IPv6ツアー 熊本～広島

IPv6 Summit，JANOG参加で熊本へ，技術者の為のIPv6セミナー講師で広島へ行ってきた．


IPv6 Summitは変わり映えしない内容，会場の雰囲気だったがJANOGの熱気は凄かった．会場は同じだったがIPv6 Summitでは空席だったデスクのない座席の後までギッシリで，まあ形態がそうだからというのもあるが，出席者の多くが発言していた．やはりエンジニアの集まりでネットに対する真剣さというか関わりの深さが違うんだろう．

IPv6 Summitでは場内からIPv6を使いたくてもサービスがないとの声．これに対して事務局側のMRI，F島さんが「OCN IPv6とかあるけど」と宣伝してくれた．もっとも意見を出された人はそのことは知っていて，トンネルサービスじゃなくnativeなサービスを出せということだった．

JANOGは初日，IPv4アドレス枯渇時には経路が爆発する，特にアジアは細かくアドレス分けてるという経路問題とか．またDNSのルート・サーバのうち４つにいよいよ東海岸時間で２月４日の遅めの午前にAAAAがふられることになったと，ハワイに滞在中の加藤先生に会場からIIJのM崎さんの携帯電話でつないで報告された．二日目がIPv6関連の面白そうなネタ（NTTのNGNはいけてね～がインターネットにつなげちゃえば等）が多かったが，残念ながら広島の講演と重なり欠席．参加していた人に後で様子を聞くことにしよう．

併設されていた展示会では，沖縄美女の会の中核メンバ，yokoさんが展示．オフィス系ソフトがASPで使えてしまうサービス．便利そうなので申込もうと思う．

広島はCSI主催のセミナで講演．私の前にパナソニック・コミュニケーションズの水谷副社長が講演，NTTのへんちくりんなアクセスラインとISPのNWに言及していた．やはりワンネットワークだよねぇ．この件，一番責任あるのはS省，ついでNTT持株だろう．パブコメ募集中のNGNの認可案の内容が微妙だが，その辺の自覚が双方に欠けているのでは．まあ，このままNTTがおかしな形で分断されて，nativeなIPv6（もちろんインターネットの）が提供されないのであれば，KDDIやSoftBankのワンネットワークにユーザは流れちゃうだろうなぁ．NTTがまともなIPv6を提供しないってのは日本としても困ったことだと思うけど．

などなどIPv6な話は兎も角，出張時の楽しみは食べ物．熊本では２回の昼食ともラーメン．最初が一麺やの豚骨醤油系の特製ラーメン．一蘭に似た感じで美味しかった．たかさんは２玉もお代わりしてた．いつものことか．


二日目はにぼらやのラーメン．これは東京のラーメンと同系統な感じで美味しかった．


熊本ではやはり馬肉．T山さんお勧めの菅之屋へ行ってレバサシや鍋を食べた．ただ私には上品過ぎる感じで味は薄く食感を楽しむものなのかと思った．馬肉が全国区にならないのがわかる．


一方広島では魚樽での懇親会の後，CSIの広島市立大の先生に，お勧めのお好み焼屋さんでご馳走してもらった．ここのお好み焼はもやしがたっぷり入っているのが特長．キャベツ同様もやしもしゃっきり蒸し上がり，美味しかった．やはり私にはこちらの方がいい．


帰りも広島空港にある，確か広島大学の先生が勧めていた，「みっちゃん」でお好み焼．これも美味しかった．


来週からはシリコン・バレーでIPv6推進活動．資料がまったくできてない．これから準備しないとな．英訳するだけだけどｗ

一方フミのSkil-Shimanoデビュー戦となるTour de Qatarも始まる．