ただの映画好き日記

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黄金のアデーレ 名画の帰還

2016-12-07 | 映画 ア行


20世紀が終わる頃、ある裁判のニュースが世界を仰天させた。アメリカに暮らすマリア・アルトマン(82歳)が、オーストリア政府を訴えたのだ。“オーストリアのモナリザ”と称えられ、国の美術館に飾られてきたクリムトの名画<黄金のアデーレ>を、「私に返してほしい」という驚きの要求だった。伯母・アデーレの肖像画は、第二次世界大戦中、ナチスに略奪されたもので、正当な持ち主である自分のもとに返して欲しいというのが、彼女の主張だった。共に立ち上がったのは、駆け出し弁護士のランディ。対するオーストリア政府は、真っ向から反論。大切なものすべてを奪われ、祖国を捨てたマリアが、クリムトの名画よりも本当に取り戻したかったものとは。

黄金のアデーレ 名画の帰還 2015年/イギリス/サイモン・カーティス





とても興味深いお話でした。
そして、その興味深さを見事に満足させてくれました。
こういった満足度の高い映画、大好きです。

ナチスのしでかした最悪なことよりも、同じ傷を負ったはずのオーストリア人が、
1番深い傷を負ったオーストリア人の気持ちに寄ろうとせず、更に傷付けようとしたことに不快感を覚えました。
相手を思いやり、尊重する気持ちが欠けていることが争いのきっかけになるなのかな…って思いました。
そして結末、オーストリアが卑怯な国じゃなくてよかったです。

ヘレン・ミレン、もちろん文句無しです。
ランディ役のライアン・レイノルズもよかったと思います。
最初は全く頼りなくて、役柄がそのまま不安に繋がってしまいましたが、オーストリアに行ったことによってもたらした彼の変化が、
とても力強くて、一気に頼もしく感じられ、そういった目に見える成長が心地よかったです。
ダニエル・ブリュールが登場した時には、思わず「あ!」と声が出たくらい、この映画に必要な存在だなーと一瞬で感じました。
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