この夕空にカフェオレを

ミッションスクール(笑)に通う大学生ニートの日記

残酷版AIRと残酷版Kanonについてのメモ。

2009-12-29 00:28:15 | アニメ・マンガ・ゲーム

                       著作権的にまずければメールください。削除します。



こんばんは、椎葉です。まだ年賀状書いてねえわ。


最近このサイトの更新が滞っていましたが主な理由は俺の留年疑惑ですです。



はい、やっちゃいました。
7単位も。

……学費稼げるバイトないかな。



あと最近よく葱板に出入りするようになりました。
見つけたらいいことあるかも。


----------------ここから文体とテーマを変えてみた-------------------------

※ここより先の情報の真偽と、それによって読者の方が被る可能性のある不利益について私は一切の責任を放棄します。
 また、なんらかの情報を持っている方はizumiwiki@mail.goo.ne.jpかコメント欄に遺してくれると感謝です。


検索からこの記事に飛んだ方はほぼ100%聞き覚えのある話だろうが、「AIR」「Kanon」には
それぞれ上の画像のような「残酷版」があったという噂が流れている。
この記事はその噂の真偽を探る手がかりとなることを祈って制作した。


残酷版AIRについて。

1、この記事のトップに乗せた画像はコラージュの可能性が高い。
  まあ、これくらいなら技術ある人なら簡単だろうし。また、多くの人がコラージュと断言している。

2、「AIR残酷版」と呼ばれている作品は複数存在する。
  以下に代表的な4作品を示す。

   2-A  夏死(サークルO.S.I.)
    2-B  ∀ir(メーカー不明)
   2-3  DNMLにて公開されたもの(DNMLを知らない人はググること)
   2-4  現在作成中。 

2-Aの「夏死」は実在することが確認されているが(駿河屋で買取6000円)プレイした人の多くが「これではない」との
書き込みをしていて、かつこの手のスレ以外(メーカーが後に商業化したので、同人時代に制作された
この作品が話題に上がる可能性は高い)で書き込みを見ないことから恐らく違うものと推測される。
ただ、凌辱シーンがあったり、それなりハードな描写もあるらしいとの書き込み等も存在する(未プレイ)
ジョジョのパロディという説もある。

ちなみに、後にサークルO.S.I.はRegripsとして商業に参入したが、ユーザーサポートの悪さや原画家のパクリ疑惑、
加えて作品のクオリティの低さが足を引っ張り、2作目を発売後社長は首をつり、スタッフは夜逃げしたようだ。


2-Bの「∀ir」に関しては様々な憶測が飛んでいるが結局はっきりとしたソースがないため信憑性は薄いと予想する。
以下に、掲示板で得た情報の一例を示す

   ・VAが必死で回収しているため、出回っているのは50本程度。
   ・AIR本体にパッチ形式で上書きする。
   ・keyに関連のあるスタッフが制作した。
   ・key自ら制作し、同人作品として配布した。

特に3番と4番の意見については疑問である。
「MOON.」以降麻枝や桶上は残虐な描写を極力排除してきているし、なによりメーカーとして第二作目で
いきなり、ブランドや作品のイメージを崩すような作品をファンに提供するとは考えずらい。

ちなみにこの文字、ググれないwww


2-Cの「DNMLで作成された」説は比較的有力とされている。
    その根拠の一つとして下の動画を挙げる。

「空の蒼 海の青」 AIR another story part-35

この作品自体がDNMLを使用して制作されたかどうかは不明だが、「このように」AIR本編の素材を使用して
ゲームを制作することは比較的容易い。 なので2-Bより信憑性は高いと考える。
ちなみに、この作品はAIR残酷版ではない。blogにて作者自身が否定している。

気に入ったなら1~見ることをお勧めします。 長いけど結構面白いよ。


2-Dは、http://www27.atwiki.jp/redair/を参照してほしい。


以上のことから、AIR残酷版の入手は仮に実物があったとしてもほぼ困難である。(torrentや洒落、カボスでもまず流れまい)



つぎにkanon残酷版について示す。

1-A  夕顔(サークルO.S.I.)
1-B  kanoso~思い出を壊す物語~(いつものところ)
1-C メーカー配布説
1-D その他サークル説。


まず1-Aであるが、先程「夏死」は残酷版AIRの可能性が低いという見解を示したが、
「夕顔」は夏死と違い、残酷版kanonの可能性が高い。
その根拠にあたるのが、夕顔のパッケージ表面に「カノン鬼畜系アドベンチャーゲーム」と表記され、
かつ横には両手を鎖に繋がれた月宮あゆが描かれているからである。もちろん夏死にそのような描写はなかった。

また、「屈辱シーンがメインらしいが首が飛ぶ、内臓流出、切断と容赦ないらしい」などの
感想を述べる人間もいたため残酷版kanonはこの作品の可能性が高いと推測する。
ちなみに、パッケージ画像は駿河屋HPにて検索することが可能(夏死も)買取価格は3000円也。


1-Bの「kanoso」は現在、「いつものところ」の公式HPよりDLできる。
私はこの記事を書くにあたって触りだけやってみたが、簡潔に感想を述べればギャグやブラックジョーク的な
雰囲気が強いため
この作品が残酷版kanonとは呼べないと思われる。


1-C,1-Dについては情報が少なすぎるため現在は情報を待つこととした。

-----------------------ここまで---------------------------------------

この記事書くのに3時間かかったぜORZ
「課題やれよ」って話だなwwww


clear 超適当投げやりレビュー (暫定版3)

2009-11-07 14:17:20 | アニメ・マンガ・ゲーム

なんとなくclearの感想でもチラ裏レベルで書き殴ってやろうかと。
あ、moonstone(以下"月石"と表記)の作品のほうね。

某サイトではSクラス評価、また某サイトでは
「このClearを超えるクソゲーに、まだ私は出合ったことが無い」
とまでに扱下ろされた作品でしたが、さてさて。



1 シナリオ

--------------------------あらすじ(公式サイトより引用)--------------------

主人公、行野光一は当たり前の人とはまるで違っていた。
その人と違うという事が、光一に居場所を失わせた。
それで生まれ育った島に帰ることになったのだった。

島の学校、琴が丘学園に通いながら、光一の新しい生活がスタートする。
人との出会い。そして交わり。
目には見えない透明な壁の向こう側で。
光一は「居場所」を探していく。
そこは人と違うという事が罪ではない。
そしてひとりでは作れない。
―――そんな場所。

