ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ロールキャベツ

2016年12月13日 | 男の料理
              
80坪程の借地で素人百姓をしていた頃、低農薬栽培でも結球するまで毎日葉をかき分けながらピンセットで虫取りをすれば素人でも秋キャベツと冬を越す春キャベツだけは物になったので、科学肥料は必要最低限に堆肥を主に有機栽培を実践して毎年20株ずつ栽培していた。
市販品とは異なり軟らかで甘い香り豊かな昔食べた味のキャベツを思い出し、地物ならそんな味にめぐり合える事に期待してJAここら黒岩店から2個購入して来た。
 
下り物よりはマシな地物産で、秋と春には必ず作っていた定番の“ロールキャベツ”を孫達の分も含めて2鍋作った。
今回はTV「東京マガジンやってTRY」の模範調理でイタリアンシェフが紹介した挽肉の味付けに塩麹を加えると具の肉も軟らかくふっくらに仕上がるとの事だったので、メニューをほぼ忠実に再現してみた。
スープの具材ベーコンは普通の薄切りだったが、厚切りブロックを特売をしていたのでこれを入手した。薄切りの倍位にしか切れなかったが、怪我の功名か味が良く出てとても美味いスープに仕上がりロールキャベツ本体よりも主役の感じで、この時期には熱いタップリのスープが欲しいとリクエストもあった。
22個作り、材料調達の買出しから初めてキャベツの下処理と包みに一番時間がかかりタップリ4時間、一品料理ではカレー同等の作業量で手間をかけた分は十分に深みのある旨味として濃縮されていると思う。

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