酔いどれ山ガラス

リタイア後のエンジョイライフ
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大朝日岳(1870m)

2011-08-09 21:41:29 | 登山の記録
山 名   大朝日岳(1870.8m) 朝日鉱泉口       
所 在      山形県西村山郡朝日町大字立木
日 時   平成23年8月6日(土)~7日(日)
人 員   3名(男2名、女1名 )

Dc080865
 大朝日岳から祝瓶山と飯豊連峰

 コースタイム
21日(晴~曇)
朝日鉱泉発10:10~(0:16)中ツル尾根分岐点~(1:34)993m峰~(0:21)金山沢~(1:20)鳥原小屋着14:50(泊)

22日(曇~晴~曇)
鳥原小屋発4:53~(0:22)鳥原山~(0:03)鳥原展望台(朝食)~(1:02)小朝日岳~(0:16)古寺分岐点~(0:40)銀玉水~(0:30)大朝日小屋~(0:17)大朝日岳山頂着8:47

大朝日岳山頂発9:11~(0:10)大朝日小屋~(0:21)銀玉水~(0:31)古寺分岐点~(0:22)小朝日岳~(0:55)鳥原展望台~(0:03)鳥原山~(0:17)鳥原小屋(昼食)~(0:50)金山沢~(0:23)993m尾根~(0:57)中ツル尾根分岐点~(0:15)朝日鉱泉着16:00

【注】
・ カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。
・ 山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。
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 今月始め、今週末どこかへ行きたいと山仲間に声をかけたら直ぐにまとまった。朝日連峰の大朝日岳行きだ。最近は歳をとったせいか、全行程重い荷物を担ぐような縦走形態の登山は避けて、極地法的な登山志向となっている。

 例えば、飯豊の切合小屋まで荷物を担ぎ揚げて1泊し、翌日サブザックで飯豊本山ピストンするなどのやり方だ。今回も、朝日の白滝口から鳥原小屋で1泊して、そこからサブザックで大朝日岳をピストンする計画を立てた。

 どうやら天気は良さそうだが、予定の白滝口へ入ろうと思ったが重機で林道入口がふさがれている。その奥にビニール紐で規制線が張られていた。ここに車を置いて登山口まで歩こうかと思ったが、登山口までの距離を定かに覚えていなかったので朝日鉱泉口から登ることに変更した。

 朝日鉱泉口は初めてのコースだ。昔の朝日鉱泉より手前に現代風なロッジ「朝日鉱泉ナチュラリストの家」建っていた。朝日鉱泉の位置が以前と変わっているので登山道がどのように変わったのか危惧があったが、同行のMさんが以前にこのコースを登ったことがあるとのことで、意を強くして登山口に向かった。

 いやぁ暑い暑い、蒸し風呂のような中を急登と緩登を繰り返し、何とか鳥原小屋へ到着。今夜の宿泊者は10名強ですいていた。トイレが水洗になり、そこまで水が引かれ蛇口が付いていた。管理人がいるので小屋内外とも大変きれいに整備されていた。

 翌日、予定どおり早朝発。高曇りで直射日光が当たらず、しかも遠目が効き景色を眺めながら快適に登る。サブザックでの稜線歩きは最高だ。

 大朝日岳山頂では、ガイドブックの写真のような大パノラマを堪能することができた。異様な山頂をした祝瓶山、その先には飯豊連峰、噴火後の双耳峰がはっきり分かる磐梯山と吾妻連峰、月山と鳥海山などがはっきり確認できた。(掲載の写真ではあまりはっきりしないが・・・)。特に、わが地元の鷲ヶ巣山や光兎山がはっきり確認でき、お城山や下渡山、村上市街の平地の広がりなどわかった。

 しかし、ブナハムシ(後で聞いた名前)という虫が大群で飛んでおり、うっかりすると刺され叩き落とすと潰れて黄色いシミとなり始末が悪かった。ブナハムシは、大朝日小屋まで登る途中でも飛んではいたが気になるほどのことはなかった。頂上付近が特に多かった。

 昼食は銀玉水の予定であったが、予定より早く進んでいたので鳥原小屋で摂ることにした。小朝日岳の登り返しを一気に登る。小朝日岳に着くと朝の眺望がうそのように、大朝日岳にガスがかかりはじめていた。

 鳥原小屋で昼食後、下山開始。空がゴロゴロいいはじめ、993m尾根を過ぎるころからは雨が来たが、樹林帯に入っていたのでほとんど雨には当たらず下山することができた。  

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 朝日鉱泉「ナチュラリストの家」

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 朝日鉱泉から大朝日岳

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 鳥原小屋

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 鳥原山から大朝日岳(左)、中岳(中央)、小朝日岳(右)

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 鳥原山から左から吾妻連峰、磐梯山、御影森山

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 ヤマハハコ(小朝日岳付近)

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 小朝日岳から大朝日岳(左)

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 銀玉水
 左下10m位のところにかなりの水量の冷たい水が出ている。

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 銀玉水のミヤマキンポウゲ

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 ハクサンフウロ(銀玉水上部)

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 イイデリンドウかミヤマリンドウ(銀玉水上部)

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 銀玉水上部から中岳(右)、左遠方は鷲ヶ巣山

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 朝日嶽神社奥宮

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 大朝日岳と大朝日岳小屋

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 大朝日小屋
 小屋の周囲は、タカネナデシコ、クルマユリ、マツムシソウ、ミヤマリンドウなどのお花畑となっている。

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 ヒナコゴメグサ(大朝日小屋付近)

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 大朝日岳山頂

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 大朝日岳山頂から吾妻連峰(左)、磐梯山

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 大朝日岳山頂から以東岳

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 大朝日岳山頂から鳥海山(左)、月山

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 大朝日岳山頂から飯豊本山(左)、祝瓶山

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 大朝日岳山頂から中ツル尾根と朝日鉱泉ナチュラリストの家

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 大朝日岳山頂から小朝日岳(左)、鳥原山

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 大朝日岳山頂から光兎山(左)、鷲ヶ巣山

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 タカネナデシコ(大朝日小屋前)

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 クルマユリ(大朝日小屋前)

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 マツムシソウ(大朝日小屋前)

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 帰路、登り返しの小朝日岳
 

 

 

 
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