-------------------------------------ここまで------------------------------


読んでると頭の痛くなってくる文体。まあ俺だけかもしれないが

ex: 食ってる最中からしてあがが、ぎぎぎ、身悶えていたのだが、
       どっかに国鉄はねえか、身投げの誘惑、恥ずかしくて死ぬる思い。




大した伏線が張られないまま次々と明らかになっていく新事実たち。
どのルートへいっても大抵消えてしまうヒロイン(自殺したり、ね)
そして攻略できないキャラに限ってやたら魅力的な性格。
ルート終盤になるにつれて葉月も真っ青の超展開。
一部のルートを除いて生かしきれてない吸血鬼設定。
泣きゲーにしたかったのか? コレ(読者に聞くな)  

しかも一人ひとりのシナリオが結構ボリュームある(パルフェの2倍程度)ので、
ヒロインによっては時間をドブに捨てた感が凄かった。


もっとも、上の評価はシナリオライターが呉氏(水夏、D.C.など)だったので辛口の評価。期待が大きすぎたか。   
ファンタジーが許容できてヒロインの攻略順序(無月は最後らしいんだが、
俺は最初にやってしまったOTL)を間違えず、文体が気にならなければ
人によっては評価できるシナリオかも。   いっそのこと陵辱モノ(略)


但し全ルート終了後のグランドエンディングは別。
気の長い人間か暇人なら十分見る価値あり。 
このゲームの場合、五分で投げるか最後までやりきるのが正しいやり方だと思う。


2 音楽/演出
主題歌の「硝子のLoneliness」は雰囲気によく合っている。後の曲はまあ、普通。
演出は結構凝ってて見てて飽きないけれど、そんなことよりシナリオを(ry 

3 イラスト
奈留互換と言えなくもない。 枚数はそれなりで、立ちと一枚絵の乖離もあまり見られず。上の下。
ここまでダメならいよいよ評価すべき点が見当たらない気がする。

4 システム
普通……ちょい下。 やや重い。 それ以外に特筆すべき点はなし。

5 声
何気に豪華な声優陣。 ググれ。

6 エロ
だいたい本編1~2+アフター1だった気がする。 気に留めるまでもない。
青姦があった気もするけど誰だったっけ。一昔前の典型的萌えゲー

7 総評。
呉氏の大ファンで、予約して初回版買った人は泣いてもいいと思うよ?

とにかく文体が悪い意味で個性的すぎwww 
プレイ開始3分で投げる人物が出てきても俺は全く驚かない。

他にやるゲームがないならどうぞ。共通も固有もそこそこ長いので時間は潰せます。 
中古でも2Kあればお釣りきますし。
ただ、呉氏のシナリオが初めてだというなら水夏かD.C.(無印)を薦めますが。



これで"マジスキ"が地雷だったら(つーか評判良くないが)呉氏を追いかける必要もなくなる、か


ずっとずっとキミといたいけれど…… -カラフルアクアリウム・感想-

2009-05-27 00:07:41 | アニメ・マンガ・ゲーム

震える背中を撫で……目を閉じる。思い出されるのは遠い遠い昔の事。
仲良しの3人でいられた日々の思い出。
もう二度と、帰ってこない日を…思い返すのをやめられなかった
-カラフルアクアリウム・椎葉ルートより-


椎「さて、今日のレビューは『カラフルアクアリウム』です。 一押しの原画家・木場智士氏が一人で担当!!」
秋「他の奴に頼む予算無かったんじゃね」
椎「介錯は任せろ
秋「そんな準備は要らん!?」

椎「良く考えるとこの作品、ジャンルすごいよな。
  喩えるなら『幼馴染(+メイド)たちと送るどきどき文化祭ファンタジーADV』?
 あ、ファンタジーと書いて似非科学と読むんだぜ」
秋「クソゲーマニアが真っ先に飛びつきそうなネーミングだ。  つーかそのうち『超空間』で出すんじゃね」
  ※超空間=ジャンルの怪しさでは知らぬ者のいない大御所(ジャンル=地雷?) 戯画の比で無い。


1 シナリオ

椎「アリサうぜぇーーーーーーーーーーーーーーーーー」
秋「怒り心頭になんとやら」

椎「実際の世界では絶対にお近づきになりたくないタイプ。俺としては是非奴に殴って欲しかった」
秋「代名詞ばかりじゃ分からん。 もっと正確に言え」

椎「椎葉にとってはアリサは2次元のヒロインで1、2を争うくらい鬱陶しいと感じたので
  椎葉はもっとアリサを殴っても(椎葉ちゃんパンチ?)いいと椎葉は感じていたんだが、
  椎葉ルートですら椎葉はアリサに優しすぎたと椎葉は思ってる。この点は椎葉的には大きな減点。
  とは言っても椎葉の方に非は無く、アリサが椎葉を含めたキャラ全体をかき回しすぎてる気がすると
  椎葉は声を大にして語りたい。
  アリサルート(特に後半)だと精神的には十分成長するし(相変わらずロリ風味だが)、
  椎葉も上手く引き下がるから綺麗にまとまったと椎葉は思うんだが」
秋「ごめん訳分からん」


椎「シナリオや文章力自体は悪くない(むしろ結構好み。パロも少ないし)のにどうに もイベントの流れといい、会話といい、
  テンポが悪いと感じる部分がある(全部じゃねぇぞ)
  おそらく、魔法科学だのアクアだのいろんな世界観をぶち込みすぎた弊害かと
秋「かーにゃーりー厳しい意見だな」
椎「一個前が『ショコラ』だったからかもしれん。 あるいは期待のしすぎか。
  
