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佐々淳行の珍文

佐々淳行が6月28日付の産経新聞に書いていた。その書き出しに曰く。
 筆者はドイツの国法学者フェルディナンド・ラッサールの『夜警国家論』を信奉する。
 国民を守る「治安・防衛・外交」こそが国家の使命で、国家は国民を安眠させる夜回りが仕事とする所説に動かされて警察を志した。
これに長尾龍一先生が嚙みついた。
 Lassalleは国法学者ではなく、労働運動指導者である。「夜警国家論」は彼が批判の対象を揶揄した言葉で、彼の思想ではない。そんなことは百も承知かも知れないが、そうだとしてもこのsentenceは甚だしくmisleadingである
その通りである。ラッサールは自由主義国家を「夜警国家」だとして激しく批判したのである。佐々のいう「国家は国民を安眠させる夜回りが仕事とする所説」は一体だれの説なんだろうか。
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