先日来、三菱自動車の燃料費データの不正が発覚して社長のお詫び会見があったり、慌てて国土交通省では検査の立会いをしていなかったことのお詫びのおまけまで出てきたようです。
それを聞いて三菱自動車のユーザーが「騙された!もう買わない!」と言って大騒ぎをしたとか。でもね~よ~く考えてみてください。自動車を買う時にカタログの燃費を他の車とどの程度比較してどの程度重要視して買いましたか?おそらくカッコイイとか安いとかもっとほかに理由があって結果、三菱にしたのじやないんですか?自動車のカタログ記載の燃費データを頭から信用するほうもどうかと思います。そもそもあのデータは色々な測定方法があり、シャシダイナモメーターといってグルグル回る円筒の上を自動車のタイヤを回転させてデータをとったり、自社のテストコースでプロのテストドライバーが一定の距離を何度も走行してその平均値のデータをとる、などしています。ユーザーがタンクを満タンにして少なくとも走行距離1000Km走ってリッター当りの走行距離を算出する方法が実用面では正しい。この方法も信号機の少ない田舎道ばかりで渋滞など殆んど無い道や、都会地の高速道路ではない一般道を走行すれば仮に渋滞が無くてもちょっと進めば信号、走り出したら又信号といった道路状況が当たり前でしょう。決してカタログデータで走行出来ないのは当たり前でそんなデータが嘘だ間違いだ誤魔化しだ、インチキ会社だと怒りまくるのもどうかな?勿論インチキデーダを公表していた会社の非は当然問われるべきではありますが・・・・