何だか東京を出るって決めてから、自分なりに一皮向けたよーな気がする。地に足が着いたとゆーか、将来のビジョンが具体的に見え始めたとゆーか。結局俺ぁ移動型遊牧人種じゃねってこった。
実際、東京は刺激的で妖艶でエキセントリックでアバンギャルドな街で好きなんだけど、どーしても自分の将来が具体的に見えてこなかったんだよなー。何でやろ?多分宮崎の呪縛もあるし、東京で培われた感性のせいかな。
東京はカオスやけど、例えるなら、東京(都市の中の都市)は許容のある器で、中身は限界があるっつー二面性を持つから、キャラの一人歩き現象じゃないけど、実際のキャパに、肥大し増大する中身が収まりきらない感じがします。俺の東京で出会った人やモノ、コトに養われた感性は東京じゃ包みきれんくなったっつー感じかなぁ。なんかパンクしちゃいそうやもんね。
逆に広い大地と温和な気候を持つ田舎はまだまだ中身は少ないけど広い風呂敷みたいなもんだと。
ん~、例えが分かりづらいな。東京は俺が立ってる完成間近のゴッホの絵だとすると、田舎は俺の立つ真っ白なキャンパスってとこか?感覚的なもんで表現が難しい…。まー、東京は田舎と違って何もせんでも刺激はあっちから来てくれるし、与えてくれる素晴らしいとこ。でもいざ何かやろう!って思うと窮屈さを感じるっつーか。頭の中を人生で表現しよーと思ったら、やっぱ風呂敷か白いキャンパスになっちゃうんですなー。あくまで俺の感覚ですが。相性か、な。
上京するまで宮崎の山中に監禁状態やったし、実家も旧薩摩藩の西の最果てだから、実際んとこ宮崎の事あんま知らん。つか九州を知らん。だから、俺にとって帰郷ってのは、なんか生まれた時からの婚約者によーやく向き合えるよーな心地です。
もー、楽しくてしょーがないもんね。次から次にやりたい事が浮かんで、東京ん時より忙しくなりそう。
具体的に案はまた次会。