   いかんいかん、言い忘れてた。『主人公ヘタレ』」


椎「それでも、ハチャメチャな世界だと割り切れるんならなかなかおもしろいぞ?
  どのキャラでも手抜きというか、ハズレなシナリオが特に無いし。さっぱりとした終わり方に好感が持てる。
  あとアリサのお子様っぷり(最初の二時間)&姉の傍若無人(むしろ消えろ)に耐えられるなら。
  特に前者。ナギってレベルじゃねぇぞ
  
  最後に一つ。一番つまらなかったのは椎葉(エンド後は除く)」


※一言ヒロイン紹介
 椎葉=世話やき幼馴染
 アリサ=タカピーお嬢様(もと幼馴染)
 カスミ=頑張り屋ロリメイド
---------------ここまで、つるぺた組---------------------
 トーコ=無口メイド兼マッドサイエンティスト
 神林=大和撫子系生徒会長

2 音楽・演出

椎「3年前の作品としてはなかなか
  Hシーンとかに入るカットインもわりかし新鮮だったし、立ち絵に表れる怒りマークとかもおもしろい。
  多用しすぎて(こいつ、表情出すの下手なんじゃね?)とか考える人もでると思うけど」
秋「木場さんってさ、表情……」
椎「MP40、PSG-1、マックスポイント。さて貴方はどれを選ぶ」
秋「クロスボーなら外す可能性あるよな!?」

椎「主題歌(Primula juliae)は名曲。
  『サクラソウ』の品種の一つなんだってさ」
秋「ふーん」
椎「いずれにせよ、演出はなかなか凝ってます。
  たとえばシーン切り替えの際、その名の通り海の生き物たち(かわゆい)がアイキャッチとして出て来たり。
  個人的にはマル。 それが重さ(後述)に繋がってるのだろうけど」

3 イラスト

椎「絵買いだ。異論は認める。
  それくらい木場さん(作風はやや幼な系。やわらかい感じの線とパステルちっくな色使いが特徴。
七尾奈留+KIMちー÷2的な感じ) 大好き。
  が、枚数少ねぇ(差分いれずで80ちょっと、立ち絵は多め)!!!!!!」
秋「たしかに今時の作品としては少ないな」
椎「この絵に惹かれて買った俺としては非常に残念。初回特典の設定資料集も小さかったし。
  立ち絵の枚数は並。 そのへん特筆すべき点はない」
秋「『ひだまりバスケット』に期待しろ」

4 システム

椎「重い
秋「演出のせいじゃね」
椎「どうだろ。
  でも明らかに重い。せめて1ghzないとまともな動作は不可かと。
  p4の630ですらセーブなどには一呼吸置いた動作。
  細かい設定も(軽くなるような設定すら)できない。要は不便。設定画面が綺麗なのはいいんだけどね」
秋「それって本末転倒」

5 エロ

椎「椎葉とアリサ(両メイン)に4回、それ以外には3回。描写あっさりめの純愛オンリー。初々しい感じ」
秋「変態」
椎「お前に言われたくはない」

6 総評

椎「エロ重視しない人で絵or設定が好みなら。ま、超傑作とは呼べないけれど、やって損をする作品じゃない。
   前の作品が変化球系(水夏とか)だった時の口直しにもいいかも」

椎「あとはXPがそこそこ動作する程度のスペックと、アリサの暴虐っぷり(ルートに依るが)に耐えれるがどうかが焦点。
心の広い貴方にどうぞ」

what tracks do you trace at the time of three childhood friends  who exceed long time and began to move again?


最後に一言。
マーベリックを本気でヒロインにしてくれ!!!!!!!!!!



おまけ

Primula juliae[佐倉紗織] [eufonie]



カラアクスレでのコメント
367 :名無しさん@ピンキー:2009/05/30(土) 23:34:12 ID:MDIq+xKy0
 
生意気いうメインヒロインを幼馴染が死ぬほど殴って立場をわからせるコンセプトだし


総合評価・B-


幸せになれるのは、一人だけ――  -ショコラ re-order/感想-

2009-04-27 23:17:09 | アニメ・マンガ・ゲーム

完全「地デジ化」へ新PRキャラ、鳩山総務相が激励(読売新聞) - goo ニュース

某米のような路線を突っ切らなくて良かった。その判断は決して間違ってないと思う。
鳩山は別に来なくても。


幸せになれるのは、一人だけ――  -ショコラ re-order/感想-


椎「今日のレビューは『ショコラ re-order』です!」
秋「お前はひょっとして三次元の住人か?
椎「分かりにくいボケをかますな」
秋「じゃあ何なんだよその時系列。 それに、確か『タペストリー』と平行プレイだったろ」
椎「いんや、追い越した」
秋「……そのいい加減さは何処から沸いてくる。つーか先に宿題やれ宿題。
  でないとこのサイトの存在そこかしこに触れ回るぞ
椎「お願いだから、そんな学生としての尊厳を踏みにじるような流言は止めて
秋(……自分のサイトを何だと思ってやがる)

椎「――なら、お前の母さんに精神病棟への入所を薦めてやろうか?
  昔、頭から灯油かぶってライター探してたことあったろ」
秋「……」
椎「……」
椎&秋「ガシッ」

※一部パルフェのパロディが混じってますがご了承ください。 灯油の話は本当です。
 また、これ以降「ショコラ re-order」は「ショコラ」と表記する事とします

椎「そろそろ本題入りますか」
秋「あと積んでるの何本?」
椎「一桁」


1 シナリオ

椎「丸戸様は神」
秋「信者乙」
椎「いやいや、冗談抜きに面白いと思うぞ?パルフェの里伽子ほど泣けるルートは無かったが」
秋「肯定してるのか否定してるのか分からん」
椎「喩えるなら、パルフェ≧ショコラ>こんにゃく>自己ランキングB以下の皆様
秋「肯定してるってことは分かった」
椎「雰囲気を単語で表せば、『優しさ・すれ違い・親友?』
  ……とは言いつつ、パルフェよりシリアスな場面が増えてるけど。
  バットエンドだとある意味泣けるキャラが一人出てくるけど」
秋「その辺は俺の科白じゃないのか!?」
椎「ともかく面白いです。
  勢いで押すタイプ(like life的な)が好きな人にはどうかと思うが、一読の価値はあるかと。
  特に伏線の張り方(香奈子)とギャグの質(全キャラ)。ただし、空気なヒロインが二人ほどいる」

