J’sてんてんてまり

あっちへこっちへコロコロ転がる想い。そして出会った人々。
手まりの糸は解けたり絡まったり。今度はどんな模様かな。

08.6.30まで

2008年06月30日 | 地震関連・防災

今年も今日で半年が終わる。
相変わらず、気になる天災が多い。

岩手・宮城内陸地震が起こった日の夕方、
静岡市にある防災、防犯用品の製造販売会社オータムハートの近藤さんは、現地の栗原市に入っていた。

辺りを見渡しても、それほどの被害は見受けられない。
大丈夫だったのか。

20度を超えていた静岡から駆けつけて、10度以下という肌寒さに、上着を調達しようと洋品店に入った。
そこでも、通常営業の様子。

店の人に聞いてみた。
すると、天井を見てくれという。
指差した方向を見やれば、天井板が落ちている。
かなり揺れがひどく、モノは散乱し、ガラスは割れ、片付けに追われていたのだと言う。
近所の店舗でも、同様だった。

倒壊した建物はほとんどないものの、皆、中を揺すぶられていた。
当然、家具調度類は倒れ、或いは破損した。
屋根が落ちている家もある。

今回の地震は、今までとは違う事象が幾つか見出されている。
その一つに、揺れの周期が2秒と長かったことも上がっていた。
過去の1秒周期の地震では、木造住宅が共振を起こして激しく揺さぶられた。
今回の2秒周期の揺れは、橋などの建造物を揺らした。
http://www.jma.go.jp/jma/press/0806/26a/h20iwate-miyagi-9.html

土曜日の朝。

これが平日ならば、通勤通学、或いは始業の時間、人々はオフィスで、施設で、地震に遭遇する。
建物の内部で起こる被害に襲われる。

地震発生後の聞き取りで、現地では、倒壊防止の手立てをほとんどとっていなかったことが分かっている。

家具の引き戸でない扉には、地震がおきたらあかない仕組みの耐震ラッチを取り付けておく、
壁の耐力にあった方法で、転倒防止器具をつけておく、
ガラスは飛散しないように、飛散防止フィルムを貼っておく、
高いところに重いものを置かない、
家電製品は、飛ばないように、壁などに固定する、
額や、ぶら下がり式の照明は、揺れで落ちないようにしておく。。。

これらのための防災グッズは、どんどん進化しながらDIYセンターなどで、すぐ手に入るようになっている。

近藤さんは言う。

その時に、物が落ちたり散乱したら、それだけで逃げられなくなることもある。

また、恐怖も増すことだろう。
暴力的な光景が、広がることになるのだ。

是非、再度見渡してみて欲しい。
自分は、家族は、子供は、そのときに家の設備でひどい目にあわないだろうか。
オフィスで、施設で、命を守れるだろうか。

近藤さんの会社オータムハートは、本気で防災を考える会社の一つだ。
医者が中心になっている防災NPOにも参加している。
■NPO法人 災害・医療・町づくり
http://triage.web.fc2.com/

大事な家具を傷つけない、どんなところでも転倒防止の備えが出来る器具を発案している。
防災だけのために毎日があるのではないことを、十分承知しているからだ。
ナントカして、転倒防止の手伝いをしたい、と、不可能な案件にもアイディアを出している。

オータムハートのサイトに『災害対策品収納ボックス タナハーティン』という項目を見つけた。
尋ねると、阪神淡路大震災の経験から生まれた製品だそうだ。

日の光がない時に地震が起こるとどうなるのか。
周囲は一切見えない。
枕元にある懐中電灯は、どこにあるのかわからなくなっている。
足元はどんななのか見えず、踏み出すのも危険。
子供の様子を見に行こうにも、部屋までいけない。

懐中電灯が一本あれば、助かったのにな。

あの地震を経験した人が漏らした言葉。

聞いていて、辛い。

タナハーティンは、壁にすえつける棚。
しかも、扉は蓄光性を持たせ、暗闇で光る。
その中に、懐中電灯や防災フード、消火器などが入っている。

そのときに、光る扉を開ければ。

寝室や今など居室に設けておきたい製品だ。
オータムハートでも扱う。

■タナハーティン
http://www.tana-hartin.com/
http://www3.ocn.ne.jp/~tana-h/minishoukai.html
http://www3.ocn.ne.jp/~tana-h/tanariyouhou.html

*家具転倒防止器具
http://www.autumn-heart.co.jp/original-products.html

■オータムハート(サイトリニューアル中)
http://www.autumn-heart.co.jp/#products



■地震防災対策強化地域判定会会長会見(定例)
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/gaikyo/hantei20080630/index.html
第265回地震防災対策強化地域判定会委員打合せ会記者説明コメント

最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動

 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていません。
 全般的には顕著な地震活動はありません。静岡県中部では、プレート内で通常より活動レベルが低く、地殻内は活発な状態になっていますが、その他の地域では概ね平常レベルです。
 東海地域及びその周辺の地殻変動には注目すべき特別な変化は観測されていません。


*旬間で、静岡県内有感地震、他気になる地震を記録しています。
22日10時28分頃 茨城県沖 M4.4 震度3 
22日12時48分頃 千葉県北西部 M4.2 震度2 

23日03時24分頃 日高支庁西部 M3.8 震度1 
23日13時57分頃 奄美大島近海 M3.5 震度1 
23日17時11分頃 北海道南西沖 M3.3 震度1 

24日00時42分頃 神奈川県東部 M3.3 震度1

25日11時06分頃 茨城県沖 M4.2 震度1 

26日04時37分頃 浦河沖 M3.6 震度1 
26日08時37分頃 浦河沖 M5.3 震度4 
26日10時14分頃 十勝沖 M4.0 震度1 

27日19時31分頃 和歌山県南部 M3.6 震度1 

28日12時17分頃 新島・神津島近海 M3.5 震度3

29日03時47分頃 岐阜県飛騨地方 M2.6 震度1 
29日12時24分頃 奈良県 M3.3 震度1
29日14時34分頃 トカラ列島近海 M3.4 震度1 

30日00時49分頃 新島・神津島近海 M3.0 震度2 
30日03時43分頃 新島・神津島近海 M2.9 震度2 
30日05時53分頃 日本海北部 M5.9 震度1 

*岩手宮城内陸地震の余震は記録してありません。
ジャンル:
災害
キーワード
地震防災対策強化地域 トカラ列島 岩手宮城内陸地震 奄美大島近海 岩手・宮城内陸地震 淡路大震災 防災グッズ
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