TS-690Sを久々に動作させているのですが,小さなトラブルを2件発見.
一つ目の症状
久々に動作させた時は,気付かなかったのでしょう,先週末は火を入れるとLEDのSインジケータが,9程度まで振って,少し時間が経つと1程度(インジケータで3ポイント)まで下がる現象が発生していました.
Up画像を良く見ると,アンテナを接続していないのに,Sインジケータで3ドット振れてますねぇ.
丁度,RFゲインを絞った状態の様.
真空管式の受信機に例えれば,火を入れるとSメータが振切れ,真空管に火が灯りだすと,Sメータが下りだして正常に信号が聞こえ出すあの感覚.
ただ,真空管よりは少し時間がかかる様子です.
そんな現象が収まると,問題なく受信が出来るから困りもの.
真空管じゃないんだからさぁ.
そこで,RFゲインの回路をトレースしたけど,調整出来そうなのは,基盤上の半固定抵抗VR10のみ.
場所は,この基盤のココ↓辺りにあります.
実は,このVR10を調整するつもりでドライバーで触った瞬間,SインジケータのLEDが全て消えたのですわ.
アララ...VRがガリっていたのか?
ただ,S9まで振ってそれからS1まで下がるその現象はいったい何? とハッキリしませんが,火を入れてもその症状がなくなる様にVR10を調整しました.
AGC回路の影響なのかは,何とも言えないのですけど,AGCをSLOW,FASTと切替えると,あきらかに信号は変化するので,AGCはシッカリ動作しているのを確認しています.(TS-690Sは,AGCの切替えは2段階のみでOFFは無し)
って事で,ヤッパRFゲインの回路が多少くたびれてしまったのかも知れませんが,今のところ,この調整で収まっているのでとりあえず解決.
二つ目の症状
M.CH/VFO CHのロータリエンコーダがチャタリングを起しているのか,周波数飛びがある.
つまり,01,02,03,05と04が飛んだり,その逆もあったりで,使っていなかったから接点がガリっているのかも.
TS-690Sは,メインダイアルの速度を変える機能がなく,CHツマミを回す機会があるので,交換するつもり.
ケンウッドに聞いたら在庫があるそうで,パーツだけ送ってもらう事にしました.
ただ,送料込みで¥3k程度と高ッケー!
基盤付きアッセンブリの様子.
分解して,掃除すれば直りそうな気配なのですけど,直らなかった時の事を考えると,授業料払うつもりでパーツが来たら分解掃除してみます.
幸いにも送信系は,シッカリ,ベアフット出力もOKだし,どのモードもOK.
ヤッパ4年のブランクだと,何かありますねぇ.
一つ目の症状
久々に動作させた時は,気付かなかったのでしょう,先週末は火を入れるとLEDのSインジケータが,9程度まで振って,少し時間が経つと1程度(インジケータで3ポイント)まで下がる現象が発生していました.
Up画像を良く見ると,アンテナを接続していないのに,Sインジケータで3ドット振れてますねぇ.
丁度,RFゲインを絞った状態の様.
真空管式の受信機に例えれば,火を入れるとSメータが振切れ,真空管に火が灯りだすと,Sメータが下りだして正常に信号が聞こえ出すあの感覚.
ただ,真空管よりは少し時間がかかる様子です.
そんな現象が収まると,問題なく受信が出来るから困りもの.
真空管じゃないんだからさぁ.
そこで,RFゲインの回路をトレースしたけど,調整出来そうなのは,基盤上の半固定抵抗VR10のみ.
場所は,この基盤のココ↓辺りにあります.
実は,このVR10を調整するつもりでドライバーで触った瞬間,SインジケータのLEDが全て消えたのですわ.
アララ...VRがガリっていたのか?
ただ,S9まで振ってそれからS1まで下がるその現象はいったい何? とハッキリしませんが,火を入れてもその症状がなくなる様にVR10を調整しました.
AGC回路の影響なのかは,何とも言えないのですけど,AGCをSLOW,FASTと切替えると,あきらかに信号は変化するので,AGCはシッカリ動作しているのを確認しています.(TS-690Sは,AGCの切替えは2段階のみでOFFは無し)
って事で,ヤッパRFゲインの回路が多少くたびれてしまったのかも知れませんが,今のところ,この調整で収まっているのでとりあえず解決.
