神の手 上・下
パトリシア・コーンウェル 著 講談社文庫 / 2005.12
人はなぜ殺すのか。その答えを探すため、元FBI心理分析官ベントンは、
収監中の殺人犯と対峙していた。
面談のなかで未解決事件の手がかりを得た彼に、惨殺死体発見の知らせが届く。
遺体にべたべたと残された赤い手形は何を意味するのか?
ベントンは助言を得るべく、恋人の検屍官スカーペッタに連絡をとる。
あれ~??
デビュー作であるこの検死官シリーズの1作目からのファンであり、毎年の新作の発売をとても楽しみにしている私としては、14作目にして初めての“イマイチ”でした。
あまりにもあっさり読めて、そして、あっさり終わってしまったような気がします。
おまけに、犯人が“解離性同一性障害”の女。
って事は、ホッグもスティビーも柑橘類検査員もMRI検査技師も、み~~~~~んなヘレンだったって事になり、男にもなれてしまうのには驚いたけど、ちょっと拍子抜けでもありました。
そして、何よりも、スカーペッタの魅力が存分に生かされていないのがとても残念です。
他にも、事件の1番の鍵でもあり、またもやルーシー?と思わせられるルーシーとスティービーの関係は実にあっさり・・・。
ルーシーとジョニー・スイフトの関係はもしかして??と思わせるような、お腹が大きいらしいルーシーは何だったのか?ただ太ったという事なのか??
ルーシーの脳腫瘍については、きっと次回に続くのだとは思うけど、長年のファンとしてはいささか消化不良気味・・・。
これは1度読んだだけではスッキリと理解するのは難しそう。読む本がない時にでもまた読んでみよう。
この小説は確かに実家の母親の手元にありますが・・。
まだ私のところには”おこぼれ”届いていません(笑)
あ~。でも今いちですか!!!
シリーズ化になって、微妙にマンネリ感があるものの、
乗り切ってきたコーンウェルだったのに・・・。
とは言え、早く読みたいです♪
お久しぶりですね♪
う~、ホント、毎日寒いです。風邪、ひいてませんか?
むふふふ~、お母様、もちろんゲットでしたか? もう読まれたかしら? お母様の感想はどうだったかな~?
おこぼれ、早く届くといいですね!(笑)
あ、そうそう、そうなんですよ~、今思うとね、あっさり読んじゃったからイマイチだったのかな~?う~ん、でも、やっぱり物足りなかったと思うけど・・・。
検死局長時代が1番面白かったような気がしますね~。
そうそう、と言いつつ、これからも読みます!
読み終わったら感想を聞かせて下さいね~~~。