酔いどれ山ガラス

リタイア後のエンジョイライフ
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三額山(587m)

2008-04-23 22:06:38 | 登山の記録

山 名    三額山(587m)
所 在       新潟県村上市板屋越(旧朝日村)
日 時    平成20年4月22日(火) 晴
人 員     T・Mさん
 

コースタイム
登山口(女滝)発8:30~(0:42)支尾根325m付近~(0:10)主稜尾根に出る(約375m)~(0:13)鞍部~(0:10)コブ①460m付近~(0:04)コブ②490m付近~(0:15)三額山山頂着10:09
三額山山頂発12:00~・・・鞍部付近で左手に下る登山路を発見し辿って下る・・・(0:62)登山口(女滝下流)着13:02

【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。

 登山道概念図

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 昔、山の先輩から村上市(旧)の最高峰は三額山だ、という話を聞いたことがある。その真偽については確認したことはないが、特に登山道があるわけでもない無名の山なので、あまり気にも留めている山ではなかった。 

 前月、鍋倉山に一緒に登ったT・Mさんから三額山に登って見ないかと誘われ、行ってみることにした。事前に布曳ノ滝を下見し、集落の人に登山道があるか訪ねたら、集落の若者が登っているとのこと。登山口は布曳ノ滝手前左手から登る道があるらしいが、地元以外の人は分からないだろうとのことだった。(下見したが本当に分からなかった。)

 22日朝、布曳ノ滝から流れ落ちる沢に架かる立派な橋を渡り女滝へ向かう。橋を渡った杉林の先に開けた台地があり女滝からの沢が横切っている。その沢を渡り尾根に取り付こうと思ったが、少し沢を遡り女滝を見に行く。

 女滝は台地から沢沿いに右へ少し行き、左に直角に曲がった先に隠れるようにして流れ落ちていた。落差はそれほどでもないが水量は多かった。また先ほどの場所に戻るのが面倒だったので、女滝左手の尾根に取り付いた。

 約40分藪をこざきながら急斜面を登ると、支尾根をジグザグに登る登山道を見つけた。道に沿ってしばらく登ると、道は支尾根をそれ右斜面をヘツって行くようだが、カタクリの群落が咲き誇る滑りそうな斜面で、登山道と確認できなかったのでヘツらず、支尾根の藪をこざいてまっすぐ登る。(結局このヘツリ道が登山道だった。)

 女滝から約一時間で主稜尾根の南端に出る。藪はあるものの高低が少なく、格段に歩きやすくなった。少し進むとだんだん道らしくなる。赤テープのマーカーも所々に現れる。さらに少し行くと、平坦部から急斜面に変わる鞍部になり、この急斜面の上が頂上かな?と思って登りきったがまだ先があった。

 尾根もそれなりの勾配の痩せ尾根となり、乾燥した落ち葉が厚くつもり滑って登りにくかったが、藪枝につかまりながら登り続ける。10時09分、三額山の山頂に到着。2時間以上かかるかな、と思っていたが1時間39分で頂上に着いた。

 三額山の山頂は南北に長く、背の高い藪に覆われていて見晴らしはよくなかったが、鍋倉山方面と登山口集落方面が少し開けていた。山名表示や独標などは見当たらなかった。

 早昼を食べ12時00分下山開始。落ち葉の積もった斜面は滑るかと思ったが、クッションになりかえって下りやすかった。鞍部まで下ると左手に下る登山道を見つける。道はヘツリ道でところどころはっきりしないところもあるが、鉈目を辿りながら下ると登りで登山道を見失った場所に出た。支尾根の途中からヘツリ道が主稜尾根中ほどの鞍部へつながっていたのだ。

 後はこの登山道を外さないように下山したら、当初取り付こうと思っていた女滝下流の台地端に出た。(下山時間1時間02分)登山道は年に1回位しか登っていないようで、崖崩れ、倒木、藪で不明瞭な箇所が多かった。  

Photo 
 関口集落付近から三額山(右端)。左端のピークは虚空蔵山

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 布曳ノ滝

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 布曳ノ滝から流れ落ちる沢の橋を渡り女滝へ向かう。杉林の先に少し広い台地がある。

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 台地の先が女滝から流れ来る沢。この右手上流が女滝。ここを渡り左手の杉林の中に登山道があった。(下山で確認)

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 上の写真を違う角度から見たもの。

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 女滝。登山道が分からなかったので、左側手前斜面をよじ登り尾根を辿った。

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 三額山山頂
 藪に覆われていて見通しが悪い。わずかに海岸方向に鍋倉山が見通せるのと、登山口山麓周辺が見渡せた。木の間透かしに虚空蔵山まで尾根筋を見ることができたが、新保岳方面はあまりよく見えない。

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 なぜか鍋倉山がよく見えるように切り開かれていた。

 5  
 三額山山頂から登山口の板屋越集落方面。橅の新緑が美しかった。

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