女子大生のエンジャが密かに憧れていた美男子アトンと結ばれる。しかしある日、アトンは事故で急死してしまう。その3年後、法律事務所で働くエンジャの夢の中に、アトンが毎晩姿を現すようになる。はじめは戸惑うエンジャだったが、毎夜の逢瀬を続けるうち、次第に彼を心待ちにするようになっていく。そして、今まで知らなかったアトンの過去、秘められた想いが次第に明らかになり・・・。
僕は君のために蝶になる 2007年/香/ジョニー・トー
前半はかなり退屈でした・・・。
これは最後まで観られるかな~?と思っていたところ、後半からは徐々にテーマが伝わってきて、面白く観ることができました。
特に、ボートに乗っているシーンで、成仏できないでいる霊が、「お先に~」と言って笑顔で天国に向かうシーンはよかったです。
この辺りから、主人公の気持ちの変化と共に、お話そのものや、映画全体がクリアになってきたと感じました。
前半の退屈さはこの後半の為であるとは思いますが、それでも、もう少しなんとかならなかったかな~?なんて思いました。
ジョニー・トーはこういうお話も撮るんですね~。