二つ目の症状
M.CH/VFO CHのロータリエンコーダがチャタリングを起しているのか,周波数飛びがある.
つまり,01,02,03,05と04が飛んだり,その逆もあったりで,使っていなかったから接点がガリっているのかも.
TS-690Sは,メインダイアルの速度を変える機能がなく,CHツマミを回す機会があるので,交換するつもり.
ケンウッドに聞いたら在庫があるそうで,パーツだけ送ってもらう事にしました.
ただ,送料込みで¥3k程度と高ッケー!
基盤付きアッセンブリの様子.
分解して,掃除すれば直りそうな気配なのですけど,直らなかった時の事を考えると,授業料払うつもりでパーツが来たら分解掃除してみます.
幸いにも送信系は,シッカリ,ベアフット出力もOKだし,どのモードもOK.
ヤッパ4年のブランクだと,何かありますねぇ.
私も690を持っていますが、5年ほど前に
M.CHのガリで部品交換しました。
(技術力がないので、メーカ修理でした)
どうもここのエンコーダーはガリが良く出るみたいですよ。
最近はW製の某リグに座を奪われて、使う機会が無くなりましたが、
たまには使ってあげないと機嫌が悪くなりますよね~。。。HI
ご無沙汰してました.
ヤッパ,そうでしたか.
あのエンコーダ,ヤッパ,ガリが出ますか.
まぁ,そんな年数が過ぎていると諦めてはいますけどね.
でもね,改めて眺めると,販売されて20年は過ぎると思うのですが,見た目は古さを感じさせないデザインですよ.
現行機種より,ずっと高級感ありますからね.
さすが,ケンウッドと言いたいのですわ.
TS-690 AGC を検索してこちらのページをたどりつきました。
私のRIGも同様な現象で修理のため調査中です。
私の場合は、上の写真のあるVR10の斜め下にあるIC6のNJM2904の1番ピン出力電圧が異常です。
RFを一番右に回した上体で本来は0.7Vであるはずが、電源ONでは3V以上あります。
そのままの状態で待っているとだんだんと電圧が下がり、Sメータも下がります。
その後に音が出るようになります。
どうもこのOPアンプが怪しいです。
修理の参考になれば幸いです。
サービスマニュアルをダウンロードして,チェックしました.
こんな事が,速攻出来るので助かりますね.
さて,成る程,メータアンプ用のOPアンプですね.
自宅へ帰ったら,電圧をチェックしてみます.
NJM2904Mって,実装タイプですね.
DIPタイプならありそうですけど,実装タイプはどうかなぁ,秋月で探してみます.
有力な情報,どうもありがとうございました.
ところで,出来れば,次回はコールサインかお名前を記入してもらえると助かります.
今後とも,よろしくお願いします.
TS-690のロータリーエンコーダー不具合でこちらのページを参考に分解清掃で問題解決できました。
ありがとうございました。
同機で感度を抑えようとRFつまみを左に少し回しても1~2秒後に受信感度が勝手にもとに戻る(右側に最大に回したような)状態です。
何か知見などございましたらアドバイスをお願いいたします。
実際の状態を見ていないので,ハッキリとは言えませんが,RFゲインVRのガリってのも疑った方が良いです.
もちろん,AFのカップリングコンデンサは,交換していると仮定します.
最近は,私のTS-690もRFのVRもガリってる様子です.
ご存知の様に,単身赴任中なので,自宅へ帰った時しか使えないのでその時は,必ず,RFゲインVRを何度か左右へ回転させてガリを取ってます.
何故判るかですが,RFゲインのレベルが調整した時より少し上がるからです.
一度それをすると,自宅にいる日数程度なら,全く問題ないのです.
そんなわけで,まずRFゲインVRを回してガリを取ってから,RFゲインVRでゲインを抑えた状態にして基板上のVR10を少し左右に回してガリを取るべきかと思いますよ.
きっと,VR10の接触不良もあるからガリを取った方が良いです.
あとは,別の方がコメントしてくださった NJM2904 のトラブルかも知れません.
こんなところでご勘弁下さい.