
到底ジャンルなんて言葉ではくくれない複雑に絡み合ったいろんな要素がそこにある。ブルーズだったりフォークはもちろん、カリブの島々のとにかく様々な音楽的要素がたっぷり入っている。リズムのアンサンブルも複雑にいろんな楽器がからみあっていて凄い。

他では聴けない音楽。何とも形容できない。
ソプラノサックス、アルトサックス、スティールドラム、ドラム、パーカションいろいろ、ハンドクラップ、カリンバ、ドブロギター、ハーモニカ、クラリネット、とにかくいろんな楽器がいろんな要素を構築している。
そして、それが複雑に絡み合ってはいても、結果としてめっちゃくちゃご機嫌なポップミュージックがそこにある。
きいていて楽しくなる。

ブルーズをルーツとしながら、そこから世界中に点在する様々なルーツ音楽を有機的に自然に結びつけて独自の音楽を作り上げる。
本当の意味でのボーダーレスだと思う。
音楽人としてこれほどの音楽的懐を持った人。
そして、愛すべきダミ声。
サイコーだ。
ここには文化や人種の壁など感じさせない。
ただひたすら気持ちのいい音楽があるだけなのだ。
これをこの時代にやっていた事が奇跡だと思う。
言葉が無い。
1977年。アメリカ。
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SON HOUSE / THE ORIGINAL DELTA BLUES

2011-11-14 23:41:55 | 日々のこと
圧倒的と言うのはこういう事じゃないか!

サンハウス。

後にも先にも、こんなブルーズマンはいないだろう。

何だこのリズム感は!

何だこの歌声は!

ギターなのか?パーカッションなのか?

なんなんだこれは!

初めて聴いた二十歳そこそこの頃からず〜っとわからない。

そして今もわからない。

けれど、ずっとずっと忘れられないし、離れられない。

いつでもどこでもブルーズは忘れない方が良い。

苦悩はいつでもどこでもなくなりゃしないから。

聖と俗の狭間で苦悩するブルーズマンの1965年の録音。アメリカ。

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Carlton & The Shoes / This Heart Of Mine

2011-11-13 22:09:09 | 日々のこと
最近は、次回アルバムの制作準備で引きこもってばかり、と、ここでもさんざん書いてきたが、このノートを書くのもちょっとペースダウンしてきた。

そもそもここにこんな風にいろんな、自分の気持ちいいと思う、好きなアルバムを記し始めたのも、新しい曲を作る時の煮詰まりが原因だったかもしれない。
それと同時に、自分が今まで聴いてきた音楽を、遡って、冷静にどこが好きなのかとか、ああここにやられたんだった、とか考えたりしながら聴くのは楽しいし、ここに記すための言葉を探す事で、もしかしたら新しい曲への何かヒントを見つけられるかも、とのあがきもあった。

そしていざ書いてみると、いろんな事を思い出したり、思い出せなかったり、忘れていた記憶が蘇ったり、やっぱり忘れているままだったり、楽しい。
そもそもこれは、何かのきっかけくらいのものなのだ。
曲作りへの意欲であったり、歌詞を考えるためのリハビリだったり。
でも、歌詞って言うのは頭の中で、ちょっと使う場所が違うんだけどね。「考える」って事ともちょっと違うのかも。

まあ、そんな風に始めた訳だが、最近はもっぱら煮詰まり状態からの現実逃避手段(笑)。

今夜の逃避手段のアルバムは、カールトン&ザ・シューズ。
これは文句無しに気持ちいい。ロックステディー。
このアルバムは、僕にとってはレゲエとかロックステディーとかラヴァーズロックとか、そういった括りはあまり意味が無くてただひたすら極上に甘いスウィートソウルミュージックとして捉えてる。大きな意味でね。
曲がどれもこれも印象的で素晴らしいし、独特なんだ。ちょっとマイナーな感じのメロディーも、決してジメッとした印象は全くなく、寂しげだがスカッとしてる。これがジャマイカンフィーリンなのかなあ。
そして、特筆すべきはその甘い歌声と幾重にも重ねられたコーラスワーク。
もちろん、シンプルなバンドのアンサンブルも素晴らしい。ホーンとか最高にセンスいい。気持ちいい。
リズム隊はウェイラーズでもやってたバレット兄弟!。すばらしいはずだ。

もうとにかくかっこいいし素敵。
2曲目に入っているGive me little moreという曲は、クレモンティーヌがカバーしていたり、フィッシュマンズ(大好きだ)のBaby Blueの元ネタだったりは有名。何回聴いてもかっこいいなあ。

もともとはCarlton&His Shadeと言う名前でスタートしたらしいんだけど、デビューしたレコードの誤植でShade→Shoesと表記されちゃったらしい。(笑)しかし彼はそれを直す訳でもなく、なんならより愛着を感じ、そのまま活動を続けたと。
そして、それ以来自分の靴はいつもピカピカに磨くようにしていたと言う(笑)なんともおおらかなジャマイカンらしい逸話も残ってる。

