かのこちゃんとマドレーヌ夫人
万城目 学 著 ちくまプリマー新書 / 2010.1
かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。
マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。
その毎日は、思いがけない出来事の連続で、
不思議や驚きに充ち満ちている。
今年1番の大傑作です!!(まだ2月ですが・・笑)
とにかく可愛らしくて、楽しくて、泣けます!
すずちゃんとのお別れはとても切なくて、でも、かのこちゃんとすずちゃんの成長がうかがえて、とても素敵なシーンでした。
玄三郎のお別れはどうなっちゃうんだろう?と考えただけで泣けてきましたが、かのこちゃんやお父さん目線ではなくマドレーヌ夫人目線のお別れだったのがとても良かったと思います。
マドレーヌ夫人の“猫股”の術(?)もとても面白くて、かのこちゃんへのお礼もとても素晴しいものでした。
も~、本当に本当に素敵なお話です。
ありがとう!マキメ!!と叫びたいくらいです(笑)。
と言うワケで、変わらぬマキメの世界に思わず“鼻てふてふ”でござる。
“フンけーの友”の“茶柱”にも大爆笑でござった。
あ~~~~、マキメどの、そなたは本当に、なんていうか、ブラボーでござる。
でもって?かのこちゃんの父上は鹿男でござるか?