"オマエ 10時に家を出るって言ってなかったか
もう 9時過ぎたぞ！" と言う
バッキーの声に目を覚ました今朝、、
シャワーも浴びずに
顔だけ洗って身支度をし、
予定通り10時に家を出た。
今日もアイオワの娘の家に向かう私達だ、、、。
アイオワの家の寝室で使うテレビを
昨日買ったものの
私が欲しかったwifiの機能が
入っていなかったので
その買い替えを
今晩コロラドから帰ってくる娘一家を迎えに行く前に
済ませようと
昼前に家を出る事にした。
様々なサイズ、値段 そして新しい機能の組み合わせに
どのテレビがいいのか
私1人では決めかねるが
新しいメカに詳しくないバッキーでも
私よりは知識があり
こういう買い物には大助かり
店に行く前に まずは 腹ごしらえ
田舎の食堂に寄った。
ファームボーイ バッキーがオーダーしたスキレットは
ハッシュドポテトにピーマン 玉ねぎ チーズが入り
グレイビーがかかった上に目玉焼きが二つのっかった物、、。
私はイチゴがかかったパンケーキ
食事を終え、
ウエイトレスが持ってきたお勘定の上に
20ドル札を置いたバッキーが
"俺の小遣いで払ってるんだぞ“ と
まるで
100点満点の試験用紙を
母親に見せる子供のような表情をして私に言う。
いつだったか
二人で外食をした時に
自分の小遣いで支払いをしたら、、、
それはデートになり
二人のクレジットカードで支払ったら
単に外食でしかない、、、などと
そんな 細かい注文を入れた私の言葉を
覚えていたのだろう。
"そしたら これはデートやね。" と言った私に
"昨日のランチも 俺の小遣いで払ったぞ。" と
付け加えるバッキー
"2日も続けて デートやったんやね" と
言うと
それは嬉しそうに 私の顔を見上げた。