つむじ風

旅の途中でひとりごと

グローバリズムと云うけれど

2017年05月20日 | Weblog

世界はグローバリズムが究極の姿かのような錯誤に囚われて、

一握りの大資本に市民は食い潰されているようにみえる。

 

「知れば知るほど」(藤原正彦著)を借りて来て読んだ。

共感したのでその中の一文を記しておきます。

 

ここ数十年間のグローバリズムの究極は、世界各地で

すべての民族が仲良く一緒に暮らし、同一言語(つまり英語)で

円滑に意思の疎通をし、やがては文化や価値観まで共有する

ことのようにみえる。これは私にとって、似非ヒューマニズムに

根ざしたおぞましい光景である。

地球の隅々で見事に花咲いた魅力ある文化、伝統,習慣、風俗、

料理、言語、舞踊、音楽・・・・はすべて地球の宝物である。

国境を越えて人々が自由に移り合うようになったら、こういう

ローカルなものがいづれことごとく消えてしまう。いかに美しくとも

地球上がチューリプ一色になっては世も末だ。一面の菜の花や、

雨滴をこぼれんばかりにためた紫陽花や、岩陰にのぞく駒草が

あってほしいのだ。 以上

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