秋「全プロライターがこの水準に達してくれれば良いのに」
椎「この業界が潰れるぞ
秋「相変わらず口が悪いな。
  ならお前が書いてみろ、これよりも大衆が面白いと言えるシナリオをよぉ
  あ、『頑張った』ってのは駄目だぞ。俺だって玲愛の名言くらいは知っている」
椎「シクシク」
※「頑張った」って言えるのは結果が伴った時だけ by玲愛



----------------ここより少しだけネタバレ------------------------


椎「本当に幸せになるべきなのは翠だよな。
  活動的で、でも家庭的な面もあって、ちょっとお節介で男勝りだけど、とっても優しい幼馴染なのに
  香奈子にも大介にも振り回されまくって、結果的にあの扱いだもん。
  香奈子BADなんか翠ルートの直後だとある意味泣けるぞ。つーかあいつら(香奈子&翠)本当に親友なのか?
  大介の翠に対する扱いはいくら親友だからと言っても酷すぎる気がするのだが。
  ある意味、このゲームの一番の泣き所は翠の報われなさかも知れん。優しすぎるんだよ翠!」
秋「そこまで言うか。
  大体、バラさんに気が向いたり、なかなか素直に言い出せなかった(無駄に遠慮してた)翠の自業自得と言えるだろ。
  それに、結果的には香奈子がメインだしなこのシナリオ。普通わざわざ一人のためだけに一ヒロインを生みださねぇっての」
椎「ならさ、お前だったらどっちを彼女に選ぶ」
秋「チロル
椎「ファンタジーに逃げ込むなぁ!!」
秋「は?
  チロルは明るくて、元気で、あっけからんとしてて、好きな人には大好きって言えて(ry
    それってさ、香奈子自身が理想としていた自分だろ?
   true endの最後で
(翠に割りを食わせてまで)ようやく掴みかけた自分の姿だろ?
   それを否定するってのは、この作品を否定するのと等しいぞ



-----------------------------------ネタバレ終了----------------



2 音楽・演出

椎「地味」
秋「うぉい」
椎「音楽も別段惹かれる曲は無かった(主題歌は雰囲気にあった名曲だと思うが)し、
  目だった演出はないし(一つのセリフ中でも表情が変わるくらいか)、黒ニーソパッチは要らないし。
秋「最後のは聞き捨てならんな」

椎「――しまった、とちったか」

秋「つーかタイツってどうよ。
  あんなんビリビリ破いてなにが楽しいんだ、背徳感か?
  大体な、タイツってそう簡単に破れるもんじゃないし、あんなに伸びるもんでもないだろ。違うか? 試してみろや。
  それに女の子の服汚したり破ったりしてどうする。普通に考えて紳士のするべきことじゃないだろ。
  だから、俺は絶対黒ニーソ☆至上主義だ。
  アレには『絶対空間』とい――」




「葱でやれ」




秋「……」
椎「目、覚めたか?」
秋「……それを言うなら『頭、冷やしたか?』だろ」
椎「つっこめるようなら良し。次行くぞ」

秋「わざと『破れやすいタイツ』っての出ないかなぁ」
椎「多分既出

3 イラスト

椎「いつも通りのねこにゃん絵。枚数も百ちょっと。恐らく、大きな不満はあるまい」
秋「却ってパルフェより安定してる気がするのは気のせい?」
椎「知らん」

4 システム

椎「ほぼ唯一にして最大の欠点。これさえなければ傑作なのに」

1・重い(Pentium4の630ですらCPU使用率5割超える)

2・経営システム(らしいやつ)がとても鬱陶しい

3・過去ログみるのにわざわざボタン押さなきゃいけない

椎「これらを全部装備してやっとこさ並かそれ以下。本当はまだまだ語り足りない」
秋「ある意味、戯画らしくね?」
椎「マインの意味ではな。
  これに懲りてパルフェからはいわゆる『戯画システム』が装備された事を考えれば、進化のための重要な捨て石だったと考えられなくもない」
秋「この作品を『捨て石』と言い切るにはもったいなさ過ぎる気が」

椎「攻略サイトからイベントシートを拝借し、フォセットのメモリアルモードをつかってプレイする手もある
秋「ご老体だとその方法でしか実用にならないんじゃないか?」

5 エロ

椎「純愛モノとしては十分。各キャラ2-4回。描写はやや濃い目だがアブノーマルプレイは無し。不満は無いと思うよ」
秋「投げやりだな」
椎「俺にとって不足が無いからな」

6 総評

椎「システム面の不備が惜しすぎるっ!
秋「戯画の本気とマインの両方が見られると言う、稀有な作品」
椎「フォセット持ってるなら是非。もって無いなら多少のシステム面の不備くらい気にしない人に。
  少々の鬱展開はあれど、ラストシナリオで待ってるのは…幸せ……の………はず?

秋「自信無いなら言い切るな」
椎「この作品が面白いと感じたなら間違いなくパルフェも名作扱いです」
秋「こいつの続編だからなぁ。単独でも楽しめるにせよ」

ショコラから見たパルフェは、なかなかに気の効いたジョーク。
ヒロインといい、イベントといい、タイトルといい(パルフェのサブタイトル:second brewは直訳で『二番煎じ』)


おまけ
ショコラ Standard EditionのOP

 総合評価・A-


ノストラダムスに聞いてみろ♪/感想 -奴は料理研究家じゃなかったか?-

2009-04-03 00:07:08 | アニメ・マンガ・ゲーム

椎「こんばんは、椎葉です」
秋「秋月だ」

椎「さて、こんかいレビューするのは『ノストラダムスに聞いてみろ♪』   『lime』の処女作です。
 ちなみにlimeは、知ってのとおり『shuffle』や『thck! tack!』や『really? really!』を製作した『navel』の姉妹ブランド。
 シナリオライターも一緒です。 ま、蛇足ですが」
秋「……『likelife』は?」
椎「あのテンションについていける元気がなかった。だから途中で投げてる」
秋「春休み課題に手を付けてないんだからそれくらいの元気は残ってるだろ」
………
……