まあ、そんなおおらかさも滲み出ているこのアルバムである。

ああ、新しい曲のアンサンブルにも影響を受けそうなフィーリングがたくさんあるなあ(笑)。
それにしてもジャケットかっこいいなあ。
1981年。ジャマイカ。
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What color is Love / Terry Callier

2011-11-07 18:41:31 | 日々のこと
僕は、今とても、というか、今に限らず実はいつも悩んでいる。

いきなりこう書くと、なんだかネガティブな雰囲気ぷんぷんになってしまうが(笑)。
音楽を作ったり、ましてそれを人前でプレイしようなどと考え始めた時点で僕にとっては、どこへ行っても、何をしてもついて回る悩みと言うか葛藤がある。

それを一言で言い表すのはとても難しい事だが、どうしたらいつも新鮮な気持ちを保てるのか?、とか、初期衝動と成熟のせめぎあいだったり、バカな俺はすぐに忘れるから、いつもだらだら惰性に流され始めて、はたと気付く。
そして、そこから気持ちを入れ替えてまた始める。

もう何度繰り返してきた事か。
そんな繰り返しの中で、ほんの少しでも人間的に音楽人的に底上げされている事を願うが、答えが出るのはきっとずーっと先なんだろう。

今、毎日毎日新しいアルバムに収録したい曲を作ったり、破壊してまた0から作り直したりの作業をコツコツ進めているが、こんな風に自分の作る物に(作ったものに)正面から向き合うのは結構キツい。
自分がとてもあさはかに見えたり、とにかく自分のだめなところがよくわかるし、それを直視しなくちゃならない。
まあ、今に始まった事ではないが、今回は今までに無いくらい徹底的に自分を追い込もうと思っているので、さけては通れない道なのだな。

そんな時にふと、聴きたくなる音楽。
すべてをぶっ壊すみたいな初期衝動の塊みたいなパンクとかもいいんだろうが、こんな時に限って、俺はその方向には行かず、メロウなものを探す。
きっと、これが性格ってヤツなのだろうか?
いや、性格ばかりではあるまい。
きっと今の世の中の空気や雰囲気でチョイスしている部分も大きいのだろう。
今僕を取り巻く世界に必要なのは、穏やかさだと思う。

今夜、作業に煮詰まり気分を落ち着かせようと手に取った一枚。
テリーキャリアー。
アコースティックギターを弾きながら、もの凄く深い声で歌うフォーキーソウルシンガー。
あまり明るい曲はないが、とても深い。
バンドのアンサンブルも凄くいい。
生の弦が入っていたり、決して激昂することはないが淡々とツボを押さえたパーカッション。
遠くからだんだん近づいてくるみたいなサックス、トランペット。

なんか絵を見ているみたいな感覚とでも言うのだろうか。
淡々としているのだが、気がつくと凄いグルーヴに巻き込まれていたり。
そのダイナミクスの振り幅の大きい事。

90年代?00年代?だったか、レアグルーヴ再発見ブームなんかでもしきりに取り上げられていたなあ。
もっともっと評価されていい人だと思う。

ジャケット世界観は時代を感じるね(笑)の、1972年。
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RAPHAEL SAADIQ / THE WAY I SEE

2011-10-31 00:39:39 | 日々のこと
僕はソウルミュージックがだいすきなのだ。

僕が好きな、いわゆる『ソウルミュージック』は、ジャンルと言うよりは、そこに『ソウル』のこもっている音楽と言う意味での『ソウルミュージック』であると言える。
ロックだろうがブルーズだろうがレゲエだろうがフォークだろうがその全てにおいて『ソウルミュージック』が存在していると思っている。

そして、昔のスタックスやモータウンといったR&Bであったりの一般的な意味でのソウルは、別格に好きだ。
聴くとウキウキしてしまうし、この後でこうくるんだよな、と先がわかっているにもかかわらず、来た瞬間に鳥肌が立つと言うふうに。

昔のこういったソウルには(60'S~70'S)、そのレーベルに専属のソングライティングチームがいたり、専属のお抱えミュージシャンがいたりして、そのソングライターや、ミュージシャン達の作品を夢中になって探し聴き漁った。
こういった仕組みが、昔は普通だったのだ。
今考えれば、これはとても贅沢な事だと思う。
一人のシンガーのアルバムの裏にたくさんの人たちが関わる事になったであろうし、いろんなアイデアもそこでたくさん産まれたのだと思う。

しかし、今は音楽業界のシステムも随分変わった。
昔のように、ソングライティングチームが曲を書き、それを専属のミュージシャンがプレイし、そこにシンガーが歌を吹き込むといった流れはほとんどなくなっている。
もっと、コンパクトになっている。

自ら、楽曲を作り、アレンジして、そのプレイまですべてを一人でこなしてしまう例も珍しくない。
そのハシリとして、スティービーワンダーなどの先駆者がいたが。

このラファエルサディークもそんな現代のソウルシンガーの1人だ。
もともとプリンスのバック等をやっていた彼が、90年代にトニートニートニーでデビューし、その後ソロとしてラファエルサディークとなった訳だが、今彼はソングライティングからアレンジ、プレイまでそのほとんどを一人でこなしている。
このアルバムも、自身のプライベートスタジオで1人、もしくは曲によっては最小限のミュージシャン、ゲストで作り上げたもの。

