JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

今年最初の“進水式”...函館どつく

2016-04-07 21:48:19 | 函館港

 函館どつくで新造船の“進水式”が行われる...。天気は生憎の曇り空、しかも時間は午後0時40分、関係者の都合に合わせたのだろうが、ちょっと中途半端な時間だなあ...、と思いつつも、久し振りの“進水式”、しかも今年初めてだしなどと理屈をこね回しながらも、函館どつくのある弁天町へ向けて車を走らせる...。      

                                   

 今年最初とあって見学の市民も多く、“進水式”が初めてという方ご婦人の団体の皆さんは巨大な船体を見上げ驚きの声を上げている...。その中で函館どつくの職員の方が「新造船は、船台に乗せると約2ヶ月で組み立てられるが、船に乗せるエンジンなど機械類の製造に1年半から2年を要するので、もし注文される場合は2年前までお願いします」と笑いを誘いながら説明されていた...。
      
        

 予定の午後0時40分、国旗掲揚で“進水式”が始まる...。新造船は「BERGE SHARI(ベルゲ・シャリ)」と命名、直ちに進水に当たっての事前確認作業が手際よく進められ、準備完了...。船体につなぎ止められていた綱を切断すると船首のシャンパンが割れ、大音響の軍艦マーチとサイレンの音とともにくす玉から鳩ともに色とりどりの紙テープ、風船が飛び出し、船体が勢いよく海に滑り出すと見学者からは大きな歓声があがる...。

                                   

 いつもながらの“進水式”なのだが、残念ながら曇り空で空は真っ白...。巨大な赤い船体も五色の紙テープや風船もその鮮やかさを見ることができず、顔見知りのカメラマンさんとも「青空なら最高なんだけどね...」といいながらも、豪快に海に飛び込む新造船から大きな感動をもらう...。

     

        (“進水式”を終えた「新造船」は函館港に浮かぶ...)
 新造船「ベルゲ・シャリ」はバラ積み貨物船で21,550総トン...。全長180m、全幅30m、深さ14mで従来船の船倉ボックス型をさらに船尾を細くして水の抵抗を減らし燃費性能を向上させたというエコシップの「ハイバルク34E」型の11隻目...。この後、港内で艤装工事を行い6月上旬には船主に引き渡される...。
 ちなみに、次回の“進水式”は6月3日に予定されているそうだ。きっと、また巨大船体の下見学しているかも知れない...。

 

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2 コメント

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何時もありがとうございます (函館)
2016-04-09 08:34:51
逃さず取材されてますね。

いい加減人間の私はいつも感心しています。

これからも楽しませていただきますのでよろしく。
もう少し頑張れそうです... (mem)
2016-04-09 23:10:07
函館さん、今晩は。
いや、最近腰が重くなって、動きが鈍くなりました。
油を注入しながらでも、もう少し頑張りますので、時間を見つけ覗いてやって下さい。
いつもありがとうございます。

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