椎「ああっ!
  そ、そんな余計な物は思い出させなくても良いのに!!」
秋「合掌」

椎「ま、落ち込んでても仕方ないし。ちゃっちゃとレビュー始めますか」
秋「へこたれないなお前は」
椎「秋月君。君は…椎葉のいい加減さを甘く見ている。やろやろ、それ面白そうだ」
秋「それなんてパルフェ。
  冷静に考えれば、ヲタな部分さえ消えてしまえば板橋店長そっくりだ。もちろん悪い意味で
椎「褒めてくれ」
秋「褒めてねぇ」


1 シナリオ

「元々シナリオ期待するゲームじゃないよなこれ」
秋「いわゆる『キャラ萌え』ゲーだな。 『ダカーポ』的ジャンルの」
椎「その基準で語るとするなら、けっこう良かったんじゃないか?」
秋「珍しく高評価だな。 頭でも打ったか、それとも頭の中身を売ったか?」
椎「俺の頭の中身なんて買う奴いないだろ。 海綿体が9割だぜ」
秋「タダの変態」

椎「それはさておき、キャラの魅力を損ねるシナリオにはなってない。 だから萌えゲーとしてはマル」
秋「他の視点からだと?」
椎「もう少し上手く『ノストラダムス』の設定を生かして欲しかったかな。 折角上手い設定だったのに普通の学園モノ過ぎ。
それと、固有入ってからの他ヒロインとの絡みがやや少ないか。(友人の意見により気づいた)」
秋「前者は、それが狙いじゃないのかとI think.」
椎「うっ! そうかもしれないけど、でも!」
秋「そこは個人の嗜好、でFAか?」
椎「まあ、そう言うことで」

秋「文章的にはどう?」
椎「パロや2ch、ニコニコネタが結構入ってる。 人によっては厳しいかも」
秋「パロネタって言うと、『つよきす』みたいな感じか?」
椎「『ナイスブルマ』的な名言はない」

椎「あとキャラが皆さん(主人公を含めて)自由奔放傍若無人支離滅裂向かうところ敵なし。
 オキアミvsシロナガスクジラ。 エロゲだから、で済むレベルじゃねーぞ」
秋「ノストラダムスって実際にあんな人間だったのかな? それと最後の喩え意味不明」
椎「知るか!」
椎「登場人物に関して言うと、魅力的な性格を持ったヒロインがきっと一人は見つかると思う反面、やや感情移入しづらいキャラも出てくるかな」
秋「最初にキャラゲーって言わなかったかお前。  いや、言ったの俺か」
椎「ま、PVとか公式を見て『こいつは俺の嫁!』的なキャラを見つけたら十分プレイする価値はあるかと。 
 攻略も楽ですし、プレイ時間もそう長くないので軽いノリでサクッとどうぞ」

秋「ちなみに、どのキャラがオススメ?」
椎「シナリオ的には菊理&ティア(セット)が面白かった。 キャラ的には咲耶か水波」

「水波ルートはおまけ扱いだけどな!」

※穂ノ香ルートの派生として存在。  穂ノ香ルートをクリア後に出現。 短い。

2 音楽・演出

椎「わりかしキャラが動く。 音楽鑑賞モード非搭載の意味が分からない。 それくらい」
秋「き、きびしいですね椎葉さん」
椎「ああ、『はるのあしおと』や『この青空に約束を―』が恋しい」

秋「そうそう、『予言システム』ってどんな感じ? 世界感生かしてて良さそう」
椎「あ、あれね。 ぶっちゃけ大した意味ない
秋「……この作品に恨みはないよな」
椎「いや、本当に無くても大差ない。 『ダカーポⅡ』の目覚ましシステム的で、『どこ』に『誰』が居て『何』が起きるのかの輪郭が伝わる」
秋「だから予言か。  ってなんか違くね?
椎「気にしたら負けだ」

椎「予言レベルってのが1-3まであって、段階が上がるにつれ正確になって行くんだが、何故か3にならずじまい。 バグか?」
秋「パッチ」
椎「起動パッチしかない」
秋「説明書」
椎「読まないのがゲーマーの鑑
秋「開発者泣くぞ」
椎「割ってる人への恨みの方が強いだろ、どう考えても」

※繰り返しプレイし、最初の選択肢で「過去の予言を信じる」にすると上がるらしいです(未確認)

3 イラスト

椎「萌えゲーらしく、まあ力は入ってる。差分抜きで140枚」
秋「ここで力抜いたら単なる地雷www」
椎「絵師も一人だし、絵の違いに悩まされる可能性はない。 塗りは明るめの色調が目立つ」
秋「絵の作風はどんな感じ」
椎「公式サイトに聞いてみろ♪」

4 システム

椎「意外と重い。 スキップがやたら止まる。 上にも書いたが音楽鑑賞モードが無い。 それに予言システムいらない」
秋「ご立腹」
椎「環境によっては起動できない可能性もあるらしい。 この辺は今後の課題です」

秋「セーブポイントとか」
椎「それは特に問題ない数揃ってる。 クイックも有り。 ただ、『前の選択肢へ戻る』とかまでは用意されて無い。 
 いずれにせよ次期作頑張れ。『ショコラ』から『パルフェ』へくらいの進化を期待している!
秋「期待でけぇ……」

椎「ディスクレス起動は有り難かった」
「学校のPCとかに絶対いれんなよ」


5 声

椎「主人公以外フルボイス。 特に問題なし」
秋「おまえ声優に興味ないだろ絶対」
椎「茅原がいればそれでいい。  もちろんこれには出てないが」

6 エロ

椎「こいつに関しては触れておかなければなるまい。  無駄に力が入ってる」
秋「エロゲな以上、無駄では決して無いだろう。 おのれのようなユーザーが異端なだけだ」
椎「それは置いといて、十分に満足できるレベルかと。 描写や尺は普通こそすれ、シチュやシーンが結構豊富」
秋「例えば」
椎「3Pアリ、放尿アリ、公園アリ、風呂場アリ、もちろん校内やウエイトレス、メイド服と言った定番もきっちり網羅。
 巫女やナースは無いけど。  キャラにもロリから幼馴染、先輩まで一通り揃ってるし」

