今回の確認試験は、①上蓋モドキのツバの広さ(長さ)が適正か。②外缶と内缶の隙間が極端に狭い場合の現象はどうなるかを確認をした。
内缶はPCキーボード等用のダストブロアーという空き缶。仕事納めの掃除で沢山空き缶が出て、4本ゲット。
外缶は缶詰め4号缶。
外缶と内缶の直径はウッドガスストーブ8号機と同じ。
組み合わせて早速点火した。
7号機改と比べると上蓋モドキのツバが長いので開口部が狭くなっている。
二次空気口の穴が小さい(直径4mm)
【燃焼状態】
二次空気量が不足しているためか、下からの未燃焼ガス(煙)の量が多くなると炎が消えたり、再燃焼したり、とても不安定になる。
開口部より直径の大きい煙突モドキを載せると、未燃焼ガスが上蓋モドキの上に滞留し、煙突モドキの上部で炎になる。
9号機と隙間は同じなのに10号機の燃焼がうまくいかないのは二次空気口が小さいためだと思う。空気が十分補給されていればツバの内部で安定的に完全燃焼と思ったのに・・・・・。(-_-)
【結果】
未燃焼ガスの発生量と燃焼の為の二次空気量のバランスが崩れて燃焼が不安定になる事が分かった。
ツバを長くしても二次空気量が足りなかったせいか、効果は確認出来なかった。
【改修の検討】
1.二次空気口の穴をもう少し広げる。
2.それでも効果が無かったら、ツバをもっと短くして開口部を広くする。