IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

天空の村「下栗の里」ってご存知?

2011-11-03 17:50:00 | この頃思う事



里を見渡す「ビューポイント」から・・・場所が狭いので、ポスターと同じショットです。



ともかく、思い立ったらどうしても・・・という友人から電話が入ったのは10月31日。
「11月2日に長野に行かない?」、「えっ、何?」。
つまり、長野県飯田市近くに、「日本のチロル」「日本の原風景」と呼ばれている「下栗の里」にドライブするから一緒に行こう。
で、泊りの旅が出来ない私のために、朝6:00三島を出発し、6時間あまり中央高速を突っ走り、現地で昼食、そして、6時間かけて三島着PM9:00の旅をしようと言うのだ・・・紅葉も綺麗だと思うよと告げられた。
「フーム・・・日本の原風景ねぇ・・・ここ(我が故郷)だって、結構、日本の原風景だけれど・・・」。
結局、「紅葉も綺麗かも」に惹かれて行くことにした。
我が家を出るタイムリミットはAM5:20・・・朝・昼・晩の3食分を作る時間と、自分の支度に掛かる時間を逆算すると、4時には起きなければならない・・・という事は、ご飯はAM3:30に炊き上がっていなければ・・・あれこれ考えるに、ついに、寝ることを止めた。
ボンヤリ状態の中、DVDで映画を見ているうちに、ふっと寝入ってしまう・・・はっと、我に返り時計をみる・・・ようやく4時になったが、辺りは真っ暗!
基本的には、いっぱい手抜きをした食事をつくり、大急ぎで身支度をした時には、5時を回っていた・・・まだ、夜は明けていない。
明日は、我が地元の秋の祭事があり、その支度で大忙しの家族に送ってくれとは言えず(案外、気が小さいので)、暗闇の中、自転車で駅に向かった。

「日本のチロル下栗」は、確かに天空の里であった。
でも、とても不思議だったのは、最初にここに住んだ人、どうして、この地を選んだのだろうという事・・・で、とても博識な会話をされている近辺の方に聞いてみた。
彼曰く(彼の地の生まれだそうで)、「静岡県の方から、住める場所を求めて辿り着き、この地を耕し落ち着いた」のだという。
思わず言ってしまいましたね・・・「静岡県人には、そんな勤勉な人はいません!」・・・てね。
この説、どちらが正しいのか判る方、いらっしゃいますか?

ま、それはひとまず置いておいて・・・人間は、どこにも住めるものなんだ・・・と、しみじみ感じた一日でした。
あぁ、そうそう、紅葉は部分的に綺麗なところもあったけれど、色付き具合はイマイチで・・・残念!



  


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2 コメント

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Unknown (モコモコ)
2011-11-04 00:48:54
一瞬マチュピチュかと思うほど、素晴らしい原風景ですね!
しかし寝ずの番での御三どんの準備の現実から、長時間かけて着いたこの風景は癒されると同時にわずかばかりの異次元の世界を味われたのではないですか。
私は勤勉な静岡県人が辿り着いたのだと確信しました。
だって、一睡もせず、朝昼夜のご飯の準備をしてドライブに出かける伊豆の花様は、勤勉な静岡県人の代表ですもの・・ふふっ。
Unknown (ソナタ)
2011-11-04 08:25:05
こんにちは。
思い切って出かけて良かったのではないですか。
日本の原風景と言われても、こんな景観を見るのは初めてです。
見る分には素敵でも、住むには厳しそうですね。
多分、南面の傾斜地に家を建てているのでしょうが、風が強い時は吹き飛ばされるのではなどと心配します。生業は林業でしょうか。
珍しい場所を教えていただきました。

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