 

 

 

 

 

 

 


椎「……引くな  だいいち、半分以上ctrlスキップしたって」
秋「そういうこと言うかな……(苦笑) 半分じゃ威張れないって」

秋「そうそう、回数は?」
椎「基本4、3が2人、2が水波。 がっでーむ」

7 初回特典

椎「ゲストのミニイラスト集26p(今、手元には無い)とリサのプロモカード」
秋「リセだ
椎「ミニイラスト集には木場さんの絵が!!!!!!!!!!」
秋「やたらハイテンションだな。 つーか俺の修正スルーすんな。 一生恥かくぞ」
椎「見れば分かるってあの魅力。 
  やわらかい雰囲気を持った色使いとか丸っこい目の描き方とかほわぁとした体のデッサンとかもう最高。 ビッ」
秋「サムズアップは余計」
椎「それ以外にも上手い人多かったです。 流石にプロ。 俺の好きなレーターさんは描いてませんでしたが」

椎「……他人の前でリセの話なんて普通しないと思う」

椎「そうそう、造りがチャチ。 すぐ開き癖がつく。 リトバスとかFAとかG線見習え」
秋「どう考えても無理だろ」

8 総評

「エロ重視のキャラ萌えゲー狙ってるならアリ」
秋「エロ重視しなければ?」
椎「『こんにゃく』だの『パルフェ』だの、選択肢はいくらでもある。 この二作は泣き属性も併せ持つが」
 つーか、この作品は俺に言わせれば『エロと萌えの両立』にこそ存在意義がある
秋「逆に言えば、『一般への移植をしたら誰も買わねーよ』ってことだな」

「あと、軽いノリで進められるの好きで、パロディネタに耐えられる(嫌う人結構いる)なら。 日常シーンはなかなか笑える」
秋「今までの発言からだと本当かどうか心配になってくるな……」
椎「真実はいつも一つ、とは限らないだろ?」
秋「バーローwwww」

椎「では最後に一言。『冒険心は心の糧、好奇心は命の毒』
秋「俺には『特攻はやめておけ』と聞こえるんだが」

 

椎「誰か買ってくれないかな……」
秋「売る気あんのかよ!」
椎「ディスクレス起動できるし♪」
秋「木場さんの絵は」
椎「これ売ってその金で『カラフルアクアリウム』買えばいい」
秋「見上げた根性だなお前は」
「ちなみに、リアルに財布の中身3ケタ」
秋「今は平成ですよね?」


 

椎「パルフェを超える作品に出会いたい」

『ノストラダムスに聞いてみろ♪』 CM

 
総合評価・C+


「水夏」・感想 -漢字テストで書いたら刎ねられた-

2009-03-30 22:33:57 | アニメ・マンガ・ゲーム

そろばんの人気急上昇 「脳トレ」ブームで再評価(神戸新聞) - goo ニュース

俺の時代ハジマタwwww


こんばんは、椎葉です。    
今日は約束通り「水夏」のレビューをしたいと思います。


椎「さて、今回レビューするのは水夏」
秋「何年前の作品だよ。しかも季節無視しやがって」
椎「名作はいつやっても名作なんだよ! 人々の捉え方は変わっても、物自体の持つ本質的な魅力は変わらないって」
秋「本音は?」
椎「ⅡP.C.とかⅡS.C.買う金ないんだ」
秋「バイトしろよ」

秋「駄弁りは置いておいてそろそろ本題へ」
秋「むしろ要らなくね?」
椎「水夏、はっきり言えば面白かったです
秋(無視ですかそうですか)
椎「さやか先輩萌えーって感じでした。以上」
秋「それだけ!?」
椎「冗談」

1 シナリオ

「初見じゃ理解できんだろアレ」
秋「確かに難解だったな」
椎「1章と4章なんて2回は読み直した」

椎「設定とかの問題というより、説明不足だった気がするんだよな」
秋「ま、お前がファンタジー読み慣れてないからかもしれないが」
椎「でもまあ、それを抜いても十分面白かったと思う。 登場人物の『壊れてる』感も個人的には好み。
  とにかく、明らかに普通のギャルゲとは違うベクトルへ進んでる。1章の段階でもありありと感じる」
椎「普段短編小説集を読み慣れてる人にとっては良いんじゃね? 伏線消化かなり綺麗だし。
  どちらかといえば『叙述トリック』だな。あれは(特に2章)  ひまがあれば二周することを勧める」

秋「1-4章までのなかでおすすめは?」
椎「2章。 いちばん分かりやすくて、個人的に一番気に入った伏線回収だった。  それに、さやか先輩出てる」

秋「……むしろ、俺らの理解力とか想像力が欠如しているだけな気がして来た」
椎「実際に死とかに触れたことが殆どないから」

椎「あ、一言いい忘れてた。  何故萌さん√がない
秋「知るか!」

2 音楽・演出

椎「普通」
秋「おい」
椎「強いて言うなら、演出面はやっぱり古さを感じさせる」
秋「まあ、8年前の作品だ」
椎「曲に関して言うなら、OPは超名曲」
秋「なにも知らない友人も気に入ってたな」
椎「あとBGM全般で言えば、中の上ってとこか。 雰囲気ぶち壊すような曲も別になかったし」
秋「リトバスEXのHシーンの時とか酷すぎるwww 要らんだろ」
椎「それと比べんなよ」
椎「個人的には『夏風』がお気に入り。 一曲だけだと少ないと思うかもしれないけれど、
BGMなんて無視するような人間なので気に留まった曲があるだけでも個人的には水準以上です」

椎「そうそう、1-3章まではノベル形式で、4章は一般的なADV形式な理由が分からない。 誰か情報ください」

3 イラスト

椎「奈留さん乙
秋「お前好きだもんな」
椎「いや、掛け値なしによかったと思う。 たかのん氏の絵も違和感なかったし、枚数的にもそれほど不足はないし。多いとは言えんが」
秋「でも、男キャラの立ち絵は……」
椎「………(無言)」

