酔いどれ山ガラス

リタイア後のエンジョイライフ
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湯蔵山(726.2m)

2009-04-08 21:17:01 | 登山の記録

山 名    湯蔵山(726.2m) 
所 在       新潟県岩船郡関川村大字松平
日 時    平成21年4月7日(火) 曇・晴
人 員     T・Mさん

コースタイム
松平登山口発7:40→(0:09)滝原分岐点→(0:23)杉林終わり→(0:09)主尾根に出る→(0:47)三角点山頂→(0:48)644m独標→(0:27)元光兎→(0:50)湯蔵山山頂着12:03
湯蔵山山頂発12:39→(0:41)元光兎→(0:20)644m独標→(0:37)三角点山頂→(0:39)主尾根を離れる→(0:08)杉林に入る→(0:17)滝原分岐点→(0:08)松平登山口着15:40

【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。三角点山頂手前から残雪上の歩行。

 登山道概念図

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 昔の山仲間から、湯蔵山(関川村)の登山道を尋ねられた。私も気にはなっていた山だがまだ登ったことがないため、ルートも分からずお役にたてなかった。この際挑戦してみようと、登山経験のあるT・Mさんを誘い、お天気をみて出かけた。

 湯蔵山には正式な登山道はないと聞いていたし、女川沿いの林道を最奥まで行って尾根に取り付くのかと思っていたが、三角点(山)の登山道を利用するらしい。三角点までは関川村山岳渓流地図では松平口、滝原口、小和田口が記されているが、T・Mさんが登ったことのある松平口から登ることにした。

 畜産団地牧舎裏の牧草地を左端に沿って進むと雑木林に入る目印の赤いマーカーがあった。雑木林に入ると確りした登山道がありここを辿る。あちこちに赤いマーカーがあり紛らわしい。残雪期のルートや造林関係のマーカーもあるようだ。杉林を抜けると支尾根となり、少し進むと主尾根にでる。(主尾根を直登してきた旧道と交わる。)

 緩い登りの尾根筋は、落ち葉が厚く積もり登りにくく笹薮も多い。地図上の平の木平、ナガメ場も残雪の下で不明なまま通過。長々とした緩登に嫌気がさすころ三角点山頂に到着。

 三角点山頂からは光兎山の先っぽが見える程度。湯蔵山ははっきり分からないが、東側のえらく遠くに見える山のようだ。ここまで約1時間40分。正午をリミットに行けるところまで行くことにして出発。

 ここからは残雪上なので、地図を広げたり赤いマーカーを辿りながら進む。小和田へ下ると思われる分岐尾根を左に見て右に曲がる。ところどころに消えかけた足跡と、時折現れる赤いマーカーが心強い。

 三角点山頂から小一時間、あそこのピークが元光兎であればいいね、と言いながら到着したところは644mの独標で少し先にもう一つのピークがあった。独標の急斜面を下り次のピークの元光兎を目指す。

 元光兎はのっぺりとした雪原で、雷峰から光兎山本峰、頭巾山へ続く稜線は圧巻。反面、目指す湯蔵山は樹林を頂いた冴えない山容の佇まいだ。

 リミットの正午までは50分を切った。湯蔵山までは無理かなと思ったが、行けるところまで行くことにして元光兎の急斜面を下る。下りの尾根は右寄りになって、湯蔵山の緩い尾根筋に取り付けそうな感じだったので、その方向に下ると尾根は途中で切れ落ちてしまった。

 しまった、左の尾根に取り付くべきだった、と途中から沢を横断して左尾根の側面をヘツり左に回りこんで尾根の鞍部に着く。やれやれ、ここを直登すれば頂上だと思いキックステップで登り始めたら足が攣り始めた。

 足の攣りをだましだまし登り、残雪に覆われた湯蔵山頂上へ到着。残念ながら標識等の確認はできなかったが、消えかかった足跡や幕営跡か人為的に残雪を掘ったような跡があった。

 風がありかなり寒い。東側の急斜面近くの木立の根元で風を避けて昼食を済ませ、早々に下山にかかる。帰りはルートファインディングの必要もなく、陽光の増した中快調に下山した。

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1
 三角点登山口
 牧舎裏の牧草地を左端に沿って少し行くと左の雑木林に入る赤布目印があった。

4  
 主尾根に出る。
 ここは休み場のようで広く刈り払われている。
 主尾根をまっすぐ登って来る旧道があるようだが、枯れ木で止めてあった。

5
 三角点山頂。滝原口と交わる。

7
 広い雪原の元光兎。後方は光兎山~頭巾山

8
 元光兎から湯蔵山(手前の黒い山)。ここより低く見える。
 元光兎を湯蔵山方向へ少し下り、左側の尾根に取り付く。その尾根を下ると鞍部になり、正面の黒い林の中を直登する。
 湯蔵山右の緩い尾根に取り付こうとして右の尾根を下り無駄な時間を要してしまった。

13
 湯蔵山山頂。1m以上の残雪に覆われていた。

11
 湯蔵山山頂から光兎山~頭巾山
 東側はかなりの急斜面だった。

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 湯蔵山山頂から元光兎方面。雑木林で見透しは悪い。


17
 湯蔵山を下る。前方は元光兎

16
 湯蔵山を少し下ったところから元光兎
 帰路最大の登り返しだ。

 19
 元光兎から光兎山(左)、頭巾山(右)

20
 644m独標付近から三角点山頂(中央)

21
 三角点山頂から湯蔵山(奥)。その左が644m独標。元光兎は独標の陰で見えない。

23
 三角点山頂から独標(右奥)へ続く尾根(手前の尾根) 

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