「こんにちは、いらっしゃいませ。いつもとメンバーちゃうんですねっ」
「今日はねー、スポーツの試合やっててん」と補助の方が教えてくれた。
「・・・?何のスポーツしはるんですか?」と私が尋ねると
「卓球!」と言われた。
何日か前のこと。
アルバイトの中で、お客様と話すことがある。
喫茶店の店員は、お客様の顔をあるていどは覚えている。
目の不自由な人、全盲の人、と言えばいいんだろうか。
どの程度、見えていないかは知らない。
目を使わない人が、毎週来てくれる。
私はその人達を、実は毎週、待っている。
目ではなく、世界を耳で聞いている。
透明な声で話し、ケララと笑う。
よく聞こえる耳で、世界を聞いている。
どう接していいのか、あまり私はわかっていない。
ただ、ある程度、同じように接していた。
ある日、補助の若い女性が「どうせ 目がみえないんだから」と言った。
私は密かに、ドキッとしていた。
言ってはいけない一言だと、思いこんでいた。
二人には、何でもない会話らしく、スムーズに女性は紅茶を入れた。
私も何度か、補助をしたことがあるけれど、それを言えない。
言うと、失礼な気がして、区別が優しさのなかに埋もれる。
区別がハッキリすると、どこを補助するのか、明確になっていた。
それから、質問するようにしているし、目が見える人と
実は少しだけ、物を置く位置を私は変えている。
しなくてもいいのかもしれないけれど、
聞こえる世界に少しだけでも、近づけてみたい。
そして最近、聞いた中で一番、驚いた質問の答えが卓球だった。
卓球は、目で玉を見て打ち返す競技のはずだった。
運動は目が見えないと、できないと思いこんでいた。
目の見えない人の卓球は、変わっている。
鈴の入った玉を地面で転がして、ラケットではじきあう、らしい。
見える私としては、不思議な光景が想像された。
まだ、見たことがないから、地面に向かい合う二人が想像できた。
聞こえる私としては、鈴をはじきあう綺麗な音だけが、再生されていた。
「今日はねー、スポーツの試合やっててん」と補助の方が教えてくれた。
「・・・?何のスポーツしはるんですか?」と私が尋ねると
「卓球!」と言われた。
何日か前のこと。
アルバイトの中で、お客様と話すことがある。
喫茶店の店員は、お客様の顔をあるていどは覚えている。
目の不自由な人、全盲の人、と言えばいいんだろうか。
どの程度、見えていないかは知らない。
目を使わない人が、毎週来てくれる。
私はその人達を、実は毎週、待っている。
目ではなく、世界を耳で聞いている。
透明な声で話し、ケララと笑う。
よく聞こえる耳で、世界を聞いている。
どう接していいのか、あまり私はわかっていない。
ただ、ある程度、同じように接していた。
ある日、補助の若い女性が「どうせ 目がみえないんだから」と言った。
私は密かに、ドキッとしていた。
言ってはいけない一言だと、思いこんでいた。
二人には、何でもない会話らしく、スムーズに女性は紅茶を入れた。
私も何度か、補助をしたことがあるけれど、それを言えない。
言うと、失礼な気がして、区別が優しさのなかに埋もれる。
区別がハッキリすると、どこを補助するのか、明確になっていた。
それから、質問するようにしているし、目が見える人と
実は少しだけ、物を置く位置を私は変えている。
しなくてもいいのかもしれないけれど、
聞こえる世界に少しだけでも、近づけてみたい。
そして最近、聞いた中で一番、驚いた質問の答えが卓球だった。
卓球は、目で玉を見て打ち返す競技のはずだった。
運動は目が見えないと、できないと思いこんでいた。
目の見えない人の卓球は、変わっている。
鈴の入った玉を地面で転がして、ラケットではじきあう、らしい。
見える私としては、不思議な光景が想像された。
まだ、見たことがないから、地面に向かい合う二人が想像できた。
聞こえる私としては、鈴をはじきあう綺麗な音だけが、再生されていた。
コメント (0) |
トラックバック (0) |











