Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

仕事に行けん!!

2008-04-22 12:29:10 | ウツ記
ちと3月末からがんばりすぎたかもしれん。
とはいえそんなに大残業とかしたわけではないけれど、
自分基準では大残業だったのだし、
3月中はなんとか仕事を残さないようにフル回転したし、
4月になってからは新しい係で係長面してすごしたので、
ここへきて緊張の糸がぷっつりと・・・

ぷっつり切れるのが早すぎる気もしますが。

ま、切れたものは切れたのでしかたなく

昨日も休んでしまったが
今日も休んでしまった。

なんともなさけなく、かつ部下の顔も思い浮かび
ああ、いったいいつまでこのような生活(っていうか仕事に通うということ)が
続くんだろうか
もう無理だ
生きていたくない
とぼとぼ

とか珍しくネガティヴ思考に陥った昨日今日ですが
そのさなか、「実録連合赤軍 あさま山荘への道程」を観に行ってしまい、
ますますやりきれない気持ちに好き好んで拍車をかけている自分です。

「映画に文法はない。志があれば映画は撮れる」という監督の言葉通り、志一本の映画でした。公式ガイドブックを仔細に読んでみると、現実の出来事は映画よりもさらに入り組んでいたようで、「あの事件」が抱えていた闇の深さをつくづくと知るのです。

しかし、いまつくるガイドブックならば、そこにオウムの3文字が見当たらないのはどうしてでしょう?あの事件との類似性をもって事件を相対化・解題していくことが必要なのではないのかな?ついでにさかのぼると日本の軍隊での閉鎖的暴力装置からの繋がりも考えて。
連合赤軍も決して特異な現象ではないのだと知る必要があるでしょうに。



で、ときおり強力な映画や小説に出会うと仕事を休んでしまう悪い癖があり、それもあって仕事に行けないのです。
「百年の孤独」を読んだときのように。


仕事に行けん!!
仕事にいけんぞ~~~!!
うお~~~っ!
悪いかっ!?(開きなおる)


今日はおとなしくスタバですごそう
(家にばあちゃんがいるからな、体面がわるいで)


人気blogランキングへ
↑なにとぞぼちっとオネガイします。


son*imaポップスユニット(ソニマ)やってます。
CD発売中↓
小さな惑星
son*ima

詳しくはson*imaHPまで。試聴もできます。




↑お買い物はこちらで
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 残念 | トップ | 「実録・連合赤軍 あさま山... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伝統的な日本の感覚なのか? (pfaelzerwein)
2008-04-24 19:48:23
久々の人生の書「ウツ記」と楽しんではいけませんが、ベルイマン・あさまと来るとさもありなんと思わせます。

あさま映画のさわりの腹の底から絞り出す感情的な声の演技を見ていると、最後のよりどころの実存・真実はどうしても主情なんですね。それは、軍国主義でもオウムでも変わらない。それが、もともとの伝統的な日本の感覚なのかどうかも、ちょっと疑問に思ってます。

よく「自然」に生きるなどといいますが、上のような主情は外界から切り離されている感覚のように思いますが如何でしょう?やはりそこには近代化で切り裂かれたような精神の状況があるように見えます。
いつも (manimani)
2008-04-25 12:11:19
☆pfaelzerweinさま☆
いつもウツ記をご購読いただきありがとうございます(笑)
もともとの日本の感覚なのかという問いもなんとなくこの問題を考える上では有効な視点なのかもしれませんね。伝統的な観点からは特異な心性だとすると、軍国主義からオウムまでにみられる暴力支配装置はいつどうやって日本に巣食ったのか?
近代化における社会精神分析のようなものが必要なのかもしれません。かつて岸田秀氏が試みたような。

コメントを投稿