JA7NI - AKITA GRABBER

2200m band Grabber for DX

絶縁トランスが有効

2011-02-24 15:04:36 | インポート
CQ誌3月号の山村さんの記事を見て、真似してみた。
インピーダンス変換と絶縁トランスを兼ねさせ二次側(アンテナ側)だけにタップを設け、
一次側26回捲き、その上に二次側を重ねて捲いた。
タップは使用するインピーダンスに合わせ途中から1回又は2回毎に設けた。
実測7.5,10.3,11.8,13.6,15.5,17.6,22,33.3Ωとなり、現在11.8Ω端子をつかっている。
手持ちの太いビニール線を使ったのでコア1コには捲けきれず、240-43材2コになったが
細いなら捲けるし、パワー的には1コでも釣りがくる。


結果:
・今まで使っていた整合トランスでは、TXの同軸ケーブルにアンテナ電流の8%の電流
(コモンモード電流)が流れていたが、なんと!全く流れなくなった。
・ローデングコイル小屋と送信機の有る2階のシャックは30m離れた環境ですが、送信
電波監視用の電界強度計(アナログテスターAC3Vレンジ)の振れが1/10になった。
アンテナからの電波でなく、コモンモードで発生した浮遊電波をモニターしていたのだった。

ナイフスイッチを上に倒すとアンテナ抵抗の測定ができるようにした。
同軸スイッチ1が送信機、2又は3でアンテナアナライザーを使って50オーム測定
この写真の板はバリオメーターBOXに載せ、アンテナ電流計はバリオメーターの内部(コールドエンド側)についています。
クランプ式のRF電流計が使い易いように、同軸側のワイヤーも挟めるようにしている。
 

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