@越後の山歩き日記

新潟周辺、近県の百名山などが中心です。個人的な覚書ですが今後の山歩きの参考になれば幸いです。(2005.10.16~)

新春雑感 戌年 

2018年01月13日 | 雑文

2018.1.13(土) 晴れのち雪

 年が明けて早くも2週間になろうとしている。新潟市内は昨日までの8年ぶり積雪80cmの大雪が上がって、今朝は日が差し穏やかである。
 今日は大学入試センター試験の日だが、昨日までの大雪の影響でJRの一部運休や高速道路の事故による通行止めも出ているようである。

 午後からスポーツジムに行ったが、駐車場が一部雪で使えないため満車で戻ってきた。
 
 この日記も2006年の開始から、山の記録を中心に気の向いたときに取り留めのないことを時々書き加えて2度目の戌年を迎えた。

 以前は冬でも、たまに訪れる晴天の日に五頭山や菅名岳などに登って、真っ白な雪の上を歩く新鮮な感触や、山頂から見る白い大地とブルーの空の対比を楽しんだこともあったが、最近は支度をして出かけようという気力が失せてしまった。

 3月18日の新潟ハーフマラソンに申し込んで、2か月前なのでそろそろ気合を入れて練習をという時期だが、その前に所属する合唱団の演奏会があり、そっちの練習もおろそかにはできない。
 当然だが生活を支えるための仕事もあり、高齢となり健康状態も不安となってきた同居の父も気がかりであるし、来月からは地元自治会の仕事も手伝うことになった。
 こう考えてみると、いろいろあるのだが、どれも尻に火がつかないと本腰が入らないようだ。
 考えようによっては、ある程度気を抜いているせいで、出演オーデションのある合唱団への参加やフルマラソン参加、そして年に1回重い荷物を担いで1、2泊の単独テント山行も長く続けていられるのかもしれない。
 
 昨年10月に、カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞の話題から勢いでアマゾンに同氏作の「The  Remains of  the Day」(邦題:日の名残り)の原書を注文した。世界中で話題になっているため入荷待ちで3週間後に届いた。
 20年以上小説と読んでなかったし、英文を本格的に読むのも10年ぶりくらいだったので、読み通せるか不安もあったが、案ずるより産むが易しで一部正確な意味の分からないところもあったが5週間ほどで250ページを楽しく読み終えることができた。
 これに気をよくして12月半ばに2冊目の「Never Let Me Go」(邦題:私を離さないで)を注文したらこちらはすぐに送られてきて、年末年始休みと成人の日の3連休で280ページを読み終えた。英文に慣れたためと、こちらの方がクローン人間というSFの体裁をとってはいるが、内容的には青春期の男女ののもがたりであり、また、一部謎解きの面白さもあって引き込まれてしまった。最後は宿命で次々に死んでいくのだが、そこは割とさらっと書かれていて事前に思い込んでいたほどの暗さはなく映画やにドラマにもなったりファンが多いのも頷けた。
 2冊読んだらお腹一杯で、こちらはしばらく休みである。

  

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