帰宅時、駅の外は雪混じりの冷たい雨が降っていた。
出口の端に4,5歳の男の子と2,3歳の女の子が
外をみつめ立っていた。とても寒そうだ。
女の子は今にも泣き出しそう。
私は通り過ぎることが出来ず「だいじょうぶ?」って声をかけた。
男の子が言う。
「ママがかさをかいにいったの。」
「そう。」 (迷子じゃないな・・・よかった)
「○○ちゃんがおしっこっていうんだ」
「えっ、・・・」
「だけど、僕はここのトイレの場所がわからないの・・・」
と、かなしそうに言う。
「ママはすぐ帰ってくるからね。
僕たちがここにいないと、ママはとっても心配するから、
もう少しがまんしてね。」と言うと
「僕ならがまんできるけど・・・
○○ちゃんはちっちゃいから・・・」
兄の自覚が出来ている!!
向うから小走りの女の人、もしかして・・・
「あっ、ママだ!」
「よかったね。」
ママが笑顔で言った。
「すみませ~ん」
ほんの数分の出来事。
私の心は温かくなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/5b/09ebd8368c79024c47251ce65cf660c6.jpg)
工芸創作盆栽
出口の端に4,5歳の男の子と2,3歳の女の子が
外をみつめ立っていた。とても寒そうだ。
女の子は今にも泣き出しそう。
私は通り過ぎることが出来ず「だいじょうぶ?」って声をかけた。
男の子が言う。
「ママがかさをかいにいったの。」
「そう。」 (迷子じゃないな・・・よかった)
「○○ちゃんがおしっこっていうんだ」
「えっ、・・・」
「だけど、僕はここのトイレの場所がわからないの・・・」
と、かなしそうに言う。
「ママはすぐ帰ってくるからね。
僕たちがここにいないと、ママはとっても心配するから、
もう少しがまんしてね。」と言うと
「僕ならがまんできるけど・・・
○○ちゃんはちっちゃいから・・・」
兄の自覚が出来ている!!
向うから小走りの女の人、もしかして・・・
「あっ、ママだ!」
「よかったね。」
ママが笑顔で言った。
「すみませ~ん」
ほんの数分の出来事。
私の心は温かくなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/5b/09ebd8368c79024c47251ce65cf660c6.jpg)
工芸創作盆栽