ウッドガスストーブ16号機の組み合わせ部分の熱空気漏れは少ないに越した事はない。
そこで、別の粉ミルク缶を使って密閉度を向上させた。
まず、底に内缶の直径に合わせて印を付ける。そして胴体を切り取る為の印をグルっと一周。
内缶を密閉して挿入する為、キリを使い小円でグルッと穴を開ける。
穴を開けたら、ニッパ等で穴を連続させて切り取る。
小円から内缶の直径より少し内側に放射状に切り込みを入れて、
更に胴体から切り離す。(余白を付けて切り取る)
切り取り線に合わせて余白を切り取る。
その後、放射状の切り込みを内側に折り下げて内缶を無理やり挿入するのだが、若干狭いので様子を見ながら少しづつ入れてみる。
どうしても狭くて入らない時は放射状の切り込みをもっと切るか、トンカチなどで折り込んだ放射状切り込み部分をグルッと一周トントンたたいて広げてやると良い。
内缶が入ったら、ポンチとか先の細いペンチなどで放射状の切り込みのビラビラの部分を内缶に押しつけて密着させる。
いつもは、万全を期してビラビラ部分を針金でグルッと縛るのだが、今回はうまく密着してくれたので針金は使わない。
内缶ユニットが出来上がったので、外缶に被せて出来上がり。
密閉度は随分向上した。これで熱空気は二次空気口からほとんど漏れなく噴き出す事が出来る。
内缶の調整もユニットを外せるので簡単に出来る。
その後の知見で3.5用としてはサイズが小さい事が判明。このサイズでは7MHzがちょうど良い。
部材を用意した。シリンダは香るブラックコーヒー缶。コイル部分はペットボトル500ml。底に穴を開けたので、心棒を突き刺しBBQスタイルで3.5MHzバンドになる予定。
そn
試験燃焼後の耐熱セメント剥離を補修した。
下側の縁の若干綺麗なところが補修した部分。
試験燃焼も終え、汚れを拭いた16号機の全体像。
あんなに火勢が良かったのに、外缶は焦げていない。こういうのもあるんだなぁ・・・すごい(^。^)y-.。o
直火禁止の野外で便利だと思う。
ただし、燃料寸法が10~12cmくらいだから、現地調達で揃えるのは大変かなぁ・・・・・、(-_-;)
ノコギリや鉈が鉞が入り用になるな、 ま、いっか。
大き過ぎず、かと言って小さ過ぎず、燃料は枯れ枝を使うタイプを作った。
ペレットを使う場合は、ある程度小さいストーブでも火力と持続力(足しながら)は確保出来るが、自然の枯れ枝を使うには小さ過ぎるので、もっと大きめだが持ち運びが楽な大きさの、粉ミルク缶を外缶に100均の貯金箱を内缶にして16号機として作成する。
100均の一番大きな貯金箱を購入し、今回はペレットを使わないので逆さにして利用する。
底に鍔の分を残して丸く穴を開ける。後はニッパ等で穴を連続して切り取る。
くり抜いたら、鍔側に折り返す部分を金ハサミで切り込みを入れる。その後プライヤーの背等で馴染ませながら折り返す。(不用意に炉に手を突っ込んでけがをしない為、必須)
後は、内缶の上部に二次燃焼用の空気取り入れ穴を8コ開けた。
底には適当な数の一次燃焼用の穴を開け、底サイドにも8コ穴を開けた。
外缶の底サイドにも空気取り入れ穴を開けた(今回は片側半分に5コ開け、風向きでストーブの向きを変えられるようにする)
さて、内缶を外缶に合体させる段になってトラブル発生。
無理やり挿入したら、外缶の縁が切れてしまった。合体する事は出来たが、内缶外缶の合せ目がピッタリしないので、空気が漏れてしまいそう。
仕方がない。耐熱セメントを充填することとした。耐熱セメントは用意はしていたものの1号機~15号機までは縁が切れる事無くピッタリ合わせられていたので、こういう奥の手は使わなくて済んでいたが今回初めてだ。
内缶と外缶の繋ぎ目にグルッと充填して空気漏れを防ぐ。乾燥するまで5時間位そのままにするよう注意書きがあった。(後ろは五徳)
明日には乾燥しているだろうから、最後に持ち運び用の取っ手を付ければ完成。
試験燃焼はそれからだな。・・・・・(-。-)y-゜゜゜
この位の炉の大きさなら現場調達の枯れ枝が使えるだろう。
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【11月16日追加】今日は良い天気だ。
試験燃焼をしてみた。
燃料の枯れ枝は、前日までの雨で濡れているから使えない。
仕方がないので物置に保存していた予備の燃料(廃材を短寸法で切断し細材にした物)で試験する。
この勢い、火勢、いいんじゃない?二次燃焼の吹き出し炎が見える。
こっちの下側の方が二次燃焼の吹き出しがわかるかなぁ(^o^)V
15分程度経過した後の燃焼状態。
方々から出ている二次燃焼の状態はこっちの方が分かるな。
この後、燃料を追加してみたが勢いは若干弱くなるものの十分使えそうだ。
ただ、耐熱セメントの一部が剥げていたので補修しておいた。