みちのくレースのおたのしみ

岩手競馬にまつわるあれこれ。とか。

本日は7頭取り消し

2007年08月25日 | 岩手競馬
 今日25日の水沢競馬では7頭の取り消し馬が出ました。昨日の検査結果を受けての措置です。
 明日・日曜日の分は検査結果待ちで、何頭かの取り消し馬が出る事は避けられないでしょう。前売りがある重賞レースに出ないとも限りませんので、購入の際はその点を気にとめておいてくださいませ。



 昨金曜夜の「勝ちそー」には山手獣医と出演。「競走馬は皆、馬インフルエンザのワクチンを打っている」「それでもかかる馬はいる」「競走馬は人間で言えばオリンピックに出るようなアスリート、少々の病気にはへこたれない体力の持ち主」こういう事を獣医さんの口から言っていただけると、やはり説得力があります。
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馬インフルエンザ・さらに続き

2007年08月24日 | 岩手競馬
 昨日は「陽性馬がさらに増えた」という所までで終了。今日は土曜出走予定馬の全頭検査が行われています。
 朝の7時からという話でしたのでちょっと見に行こうかとも思いましたが、私自身がウイルスのキャリアになっている可能性も0ではないので自重しました。こういう時は現場の関係者さんに任せておくのがいいでしょう。
 検査結果は夕刻には分かると思います。結果が出次第公式HPにアップという手はずになるでしょうから、それまでしばらくお待ちください。



 で、陽性馬・発熱馬の増加を受けて新聞のトップに近い方に書かれているのですが、「予想していなかったほど感染馬が出た」という発言はいただけないですね。水沢在厩馬が全部陽性でもおかしくないのだからここは『陽性馬が出るのは予想通り。むしろ予想よりも少なかったと考えている』と言うべきでしょうに。

 今回の馬インフルエンザは『つい最近・ある一点から』始まったのではなくて、『ある程度面に拡がって』から分かったものですから、感染馬が出る事自体、なんら不思議な事ではありません。むしろ出ない方がおかしいくらいです。
 
 なのに「出た事自体」を叩くのは、岩手日報にしても他のマスコミにしても、それはダメですよ。
 どうしても叩きたいのであれば、それはその後の対応の部分なんじゃないですか。

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馬インフルエンザ続報/25日からは開催へ

2007年08月22日 | 岩手競馬
 ちょうど今頃、記者発表が行われているはずです。
 馬インフルエンザ陽性馬3頭が出た、と伝えられた岩手競馬ですが、対策をとった上で25日からの開催を予定通り行うと発表しました。



 私のスタンスは何度か書いているとおりで「とうの昔に広まってしまっているのだから、調べたら出て当たり前」。なので、岩手で陽性馬が出たのには特に驚きはありませんでした。

 今週末の開催はどうなるのか、さすがに1週間3日分は無理かな、と思いましたが、JRAが今週末開催すると発表した時点で、それなら岩手もやる方向になるだろうな、と感じました。これも驚きは無し。



 まあですね、JRAがやると発表する前後、「感染しているのにレースに出して影響はないのか」という疑問の声が出ましたが、私の大幅に個人的な想像ではインフルエンザが蔓延しはじめたのは昨日今日じゃなくて、もっと前なんだと思うのですよ。恐らくは陽性馬・感染馬に気付かないまま何回か開催週を過ごしてきたんではないでしょうか。
 もしかしたら、今何ともないように見える馬だって、何日か前にやられてそして回復していたのかもしれません。私たちは“今まさに拡がりつつある”状況ではなく、“ある程度拡がりきった最後の段階”になってようやく気付いただけなのかもしれない。それで特に何ともなかった。だったら現実的な問題はないや、ってことなんじゃないのかなと。

 「もう感染し切っている状況」だという前提であれば、選択肢として挙がるのは「ウイルスが完全に終息するまで何週間かかっても待つ」か「現実的な問題がないという事にして今すぐ再開する」の二択ですからね。
 ま、もの凄く政治的な決着だなとは思いますが、完全終息を条件にするとあまりにもハードルが高くなるし・・・。

 ただ、JRAや岩手がやるといったのはあくまでも自分の縄張りの中の競馬だけです。交流レースだとか馬の転出入が以前通りになるには、これはかなり時間がかかるのではないでしょうか。自分のレースは思い切ってやるだろうけど、こういうところは厳しくなるでしょう。やっぱり。



 岩手では明日、陽性馬の出た厩舎の全頭を検査するとの事。他地区に遠征した事のない、最近はずっと牧場に出た事もない馬が感染していたのだから間違いなく他の進入ルートがあったでしょう。本気で調べたら陽性馬は増えるでしょうが、もうそれで一喜一憂しない方がいいと思う。

 あとは、元々夏に蔓延するような病気じゃない。猛暑のおかげで季節はずれの蔓延をしてしまったのでしょうから、涼しくなって馬が体力を取り戻して、感染している馬が発症しないよう、発症しかかっている馬がひどくならないよう、いい方に進んでくれる事を期待しています。
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岩手でも馬インフルエンザ発生

2007年08月22日 | 岩手競馬
 先ほどリリースが回ってきたので公式HPにアップしました。続報は今のところ来ていません。

 前回書いたように本格的な検査を進めればまず間違いなく陽性馬が出ると思っていたので、出た事自体に驚きはありません(JRAや金沢競馬の例の通りです。「本当は分かっていたのに隠していた」という意味ではありません。念のため)。

