JA阿寒

「農業の発展と地域経済への貢献」をモットーに事業・運営を行っています。

年頭の挨拶

2012-01-04 09:08:59 | お知らせ

釧路市長  蝦名 大也

 新年あけましておめでとうございます。
 阿寒農業協同組合の皆様には、平成24年の新春を清々しくお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
 小瀬組合長はじめ役職員並びに組合員の皆様におかれましては、日頃から地域経済を支える農業の振興はもとより、当市のまちづくりの推進に格別なるご理解とご協力を頂いておりますことに厚く御礼申し上げます。
 昨年につきましては、3月11日に発生致しました東日本大震災による津波被害、福島原子力発電所の放射性物質の流失問題、さらにはここ数年、深刻化されている温暖化の影響のほか、台風等による降雨量の増大により、牧草の収量低下など、例年以上にご苦労されたことと拝察致しております。
 また、韓国・台湾などの近隣諸国において、口蹄疫の終息が未だ見通しがつかず、国内・道内はもとより当地域においても厳戒態勢の継続を余儀なくされ、酪農・畜産業関係者並びに関係団体の多くの皆様におかれましては、衛生対策等に関する、大変な負担を強いられ、ご苦労をされたことと存じます。
 さらに、政府はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)について、関係国との協議に入ることを表明したところであり、益々予断を許さない状況であります。
 TPPへの参加は、原則100%の関税撤廃を目指すものであり、北海道の基幹産業であります第1次産業への影響はもちろん、食品加工産業や、流通産業等へも甚大な影響を与えると考えられ、農業ばかりだけではなく地域経済の崩壊につながりかねない問題ととらえております。
 この問題については、食料自給率の低下や、安全保障上の観点からも非常に強い懸念と危機感をもっており、北海道と歩調を合わせながら、しっかり取り組む所存でございます。
 一方、明るい話題と致しましては、釧路港が念願でありました「国際バルク戦略港湾」に選定されました。
 今後につきましては、大型船舶による大量輸送が可能となり、穀物輸送の低コスト化、高止まりしている家畜飼料価格の低減化に繋がるものと期待されており、地域の酪農・畜産業の振興に大きく寄与されるものであると確信いたしております。
 当市といたしましても、農業の持続的、安定的な発展のほか、より魅力と活力ある農業・農村づくりのため、今後とも農業関係団体と一層の連携強化に努めて参る所存であり、皆様におかれましても変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びにあたり、阿寒農業協同組合の益々のご発展と、組合員、ご家族の皆様のご健康とご多幸を心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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キーワード
農業協同組合 環太平洋戦略的経済連携協定 食料自給率 放射性物質 原子力発電所 まちづくり 東日本大震災
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