しかし、ここにある音はまるでモータウンの曲をスタックスのMG'Sが演奏しているような手触りのものなのだ。
彼自身の歌は、まるでインプレッションズ時代のカーティスのような。

素晴らしい。
これをほとんど一人でやったなんて、凄すぎる。
あえて昔の質感を出すために、録音からいろいろこだわったんだろうなあ。
そして、結果として新しいも古いも関係ない、いいものはいい、って所に行き着いているところが素晴らしい。

ルーツとしてのR&Bへの愛が詰まっているアルバムだ。
一曲ゲストでスティービーがハーモニカを吹いている。

珠玉の名曲揃い。

やはり、手法は変わっても、ルーツとしてのソウルミュージックは確実に息づいている。
こんな『ソウルミュージック』の形もあるのだ。
っていうか、形じゃないんだな。
パッションだね。

今、俺の中にもだんだん、ふつふつと沸き上がるものがあるのだよ。
まだまだこれから捕まえなくちゃいけないものがたくさんあるが、アタマで考えるのではなく(もちろんそれも大事だが)こんなふうに、いかに自分のパッションを燃やせるかがその源だ。

ソウルは自分の中以外何処にも無い。
2008年。アメリカ。
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CURTIS MAYFIELD / LIVE

2011-10-27 00:43:58 | 日々のこと
初めて聴いた25歳位から、ずっと憧れ続けている空気がココにある。

しかし、きっとこの空気は一生再現できない事も俺は知っている。
だから憧れるのだ。
怖いくらいの緊張感と、真逆の暖かさが同居する奇跡。
一生聞き続けるであろうこのアルバム。
もはやバイブルだ。

ニューヨークのビターエンド。
あの、ダニーハサウェイのライヴもココで録音されてる。

一家に一枚。
いつ聞いても絶句。

1971年。
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Tom Waits / Heart of Saturday Night

2011-10-24 00:35:31 | 日々のこと
トムウェイツ。

だいすきだなあ。いろいろ思い出しちゃうんだなあ。
もう、いろいろだよ。

二十歳くらいの時に田舎のレコードショップでこの2ndの中古版を見つけた。いまは、もうほとんどアナログ盤は手放してしまって、CDでしか持っていないのだけど。
これは、なんの前情報も無く、店でトムウェイツの名前も知らぬまま、ジャケに惹かれて買ったんだった。

帰ってから、他に買った何枚かのブルーズのレコード達と一緒に聴いた。
いまでも、よく覚えている。
ショックって言う感じじゃなかったんだけど、『なんだかやけに大人っぽいなあ』っていうのが最初の感想。
しばらくは、たまに思い出した時に聴くって感じだったんだけど、いつの間にか大好きになってた。
じわりじわり沁みてくる感じだった。

この他にも、もちろん!stからほとんどの作品を持っている。
作品ごとに、いろんな実験的な事をしていたり、未だにそのヴァイタリティーは衰えを知らないね、この人は。
最近最新作についてちょっと目にした何かの記事。
『新作を作るにあたって、誰か一緒にやりたい人は?と聞かれて、テキトーにキースリチャードと答えたら、実現してしまって、こりゃ面倒な事になった、とあたまをかかえていたら、スタッフが体育館ほどもある巨大なスタジオを押さえ、そこに600本のギターを積んだトラックとキースが来た』って。(笑)
まあ、この人の事だから何処までが本当か分からないこんな話がとっても魅力的なのだが。そして、キースにたいして『あんなにたくさんのギターを持ってきて、それを使いこなすヤツはたいしたもんだ』みたいなことを言っている。(笑)まあ、気が合いそうだし、仲良さそうだよね。実際に共演もすでにしているしね。

トムウェイツと言う人は、根っからのアクターなんだよなあ。
演じるのが好きなんだと思う。
昔のライヴ映像とか、もう完璧に役者だ。
そして、何処までが地でどこからが役なのかわからないところがこの人の持ち味なんだ。
歌の中に生きてきたっていうかね。

俳優としてのトムウェイツも俺は大好き。
ジャームッシュ作品はもちろん、かなりいろんな映画に渋い脇役で出演している。
おれが最も好きなトムウェイツの俳優作品は、『黄昏に燃えて』っていうヤツ。
ジャックニコルソンが主演の、1920年代の大恐慌時代のアメリカを舞台に描かれた人間模様を綴った映画。
主演のジャックニコルソンは大恐慌に巻き込まれホームレスとなった主人公で、そのジャックの街の親友のやはりホームレス役でトムウェイツが絶妙の存在感を示している。
話自体も、痛くて切ない映画だったが、トムウェイツの役者ぶりも素晴らしかった。
それこそ地でいってる感じ。変わり者で。

俺は、この人の影響でフランクシナトラも大好きになったんだ。
今は、こんな素敵な作品をジャケ買いした二十歳の俺をほめてやりたい。(笑)
1974年。アメリカ。
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