 問題は今後の対応です。
 例えば『怪しいと思っていて隔離していた馬を検査したら陽性だった』と『これまで普通に厩舎に置いて、調教も他の馬と一緒の馬が陽性だった』では状況が異なります。
 今のところ陽性馬がどういう状況なのかまで分かりませんので、ここから先はひとまず保留。
 続報が届き次第書きたいと思います。
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6回水沢競馬売上げ動向/その他

2007年08月19日 | 岩手競馬
 真夏の6日間連続開催がついに終わり、ホッとしているよこてんです。
 後半3日くらい涼しくなってくれたおかげで、身体的には思ったより楽に乗りきる事ができました。これが逆に「前半涼→後半暑」だったら死んでたな。

 いろいろあってきっと皆様ご注目でしょう、6回水沢競馬の売上げ動向です。
 例によって例のごとく今年(対前年比)、ただし昨年のお盆は変則ではあったものの8/13(日)〜8/15(火)、8/19(土)〜8/21(月)とわりと暦通りで、かつ盛岡と水沢にまたがっていました。そこを念頭に置いた上でご覧ください。

08/14 1億2780万3100円(83.4%)
08/15 4億1614万6700円(99.4%)
08/16 1億6487万9300円(77.5%)
08/17 2億0616万7000円(94.1%)
08/18 2億4817万0900円(110.7%)
08/19 3億1833万5300円(133.1%)

 最終日の今日はグレードレース日以外で今年初の3億越え。開催6日間トータルでも前年比プラス。比較した昨年は全部1日11Rで行われて計66R、今年は9R編成日もあって計60R。それを考慮すれば大幅増と言ってもいい。
 特にこの土日は予想通り増えました。土曜の南関・上山・福山、日曜の金沢・東海の場外が入っていればこの2日間だけでプラス1億円もあり得たのではないか。
 今日など、ネット投票が約1/3を占めた模様です。



 とまあ、思わぬプラス側の余波を受けた岩手競馬ですが、安心していてはいけません。
 馬インフルエンザ対策で競走馬移動制限がかかったために自場の入退厩だけでなくJRAや他地区との間の転出入も困難になっており、長引けばいずれ馬資源・レース編成に影響してきます。交流レースにも当然影響します。
 特需なんて浮かれている場合じゃないですよ。いずれ、今回ちょっと増えた分の何倍ものマイナスがやってくる可能性があるのです。

 まあですね、競馬以外のギャンブルがウハウハするのはいいとしても、競馬はこの件に関してはJRAも地方もひっくるめて一心同体、このまま馬インフルエンザの影響が長引けばマイナス効果しかありえず、そしてそれは全国の競馬場をめぐり巡ってしまうのです。



 JRAに続いて大井競馬、ホッカイドウ競馬、金沢競馬が馬インフルエンザの影響によって開催中止に追い込まれました。感染馬が現れてから急遽開催中止するという状況をドタバタしているとかスマートでないと感じられる方も少なくないと思いますが、現状ではこれも仕方がないと私は思います。

 前回も書きましたが、元々夏場で馬が弱る季節、加えて猛暑で体調を崩し気味の馬が多いので、“熱を出したから”“風邪っぽいから”くらいでは特別に注意されづらい。
 獣医さんとか厩舎関係者にとっては、真夏にインフルエンザが流行るという事は普通はまず無いことだから、そんな認識も薄い。

 そして検査しようにも検査キットとか人手とか時間とかが足りない。
 検査キットは、JRAの騒ぎの後一気に品薄になってしまって、検査したくても手に入らない状態だそうですね。今週くらいから解消されるという話ですが。
 人手と時間という点では、例えば岩手競馬ではざっと900頭が在厩しています。1頭あたり検査に5分かかったとしてのべ4500分。1日10時間休み無くやったとしても1週間分です。手分けしてやったとしても今日の明日では終わらないですわね。

 なので、明らかにインフルエンザという症状の馬が実際に出てから、それから対応が始まるような形になってしまうのは仕方ないかと思います。



 私は思うんですけど、今回の馬インフルエンザは「今まさに伝播しつつある」のではなくて、「すでにかなり広まってしまっている」という前提で対処しなくてはならないのではないでしょうか。

 一応、今のところは「JRAからの転入馬が怪しい」という認識ですが、交流レース、外厩や民間トレセン、牧場、はては積みあわせの定期便までJRAはじめ他所の地区の馬と接触する機会はいくらでもあるわけで、もし広まりはじめて時間が経っているとしたら、ウイルスはすでに全国に広まっていておかしくないでしょう。

 現時点での各地の調査はあくまで目視メイン、外見の異常の有無を見て特におかしい馬を検査した程度ですが、本格的に検査キットによる全頭検査が行われはじめたら、JRAがそうであったように、陽性馬がボロボロ出てくるのではないかと危惧しています。
 そこで大事なのは感染馬が見つかった後の対処をきちんとする、二次感染・伝播を防ぐ、終息を早めるよう必要な手段を執る、という事でしょう。
 “いないと思っていたのに検査したら感染馬が見つかった”という事になったとしても、現状ではもはや仕方がない。それよりは見つかった後の対処がきちんとできるよう、段階に応じて打つべき手を考えておかなくては。

 一般のマスコミの方々も、もしそうだったとしても「感染馬がここにもいたぞ!なんだこれは問題だ!」みたいなスキャンダラスチックにやるのではなくて、ではその後の対応がどうだったか、必要な手を打っているかどうか、という点を冷静に見て伝えていただきたいと、切に願います。
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