椎「やや塗りが濃い感もありますが、万人受けする絵ではないかと」
秋「それがまとめか」

4 システム

椎「微妙にもっさりしてるよな」
秋「PCの性能のせいじゃないか?」
椎「P4の630、512mbでも足りないエロゲって逆に気になるぞ」
秋「人工少女3」
椎「………」 

椎「曲芸伝統のあらすじモードやイベント一覧があるのは助かった」
秋「戯画システム的な至れり尽くせり感はないにせよ、これだけでも十分評価に値すると思う」

5 声

椎「鳥居さんは神」


6 エロ

椎「実用性はない」
秋「汚れてんな、お前」
椎「あと、選択肢次第ではかなり飛ばせる。 ctrlスキップ派も未成年も安心♪」
秋「いや、未成年はPCじゃやらんだろ
椎「キャラによって違いはあるけれど、回数も長さも特筆すべき点はなし」
秋「そう言うのが好きな人は普通このゲームを選ばない」
椎「まったくだ」

7 総評

椎「面白いんだけど、不思議と心に沁みなかった」
秋「なんでさ」
椎「なんかバランスは良いんだけど、特出したモノがないっていうか」
秋「それが曲芸」
椎「それとさ、この作品、あくまでライターの書きたいことを貫き通した感がある」
秋「何か問題でも」
椎「話が難解、エロくない、鍵のように泣きゲーまっしぐらってわけでもない……
そんな評判きいて、買いたいと思う人いるのかな?」
秋「いいじゃん別に。 結果的に曲芸は『水夏』で地位を確立できたんだし。
  それに、ユーザーに媚売ったはずの『ダカーポ』でファンを落胆させたことだって知ってるだろ」
椎「おいおい言いすぎだ。別に『ダカーポ』は言うほど酷くない。 シナリオは普通になってしまった感はあるが。特に眞子
  それに、売れれば名作って訳でもないだろ。 パルフェの売り上げはリトバスEXの2割にも満たない

椎「話が逸れた。    商業的な話はともかく、『ライターの書きたいこと』を貫き通しすぎた弊害として、
  ライターの自己満足的な部分が他の作品よりも強くシナリオに表れてる気がするんだ
秋「だから話が難解で心に沁みない、そしてそこが『水夏』最大のネックだ、と。  
  自分の筆力や読解力を棚に上げて何を言う。  精々校内新聞で毒にも薬にもならない記事を書いてろ。
  もしくは今の発言を死んでお詫びしますか?   丁度手元に硫酸ストリキニーネが
椎「筆力うんぬん述べたら感想なんて言えないだろ。   ま、さっきのは俺の気のせいかも知れない。
  そうそう、なぜゆえストリキニーネ。 あれ苦いんじゃなかったか」


椎「それはおいといて、今の中古相場は安すぎる!」
秋「通常版の中古=新刊の文庫本一冊だもんな。 こっちとしてはありがたいが」
椎「純粋にコストパフォーマンスで考えるならほぼ最強じゃね?」
秋「初心者やキャラゲーが好きな人には向かないけどな」
椎「それに、『好きなエロゲはなんですか』と聞かれた際、『水夏』と答えれば馬鹿にされる事はまずない。
 これが『ダカーポ』や『fate』や『shuffle』や『kanon』と答えると白い目で見られる可能性がある」
秋「聞かれることもまずない」
椎「なにはともあれ、現在の中古相場を考えれば間違いなくオススメ。
 読解力に自信があったり、短編小説が好きな人にとっては神ゲーとなる可能性あり。
 そうでない人も果敢にチャレンジしてみてください。 後悔はしないと思います。絵買いや声買い、パケ買いもアリ」
秋「なんだかんだ言いましたが結局の所オススメらしいです。  存分に名無しの少女に萌えてください



「そこはさやか先輩だーーーーーーー」


水夏のOP「flagment」

 総合評価・B+


なんとなく気になる存在

2009-03-16 00:06:47 | アニメ・マンガ・ゲーム

水夏(現代の魔球カットボールと呼ぶにふさわしい。作品自体は古いが)のあとだからこういった直球が気になる。
絵良し、設定かなり好み、値段よし。ひょっとしたら買うかも……と思ってるけど中古が出るまで待つことになりそう。

とりあえず、あらすじだけでも見てはいかがでしょうか。


……え? D.C.W.S.のレビューとか感想とか早く書け?←誰も言ってない。

一言で言うと地雷。  シナリオのヘボさも一因だが、なにより原画家変わったのは致命的といえよう。
おまけのシューティング「after banana」なんて正直フリーソフト並み。 しかも起動時強制フルスクリーンだしね。
人気作品のFDだからと言って、フォセットやhollowの出来を期待した俺が馬鹿すぎて笑える。

とまあこんなところですかね。  こいつ買うなら水夏買え。


そういえばまたまたgooブログランキングにランクイン。9810位でした。
一辺ランクインしたからと言って更新サボったらごらんの有様だよwwww

 

さて、もうすぐ春休み。  暇つぶし用にはFAでFAかなと考えていたがMP3プレーヤーの買い替えにより断念。

playしたいしたくないに関わらず気になってるのは「W.L.O.-世界恋愛機構-」   テキスト量は約6.5MBでAIRの約4倍だってさ。
ちなみに他の作品で当てはめるとこんにゃくの約3倍、fate/stay nightやリトバスEXの約1.5倍。  ある意味お買い得かも。


D.C.Ⅱ/感想 -君の事を信じているよ 教室に一人待っている- 

2009-03-04 00:07:21 | アニメ・マンガ・ゲーム

こんばんは、学生と云う括りから既にはみ出しかかってる椎葉です。
残酷な現実から目を逸らすため平日でも一日4時間のペースでD.C.Ⅱプレイ。
そして終了。
周りの奴らの表情とか点数なんてそんなもの僕にはまぶしくてみえない。


