IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

私の「主治医」と「友人」

2010-03-05 09:23:13 | この頃思う事





雨が続いたせいか川津桜も殆んど散ってしまい、一本だけ、満開の木が残っていました。
私が来るまで待っていてくれたかのように・・・


毎日新聞日曜版に心療内科医梅原純子さんのコラム「1日1粒心のサプリ」欄がある。

私の六十数年の人生において、病院と名の付く場所には、湿疹の治療に行ったのに点滴を受けたらもっとひどくなっておよそ2ヶ月通院(毎日ではない)、歯科に数日(多分10日前後)、眼科に3日、急性胃痙攣で1日、食中毒で1日、足に釘が刺さって1日(小学校の運動会の時で、教師の過剰反応の為と今でも思う)、あまりにも激痛に盲腸かと飛び込んで1日、それと会社での定時健康検診で数回・・・ざっと思い浮かべてもこの程度である。
これが多いのか少ないのか、普通なのかは判らないが、よそ様から見ると「丈夫だ」ということになるらしい。で、しばしば、「あなたには判らない、丈夫な人には辛さが判らない」と言われ続けた。
確かに一般的に思われる「病気」の経験はないから、私も「お蔭様で、丈夫でありがたい」と答えるが、内心「辛いこともあるよ!」と思うこともある。つまり、常に元気を装うようになる。多少の辛さ(心身ともに)は黙って耐える。耐えられない時は逃げる、避ける。そして、それが身に付いたし、自然になった・・・しかし、辛さは何時もあった。

以前、新聞は見出しを見て興味を持ったところしか読まなかったけれど、退職をしてからは、他に用事も無いからだが、ゆっくり目を通すようになり、梅原さんのコラムに出会った。およそ「心療内科」など、私の人生に触れるなんて考えもしなかったのに、コラムの記事が私の気持ちを代弁してくれているように思えて、「溜飲が下がる」思いがする。で、勝手に、私の「主治医」と思い、日曜を楽しみに待っている。

私のぼやきブログに、真摯にコメントを下さる方々は、気まぐれで私の幸せなどお構いなかった神様(何の信仰の持たないが・・・)がくれた唯一のご褒美で、願っても得られない「友人」と、正に自分勝手に思っている。
本当にありがとうございます・・・何時も、何時も、助けられています。


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もう、葉桜ですが、それも春の風情ですね

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1 コメント

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Unknown (Jii-Jii)
2010-03-05 09:42:12
「川津桜」の美しさは、本当に癒されますネ!
写真が明るくて、ウキウキ思わずさせられます。
現役時代の人事異動は、ボクに限って4月が多く、昔は内示制度がなかったので、幼稚園の制服等々用意万端整えたあげく、4月1日に移動を支店長から告げられて、1週間以内に任地に赴任しました。
それで「桜の花」が、悲しく写っていました。

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