いまさらですが、D.C.Ⅱ・キャラ別の感想でも


まずは曲芸伝統の白河(ななか)さん。

前作の踏襲的部分あり。これはこれで悪くはないんだけど。  キャラとしてはかなり好きなんだけど。
シナリオ的には意外と先が読めなかった(ちなみに、このシナリオでは四角関係が形成されます)
 ななかの心の強さはパルフェの里伽子を彷彿とさせるのは気のせいか?
それが、他人の心を読める能力に裏打ちされたものだったとしても。


次は対になるヒロイン、月島小恋。

義之の、ななかに対する扱いがひどすぎる。ななか不幸属性。それしか心に残ってない。 はい次


朝倉由夢。(妹のほう)

ちなみに、前作で言うと音夢の立ち位置。  とにかく素直じゃねぇ(一応、理由もあるのだが)
これも前作と近い部分があるのと、音姫ルートの裏なことを考えるとやや減点
このルートだと音姫に誘惑されるシーンがありますが、別にNice bort.な展開にはなりません。
シナリオの根源的な部分にかかわってますからこの辺で止めますが。

前作で言う「空の睡眠薬瓶」的なセンスがこのシナリオにあればよかったのに。


朝倉音姫 (姉のほう)

メインヒロインに相応しいシナリオ。D.C.的な切なさはMAX。 こそばゆいなんてもんじゃない。
イロモノキャラでなかったことに感謝。でも扱いはあまり良くない(笑)
某ヒロインからは「(胸が)中途半端に小さい」なんて言われてたし。
「オチの説明がもう少ししっかりしていれば」と思う人は全員クリアした後おまけでもやってください。
とってつけたような中途半端なエロあたりはちょっと勿体無かったかな。  あれなら要らない。かわいいけどさ。
 そういえば、一応前作のさくら的な立ち位置になるのかな?

ちなみに、朝倉姉妹の攻略は杏orななか+美夏or小恋をクリアしていることが条件です。


雪村杏 

クールなのかどうか分からん。話も普通、と言うより先読めた。 そしてエロ絶対いらん。  次。


天枷美夏

個人的に第二のメインヒロイン。少々ベタかもしれないが、話自体はすごくいい。EDの「仰げば尊し」は軽く泣ける。

「や、仰げば尊しって、元々教師を敬う歌ですよね」
野暮なこと言うな。

ただ、このシナリオだけ桜の木が枯れないのはいかがなものかと。  
話の整合性が…… 気にしない気にしない。


芳乃さくら

前作のヒロインで、この世界の鍵となる存在。別名:自業自得少女(?)
53年経っても頭の中身はたいして変わってないようでした。
勉強できる=頭が良いというのではないことを身をもって証明してくれます(笑) もちろん、冗談ですけどね。


ゲームを通してみると、細かい造りこみや音楽、動画といった部分で曲芸の本気を感じさせる。
音楽に至っては、ボーカル曲だけで一枚アルバム組める(実際ある) movieも三本あるし。
CGの枚数も十分確保されてて、そのへん明らかに初代より上。

 ただし、ショコラとパルフェとは違い、初代をやらなければかなり意味不明になる。注意。
それと、続編という性質上、キャラを立てるのに苦労したんだなぁと感じさせる部分もちらほら。残念。

車に例えれば、富士重工のレガシイ。 メーカーの威信がかかった一作故、4年も前の作品でもあまり古さを感じない。
ぶっちゃけ、これが地雷だったら曲芸は潰れてると思う。

P.C.版の発売によって中古盤は値崩れが起きており、1500円程度で手に入る。  よかったらどうぞ。



あーあ、これくらいの文章力が自分にもあればいいのに←努力もしないくせに何を願いやがります。
精々近くの神社の桜(もちろん春にしか咲かない)にでも願ってみるか。


D.C.2 Main OP



総合評価・B


さくらのさくころ/感想 - さくらがさくにははやすぎる-

2009-02-06 22:17:31 | アニメ・マンガ・ゲーム
こんばんは、椎葉です。たびたび更新したりしなかったり。
さて、題の通りちゃちゃっとレビューでも仕上げますか。

「それならゲームなんかすんなよ」と言う突っ込みもあるでしょうけど、それはそれ、これはこれ(笑)


さくらのさくころ・レビューっぽい何か。

おまけシナリオは結構ギャグ重視。個人的には「栄養ドリンク」編がおもしろかった。
  ゆづきってあそこまでズレた人間だったっけ? と疑問に思えたけどまあ気にしない。他のおまけシナリオとして「ゆづき陵辱」編があるけれど、もちろんギャグです。

・もうひとつの方は……うん、正直に言って結構エロい。でも、全体的にキツめな描写とかはなく、
 桜乃先生もやさしい人(笑)なので個人的にはアリだと思った。実用性うんぬんは他の方のサイトをどうぞ。
  ひとつ言うとすれば、ゆづき恐ぇ――

・壁紙はなかなか綺麗な絵が揃ってるけど、全体的に明るい色調の物が多いので目が痛くなるかも。

・OVAの「はるのあしおと The Movie 桜鈴奪還」は、試みはいいけど中身はややスベり気味。過度の期待は禁物

・花札けっこう強い。フリー対戦やっても飽きない位の強さ。やっぱこれくらいは強くないと。
  しかも何気にルール設定できるし。そして花札のメーカーが九月堂(windに登場)だし。凝ってる
 ただ、ストーリーモードにセーブ機能が付いていないところがちょっと残念。あと、ご褒美絵の和と智夏は個人的には……


総合的に、「エロ」もふくめてはるおとが好きなら文句なし。こいこい分かるとなお良し。
  PS2orPCでもシーンフルスキップな人にとっては外れかも。この作品は「成長」というより「性徴」←寒い

  それはともかく、正直あの感動的な雰囲気は全くない。
  あと、レギュラー並みに例の五人組が出しゃばってくる(笑)のでその辺注意。その辺FDらしいけれど。

  言うの忘れてたが、白波瀬の話はもはや半分NTR。思わず飛ばしてしまった(笑)



――どこかのように年中桜が咲くよりも、さくらのさく季節になったことの方が重要なのだよ


総合評価 C+